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公立高校からの京大受験戦略15【退路を断つために必要な事】

公立高校から京都大学に現役合格を目指すための戦略について書いています。今回はその15回目です。前回はこちら。

前回は、部活生の引退後の戦略について書いています。

今回は、今現在の立ち位置です。

京都大学を目指す受験生にとって、京都大学以外は眼中にないというのは、むしろ少数派ではと思います。これが東京大学との大きな違いかもしれません。

九州の受験生の場合、「九大でもいいかなと思わなくもない」というのが受験生の心理です。そんな受験生にとって、心理的に後押しするのは、成績です。

この時期、模試で九州大学でA判定を取ることは、大切です。お住まいの地域が首都圏、関西圏でなければ、地域に一番近い旧帝国大学やそれに準じる難易度の大学でA判定を取ることです。

これが退路を断つ最大の要因になります。

現役生の場合、模試の成績が急降下することはあまりないので、今後もA判定を継続できる可能性が高いです。

なので、気持ちの面で、上を目指そうという後押しになります。

受験生の中に、成績と連動せずに、京大を目指しますという方がいますが、ほとんどが現実に吸い込まれてゆきます。その意味で、模試の結果という客観情報の持つ意味は大きいと言えます。

言い換えると、この時期、退路を断てるかはとても重要ということです。

夏前のこの時期に、心理的に退路を断てれば、夏、秋以降の勉強のグレードを上げることができますし、数学、理科を京大仕様にカスタマイズする勇気を持てると思います。

現役で京大を狙うためは、今現在、正しいポジションにいるのかを意識して欲しいところですね。

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