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キミは何時(いつ)受験生になるのか?【高2生向けの講座を担当して思うこと】
今日で8月が終わりますね。学校によっては、2学期が始まっているかと思います。高校2年生は、高校生活の折り返し地点でもありますね。
今回は、高校2年生について感じたことを書いてみたいと思います。
この夏、高校2年生向けの数学の講座を担当しました。講座を通して、彼らの「変化」を感じる部分がありました。
夏期講習では、復習をメインに対応しています。彼らが通う学校の多くは、数学ⅠAⅡBをほぼ習い終わり、学校によっては数学Ⅲに入っている感じです。そのため、復習は主に数学ⅠAⅡBの範囲で行い、こちらが指定した範囲と自分で設定した範囲の復習を行って夏の学習を終えています。
基礎からやり直した生徒の中には、数学Ⅰの単元によっては、「今の時点でやり直すと、そこまで難しくないな」と感じた生徒もいたようです。
高校2年生にとって、大切なことは自主性の育成だと思っています。受験への意識づけを少しでも高められるかに腐心します。復習の範囲を生徒に決めてもらうのもその一環です。
すると、生徒の中には、受験への意識が芽生えている生徒も出てきています。自分の弱点と感じる単元が可視化され、俯瞰的な視点が出てくるようです。
このような視点を獲得すると、受験までの時間があまりないことに気づく場合があります。理系だと理科もあるし、英語もある。のんびりできないなと思うことはとても意味があります。
よくできる生徒であっても、受験への意識の弱い生徒は、ほぼ確実に後手を踏みます。医学部を目指している場合だと、高3の春の模試が、ある程度の流れを決めてしまいます。ここで乗り遅れると大半が失敗の末路となります。
そう遠くない未来を見据えると、いかに自分が受験生になるんだという意識を自発的に獲得できるかがとても大切だと思います。
彼らの方から、自主的な提案や相談が来ればベスト。
心の中で、「君たちは何時、受験生になるんだい?」と呟いています。
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