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11月は潮目が変わるタイミング【浪人生は現役生の「覚醒」を前提とする準備を】

11月に入りました。11月は、大学受験において、現役生の変化を感じるでも時期でもあります。

夏に頑張ったご褒美に加え、全体的な理解力が上がり、それが勉強へのモチベーションにつながり、それが数字を押し上げます。まさに、正のスパイラルに入ることで、目に見える変化を実感させるのです。

すべての科目がある程度数字が整わないと志望校の判定には反映しませんが、手ごたえを実感できる現役生は、一定の確率で合格します。

偏差値などよりもこちらの「実感」の方があてになる。偏差値は、現役生の場合、平均という指標をとれないからだと思っています。

一方で、浪人生は、ある程度の数字が固定してくる人が多い。安定してきたといういい面もありますが、伸びしろが少なくなっているともいえる。
今後は、この現役生の爆上がりを見越したマネジメントが必要となるのではと思います。

こちらでも書いていますが、背後からひたひたと迫りくる現役生の影を意識しつつ、何とか逃げ切りで勝つという意識を高めておくといいのではと思います。

現役生の「覚醒」を見越して、
得意科目は、1割程度の割引と不得意科目は、1割程度の増強を目指してバランスをとるように勉強の配分を考えたいところです。

多くの浪人生は、現役生時代に不合格になった大学を確実にとることがまずは大切な目標。この時期の高望みは致命傷になることもある。

浪人生らしい「大人の」広い視野で乗り切ってほしいなと思います。

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