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「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト」交流イベントを開催しました!

 皆さん、こんにちは。デジタルサービス推進課スマートシティ推進担当です。
 我々が取り組んでいる「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト」では、独創性・機動力を有するスタートアップ等の力を生かし、都内の様々な地域でスタートアップ等によるスマートサービスの実装事例を創出することで、都民の皆様の生活をスマートサービスでより便利に、より豊かにすることを目的とし、取組を進めています。

※本事業の概要は、以下の事業ホームページでもご紹介しております。

 この取組の推進に当たっては、スマートサービスを提供するスタートアップ等の掘起しやサービスの実装支援を行う「スマートサービス実装促進事業者」(以下「実装促進事業者」とお呼びします。)と、スマートサービスの導入先となるフィールドを提供する自治体、エリアマネジメント団体、ディベロッパーなどの「スマートシティ基盤提供者」(以下「基盤提供者」とお呼びします。)との連携がとても重要になります。そこで本事業では、実装促進事業者と基盤提供者を中心にスマートサービスの実装に関わる様々なプレーヤーの連携を促進するため、関係者が一堂に集い、出会って直接会話できる機会として、年に数回、交流イベントを開催しております。
 この記事では、12月に開催された今年度2回目のイベントの様子を紹介させていただきます!

 今回のイベントには、スマートサービスに関心のある自治体や企業関係者、スマートサービスを提供するスタートアップなど、約60名の皆様にご参加いただきました。

 今年8月に開催したキックオフイベントでは、事業概要説明や実装促進事業者からの取組紹介をメインに行いましたが、今回はそれだけではなく、基盤提供者と実装促進事業者のパネルディスカッションや、自治体や企業からのリバースピッチなど、本事業に関心を寄せていただいた皆様に対して、本事業の取組についての理解をより深めていただけるような内容で開催しました。

 基盤提供者と実装促進事業者のパネルディスカッションでは、本事業を通じて、実際にスマートサービスが実装された事例について、サービスの実装に尽力された基盤提供者の方、スタートアップや基盤提供者のサポートを行った実装促進事業者の方にご登壇いただき、連携のきっかけや、連携してよかったことなどについて、経験談を交えながらクロストーク形式でお話いただきました。

 基盤提供者の方からは、たくさんのスタートアップとやり取りの経験がある実装促進事業者が潤滑油のような存在となってくれたので、基盤提供者とスタートアップとのやり取りがより円滑に進んだ、実装促進事業者の後押しにより実証から実装までの期間を短縮することができた、といったお話があり、基盤提供者と実装促進事業者とのコラボレーションにより、スピーディなサービス実装が実現した様子を伺うことができました。
 また、実装促進事業者、基盤提供者、それぞれの立場から今後の展望やトライしていきたいことを発表いただき、実装促進事業者の方からは、都民の皆様がどこでもスマートサービスを利用できる環境を実現していきたいという力強いお言葉をいただき、都担当者としても身が引き締まる思いでした。

 リバースピッチでは、以前からスマートサービスの実装、実証に取り組まれている企業や自治体のご担当者から、取組状況や今後の展開についてご紹介いただき、発表内容に対する意見交換を行いました。
 特に、今後の展開については、更なる取組の推進に当たって、スタートアップとの連携可能性があるのか、実装促進事業者として何かサポートできる場面があるのかなど、実装促進事業者から質問が投げかけられる場面もあり、本事業との連携可能性を感じられる一幕もありました。

 また、前回のイベント同様、最後にはネットワーキングの時間を設けました。終了時間になるまで至るところで話が盛り上がっている様子が見られ、イベントは大盛況に終わりました。

 今後も引き続きこのような交流の機会を設けていきたいと考えておりますので、関心のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ事業ホームページの問い合わせフォームからご連絡ください。

●終わりに
 本事業も開始から間もなく丸2年となり、東京都内の各地へ、様々な分野のスマートサービスの実装が進んでいます。
 本事業の取組については、「シン・トセイポータル」でも紹介しております。四半期ごとに取組状況を発信してまいりますので、こちらもぜひご覧ください。