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「つながる東京」の実現に向けて!「つながる東京」3か年のアクションプランを策定しました

 皆さん、こんにちは!つながる東京推進課です。今回は、「つながる東京」の実現に向けて、2024年度からの3か年で集中的に行う取組と具体的な目標を定めた「つながる東京」3か年のアクションプランについてご紹介します。


「つながる東京」展開方針について

 アクションプランは「つながる東京」展開方針に基づき策定しています。まずは、この「つながる東京」展開方針について、簡単にご説明します。
 都は、通信基盤を電気・水道、下水道・ガスなどに並ぶ「基幹的インフラ」と捉え、あらゆる人やモノが、いつでも、どこでも、何があってもネットワークに「つながる東京」を目指しています。
 そこで、5GやWi-Fiなど、通信手段ごとの整備の方向性やロードマップを示した「つながる東京」展開方針を2023年8月に策定しました。「つながる東京」展開方針については、別の記事で詳しくご紹介していますので、併せてご覧ください。

「つながる東京」3か年のアクションプラン

 それでは、早速アクションプランの内容をご紹介します。アクションプランには多くの取組が記載されているため、今回はいくつかピックアップしてご説明します。

●5Gの更なる展開に向けて、「重点整備エリア」を設定

 都民のQOL 向上や防災力強化のため、通信が集中する高トラヒックな場所と防災上重要な施設周辺を高周波数帯5Gの「重点整備エリア」に設定しました。

(「つながる東京」3か年のアクションプランより抜粋)

 「重点整備エリア」での高周波数帯5Gエリア拡大に向けて、様々な取組を進めていきます。例えば、区市町村本庁舎周辺では、都内の区市町村に対して都がハンズオン支援を行うことで、区市町村アセットの開放を促進し、通信事業者の基地局整備を促進します。また、商業集積エリアでは、まちづくりと連携した通信エリア設計に係る調整やビル等の建築に際して、建築主・設計者と通信事業者とのマッチングを行うなど、基地局整備支援の取組を行います。さらに、主要な道路では、都が保有する街路灯のアセット開放に向けて、技術面・運用面での課題を整理し、通信事業者と協力しながら詳細な検討を行っていきます。
 これらの取組により、高周波数帯5Gのエリアが拡大することで、5Gサービスの普及による利便性向上や災害時にもつながる環境の確保を促進していきます。

●OpenRoaming対応Wi-Fiの展開に向けた、民間施設への普及促進と利用者認知度向上

 ※「OpenRoaming」ってなに?という方は、まずはこちらの記事をご覧ください。

 増加傾向にあるインバウンドへの対応や災害時における通信多重化の観点から、安全で利便性の高いOpenRoaming対応Wi-Fiを都内全体に展開することが重要です。OpenRoamingが普及していくためには、民間の施設管理者や利用者である都民の認知度を向上させていくことが必要です。
 そこで、訪日外国人が多く訪れる空港・鉄道・飲食・宿泊関連施設を中心に、OpenRoaming採用の働きかけを行うほか、まちづくりと連携した整備に取り組みます。また、認知度アップのためのブランディングを推進するとともに、都主催の各種イベントでOpenRoamingが体験できるようにするなど普及活動を行います。

(「つながる東京」3か年のアクションプランより抜粋)

 これらの取組により、都内にOpenRoaming対応Wi-Fiが普及していくことで、平時も災害時も安心してインターネットに接続できる環境が広がります。

おわりに

 今回は、「つながる東京」3か年のアクションプランについてご紹介しました。このアクションプランは、第8回TOKYO Data Highway戦略推進協議会において、有識者の方々からのご賛同やご意見を踏まえて策定しています。協議会の映像や資料は都のホームページで公開していますので、ぜひご覧ください。

 また、この記事でご紹介した取組はアクションプランのほんの一部ですので、こちらのページからアクションプラン全体もご覧ください。

 つながる東京推進課では、「つながる東京」の早期実現に向けて、アクションプランに掲げた到達目標の達成を目指し、様々な取組を推進していきますので、ぜひご注目ください!