『Global Networking Night』を開催!
皆さん、こんにちは!スマートシティ戦略担当です。
東京都では、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送る「スマート東京」の実現に向け、多岐にわたる施策を展開しています。
今回、その一環として、東京ベイエリアで4月から5月にかけて開催された「SusHi Tech Tokyo 2024」に関連するイベントとして、グローバル関係者と国内スマートシティ・プレーヤーの交流を深める「Global Networking Night」を、5月15日に豊洲の「ラビスタ東京ベイ」にて開催しました。
当日は、世界19か国・地域から60名を超えるゲストが参加し、東京都のスマートシティに関する取組やスマートシティの各エリア及び大学による展示が披露され、盛況のうちに幕を閉じました。ご参加いただいたゲストの方、ご協力いただいた関係者の皆様、誠にありがとうございました!
それではイベントの内容を紹介いたします。
開会挨拶
イベントは、デジタルサービス局の丸山次長による英語での開会挨拶で始まり、以後のプログラムも原則すべて英語で進行されました。
丸山次長からは、全ての参加者に対し、このイベントが参加者間のネットワーキングを通じて、世界中のスマートシティの発展に繋がること、そして、この貴重な機会を最大限に活用していただきたいと呼びかけました。
各展示ブースのご紹介
次に、会場に設置された各展示ブースを紹介いたします。
「スマート東京」を支える先進的な取組を展開する企業、自治体、大学など、計8団体が展示ブースを出展し、それぞれが取り組む革新的なアイデアとソリューションを披露しました。参加されたゲストには「スマート東京」の未来に向けた様々な可能性を実感いただけたのではないかと思います。
「スマート東京」について
続いて、会場の前方に設置されたステージでプレゼンテーションが行われました。
はじめに、当局の巻嶋デジタルサービス推進部長が登壇し、東京都が推進しているスマートシティの取組の概要を説明しました。
都が目指す「スマート東京」の取組の紹介として、2020年に策定した「スマート東京実施戦略」に基づき「つながる東京」、「まちのDX」、「行政のDX」の3つの柱に基づいて取組を進めていることを紹介しました。また、その実現に向けて、地域の特性を生かした先行エリアでの成功モデルをもとに、都内各地へのスピーディーな横展開を目指していることを説明しました。
多くのゲストの方々に、熱心に耳を傾けていただくことができ、都の取組への関心の高さを感じました。
「東京スタートアップ・エコシステム(TSE)の成長」について
続いて、一般社団法人スマートシティ・インスティテュート(Smart City Institute Japan)の南雲専務理事にご講演いただきました。
講演テーマは、「東京スタートアップ・エコシステム(TSE)の成長」についてです。東京におけるスタートアップ・エコシステムの位置づけと、それに影響を与える要因、さらに東京スタートアップ・エコシステムの成長に対する戦略的影響についてお話しいただきました。
参加されたゲストの方々は、南雲様の講演を真剣な眼差しで耳を傾けられており、多くの方が講演後も更なる情報を求めて質問されていました。南雲様、この度はお忙しい中、ご講演いただき、ありがとうございました。この場をお借りして深く感謝申し上げます。
ネットワーキング・タイム
南雲様のプレゼンテーションの終了後、いよいよ本イベントの参加者同士でのネットワーキング・タイムとなりました。
ステージに立った講演者や招待されたゲストを含む100名以上の方々が、約1時間にわたって展示ブースを訪れたり、意見交換したりしながら、交流を深めていきました。至る所で活気に満ちたコミュニケーションが行われ、多様なバックグランドを持つ参加者同士のネットワークが形成されていく様子が見られました。
参加されたゲストの方々には、ここで得られた発見や新たに作っていただいたネットワークを今後に活用いただけることを願っています。また、私たちとしては、それが「スマート東京」の更なる発展に繋がっていくことを期待しています。
閉会挨拶
最後に、巻嶋部長が閉会の挨拶を行い、参加いただいた方全員への感謝と今後の東京のスマートシティプロジェクト推進への強い決意を述べさせていただき、イベントは大きな盛り上がりのうちに、無事クロージングとなりました。
今後も東京都は、官民一体となって、「スマート東京」の実現に向けて、「東京」というまちの魅力を高め、各方面に向けて情報発信していきます!