妊活準備のメリット5選！男性も必見。検査やサプリメントが大切な理由を解説！

検査やサプリメントなどの妊活準備をするとなんとなく良さそうと思うけれど、はっきりと理由を知らない人もいるかもしれません。今回は、妊活準備のメリットについて解説します。男性も必見です！

メリット①不妊症の予防につながる

妊活準備をしっかりすると、不妊症予防につながります。例えば、妊活を始める前に性感染症の一つ「クラミジア感染症」をカップルで一緒に受けましょう。女性が慢性的に感染した状態でいると、卵子の通り道が塞がってしまい、卵子が子宮の中にたどり着けなくなることがあります。女性だけが治療しても男性が感染していれば、感染を繰り返してしまいます。そのため、一緒に検査・治療することが大切です。また、感染期間を短くすることが大切なので、早めの検査・治療も重要です。
この他にも、婦人科検診をしっかり受ける、生理周期を把握するなども大切です。

メリット②：妊娠・出産時の合併症予防につながる

妊活準備期に体調・体型を整えておくことで、妊娠・出産時の合併症予防になります。会社健診もその一つ。もし生活習慣病などの病気がある状態で妊娠すると、妊娠中に悪化したり、流産・早産を起こしやすくしたりすることがあります。ただし、医療機関を受診してコントロールしていれば大きな問題はありません。そのためにも、妊活準備中にしっかり検査を受けて、必要な場合は医療ケアを受けましょう。

メリット③：赤ちゃんの病気予防につながる

妊活準備期に必要なケアを受けておくと、女性の健康だけでなく、赤ちゃんの健康も守ってくれます。一度は聞いたことがある人も多い風疹ワクチンもその一つ。妊娠中の風疹感染は赤ちゃんが生まれつき目・耳・心臓に病気を持って生まれる確率を高めますが、妊娠中の女性はワクチンを打つことができません。また妊婦さんの風疹感染で多いのが、職場などでご主人が感染して家庭内で広げてしまうパターンです。そのため、男性もワクチン接種を妊活開始前に済ませておきましょう。
子どもの頃のワクチンの効果が切れてしまっている人、必要な回数を打てていない人、感染したと思っていても実は違う病気だった人など、さまざまな事情でワクチンが必要な場合があります。ワクチン接種後は2ヶ月の避妊が必要になるので、妊活準備期にしておいた方がよいケアの代表です。
このほか、葉酸サプリメントを妊活開始前から摂ることも、赤ちゃんの神経の病気を防ぐことにつながります。性感染症の中には赤ちゃんにうつるものもあるので、検査も受けておきましょう。

メリット④ずっと健康に、子どもの成長を見守れる

妊活準備は妊娠・出産のためのものと思われやすいですが、実は将来の介護予防にも効果があると言われています。なぜなら、生活習慣病やがんなどの病気の予防にもつながるから。妊娠・出産はゴールではなく、その先の育児や、もしかしたら孫の成長を見る機会もあるかもしれません。そうなったときに、自分の健康の悩みが少ないに越したことはありません。妊娠・出産を意識し始めたいまこそ、もっと長いスパンで自分の健康管理を始める絶好のチャンスになるはずです。

メリット⑤：思い描いたライフプラン実現に近づく

妊活準備を意識して正しい知識や技術を身に付けることが、思い描いたライフプラン実現に大切です。健康の正しい知識や技術を身につけていた人の方が、希望した時期に妊娠した人が多かったという調査結果もあります。また、「いまはまだ妊娠したくない」という意思決定をして、二人にあった避妊方法を選択することも大切な妊活準備です。

今回は妊活準備のメリットを5つ紹介しました。「妊活準備をしたいけど、どうしたらいいかがわからない」という人は、産婦人科医や看護師にぜひ相談してみてください！Smart Nurseでも相談を受けつけていますので、ぜひご利用ください。