2023年の景気について

2023年の景気は好調だった.つぶやきには以下のように書いた.

今日経平均株価はバブル期以来の高値を付け続けている.このままいくと景気は上がり続けるのではないかと考えるのは自然なことだ.
ここでは将来的な日本の景気と考慮に入れておくべき内容を挙げておきたいと思う。

景気の回復基調にある今,国の財政健全の見通しを考慮しなくてはならないだろう.景気は好調であり,もしかしたら,だが今までの一般の見通しの一つとしての財政健全化の論調に変化がみられるかもしれない.
個人的には前進の兆しは確かにあるわけだから前向きな姿勢で取り組むことが出来れば子ども関連予算等の確保の道筋に光が差すのではないかとも思う.

2023年の課題は物価高とその対策だ.2024年も物価高への取組は必須だ.
つぶやきに書いたように今や貧困世帯が一般的に見られ,実質賃金も2023年は思わしくなかった.それが今後の課題であろう.

去年は"安いニッポン"という言葉が目立つ時代だった.技術と品質で売り出してきた日本が中国に押され,また円安による影響で日本全体が国際的にみてそうなった.しかしインバウンドの回復や輸出企業の好業績によりそれについての恩恵もみられる.

円安は物価高の原因というのは2023年初めに言われていたことだ.
企業の業績を押し上げたとはいえインフレの原因とも言われていた.物価高による市民経済への影響が業績好調の日本経済に影を落としたのは事実だ.
個人消費の伸び悩みが長く続くことは経済に対し懸念材料となろう.

賃上げに限らず生活者保護,生活者への支援こそだ.地方と都市部,山間部沿岸部地域と都市部との連結が重要になってくる.そのために物流の効率化は今年のメインテーマの一つだ.

物流の課題は2024年にやってくる.そのために必要なのは技術革新であり,EVや置き配等でのポイントの活用が昨年度から出てきている.円安と物価高はある程度の範囲で今は落ち着いており,2024年度の方針は3月までに固めることで円滑な経済を見込めるかもしれない.

子ども予算の拡充や高齢化の対策も重要だ.
少子高齢化は歯止めがかからない.シニア世代によるアクティブな経済活動による消費喚起は今年に限らず将来的日本のテーマとなろう.そのためにはシニア世代の健康へのアプローチは必要不可欠だ.足腰が不自由なシニア世代でも,将来的な不安がないような生活設計をしなくてはならない.自宅で充実した生活を送るために必要な要素とは何かを考えることは必要だ.もちろん今健康なシニア世代が年をとっても健康で長生きであり,お金等の不安のない社会にしていくことは日本経済に限らず現役世代の経済活動への恩恵も期待できる.

物価高,健康,貯蓄含めお金の不安を取り除ける社会構築に全力を傾けるべきだ.現役世代やシニア世代,子どもたちの安心を確保し生活向上について現況を考慮に入れたうえでの地図を描くことが必要だ.
そのためには来年度までの3か月が重要になってくるだろう.生活者保護,生活者支援こそ去年から今年にかけての景気を考えるためには必要なテーマである.


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