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売上が前年比120%⁉LINE会員証の活用で集客に成功した飲食店の運用方法!(スマレジ×会員管理&モバイルオーダー)

こんにちはスマレジ・アプリマーケット運営担当です。

今回はLINEで会員登録・会員証表示ができる「常連くるみちゃん【デジタル会員証LINEミニアプリ】」(以下、「常連くるみちゃん」)、店外からのテイクアウト注文ができる「どこでも注文くん 【LINEで簡単モバイルオーダー】」(以下、「どこでも注文くん」)、店内モバイルオーダーの「いつでも注文くん【LINEでテーブルオーダー」(以下、「いつでも注文くん」)を導入されているユーザー事例をご紹介いたします。

福岡県久留米市にて飲食店の『魚政』、おさしみやお惣菜テイクアウトの『さかなやうおまさ』を営む株式会社ボーテックス。
LINEを起点とした顧客管理やモバイルオーダーを導入された背景やメリットをWebマーケティング戦略を担当されているプランニングマネージャーの井上さんにお話を伺いました。

株式会社ボーテックス プランニングマネージャー 井上様

<事業について>
新鮮な魚とこだわりの食材をお店やご家庭でお楽しみいただくため多業態で店舗を展開

弊社は「いつでも、どこでも、誰とでも、しっかり美味しい魚料理を」という想いのもと、福岡県久留米市で新鮮な魚とこだわりの食材をご提供しています。店内でご飲食いただける『魚政』や、おうちで気軽に美味しい魚料理をお楽しみいただけるテイクアウトやデリバリーのご注文をいただける『さかなやうおまさ』を営んでいます。

魚政
さかなやうおまさ

<スマレジを導入したきっかけ>
他社ではできない連携がスマレジで可能に

スマレジ導入前から「いつでも注文くん」と「どこでも注文くん」を利用しており、他社のレジと連携させて運用していました。
ですが、弊社の規模が拡大し、「いつでも注文くん」と「どこでも注文くん」を利用して実現したいことも増える中、モバイルオーダーとPOSレジ連携の間で不具合が起こったり、商品登録上限数に達したり、商品のカテゴリの階層が浅かったりなどのPOSレジ自体の機能不足による制限がでてきました。そこで、すでに利用していたPOSレジではできない連携がスマレジとならできるということを開発ベンダーのチューズモンスターさんに教えていただきスマレジに乗り換えることにしました。

チューズモンスターさんが機能要望に柔軟に対応してくださることもありがたいですが、スマレジ側に豊富なAPIがあるからこそ「いつでも注文くん」と「どこでも注文くん」との連携がスムーズにできているのではないかと感じています。
また、導入時にCSVでの商品登録につまづいた時や、レジトラブルがあった時も電話で丁寧にサポートいただいたので、サポート体制も整っていると感じました。

<いつでも注文くん、どこでも注文くん、常連くるみちゃん導入背景>
LINEのお友だちが増えたことでLINEを注文受付や顧客管理に活用

コロナ禍で飲食店の来店客が減りはじめ、集客のために試験的にLINE公式アカウントを開設してみようと思い立ちました。アカウントを開設してすぐに2,000名ほどがお友だち登録してくださり、LINEのメッセージでも注文をいただくようになりました。
注文もメッセージで1件ずつ対応をしていたのですが、件数が多くなり対応が難しくなっていきました。
そこで、店舗側もお客様側も便利になるLINEを使ったサービスがないかとインターネットで探していたところ、LINEでモバイルオーダーができるサービスを提供しているチューズモンスターさんを見つけました。
すぐに問い合わせし、2021年に店内飲食のオーダー受付のために「いつでも注文くん」を、テイクアウト注文受付のために「どこでも注文くん」を導入しました。
「どこでも注文くん」の利用方法はWEBサイトに掲載してどこからでも簡単に注文いただけるよう工夫しています。

うおまさモバイルオーダー(どこでも注文くん)の注文内容

<「いつでも注文くん」、「どこでも注文くん」、「常連くるみちゃん」の導入メリット>
常連さんのリピート回数が増加し、売上は前年比で120%に

1.「いつでも注文くん」と「どこでも注文くん」でイートインもテイクアウトもセルフ注文

「いつでも注文くん」は飲食店の『魚政』で活用しています。
お客様自身のスマホでQRコードを読み取って注文していただくので、スタッフがオーダーを受ける時間が減り、その分の時間を隣のテイクアウト店舗での対応やECサイト注文のギフト商品の梱包、イベント告知などの時間に当てたりと、結果として飲食店だけでなく、ECサイトやテイクアウト店舗など全社の売上に貢献しています。
また、『さかなやうおまさ』では「どこでも注文くん」を利用しています。
テイクアウト注文を受ける際に、どの商品をいつ誰が取りに来るのかを確認するために1対1のメッセージのラリーを何度か重ねて注文を受け付けていましたが、お盆、お正月、母の日、節分などのイベントの時は2,000件以上の注文を抱えるため、この膨大な注文を1対1のメッセージで受付することは困難でした。
しかし「どこでも注文くん」を導入したことにより、人を介さずに注文受付が完結でき、大幅な工数削減につながりました。



2.「常連くるみちゃん」で常連さんの来店頻度、購入金額が向上

「常連くるみちゃん」で会員登録しておくと、「いつでも注文くん」や「どこでも注文くん」で注文した際に来店ポイントが付与されたり、利用金額に応じたランク変動も自動で行われるので、一気通貫したサービスが提供できています。もちろん店頭会計やテイクアウトのモバイルオーダーでポイント利用も可能です。

さかなやうおまさの店頭でお会計される際に提示する会員証画面
バーコードを読み込むと来店数がカウントされる

会員機能の中でも特にログインポイントを楽しんでお使いいただいているようです。
ログインポイントとは、1日1回ログインするだけで1ポイントが貯まる仕組みなのですが、弊社の設定ミスで3時間ほどログインできないことがあった際に、「ログインポイントを貯めたいのにログインできない」とのお問い合わせがたくさん届き、この機能が多くの方にお使いいただいていることが判明しました。この機能が使われるかどうか半信半疑で利用を始めたので、正直、この反応にはとても驚きましたね。

他にも、イベント告知をLINEで配信できるので広告費の削減に繋がりました。
毎週、その週のおすすめをお客様にお送りしているのに加え、お盆、お正月と高単価で売り切れが早い商品は、前の年に購入していただいたお客様に対して買い損ねの無いようにセグメント機能を使って告知をするようにしています。
20,000円~30,000円 もする高単価商品を購入していただく、かつ普段からご利用いただいているロイヤリティの高いお客様に残念な思いをさせることのない素晴らしい機能だと感じています

このような「常連くるみちゃん」を活用した取り組みにより、常連さんの来店頻度、購入金額の向上に繋がっています。
新たな常連さんの創出のみならず、もともと常連さんだった方が週に1,2回来店されていた方が3回来てくださるなど、来店頻度が高くなり、売上が前年比の120%で推移しています。

<最後に一言>
DXを武器に企業をアップデートしましょう

弊社はアプリを利用することで飲食、店舗での小売、テイクアウト、デリバリー、EC での販売を拡大、実現できました。ただ導入するだけでなく、実現するには経営者のDXへの理解と現場の責任者の理解が必要です。
幸い、弊社は経営者、現場責任者と理解があったため、これまでのアップデートの度に、
現場の製造スタッフ、注文の管理、経理処理など各部署の協力がスムーズに行われました。

今ではDXは弊社の強みに変わり、今後拡大していく上で重要な武器となっています。
地方の中小企業でも少ない費用で効率化でき、お客様の利便性含め大企業に負けないサービスを構築できています。小規模事業者でもITツールの使い方によっては本当に大きな武器となります。是非導入をおすすめします!


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