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【小売業 事例(野菜直売所)】LINEミニアプリ連携を活用することで、リピーターを増やしています。


システム構成図

こんにちは、スマレジ・アプリマーケット運営担当です。
今回は、農産物直売所のPOSレジ業務を効率化するアグリーンと、お客様のLINE上に会員管理用のバーコードを表示できるアプリLINEミニアプリ連携「会員カードをご利用いただいている「フナベジ | Farm in Town様」の声をお届けいたします。

店名:フナベジ | Farm in Town
(株)エフアイティ代表取締役社長 井嶋 武洋(いじまたけひろ 様
業種:小売業(野菜直売所)
卸売業(レストランや病院への宅配)
地域:千葉県(船橋市)
店舗数:1店舗(セブンイレブン5店舗でも販売)
従業員数:14名(パートアルバイト含む)
地域:千葉県船橋市
導入アプリ:アグリーンLINEミニアプリ連携


フナベジの特徴を教えて下さい。

ただ新鮮な野菜を並べているだけの店ではありません。
どう調理すれば美味しく食べれるか、どんな栄養や効能が期待されるかなど、特徴的なPOPを活用してお客様にお伝えしています。

店内のPOP
店内のPOP
店内のPOP

当店には社会課題を解決するという理念があります。
日本の農家人口は減少しており、国内食料自給率が下がっています。これら社会課題を解決することを理念に掲げています。

その中でも、当店がある千葉県船橋市の都市型農家を支援するというコンセプトで運営しています。だから、店の屋号は「フナベジ |Farm in Town」としており、株式会社エフアイティは「Farm in Town」の頭文字です。
 
人口約62万人の千葉県船橋市は、まだ農業が残っている下町感が残る都市です。市民は船橋産の野菜を食べたいというニーズをもっている、一方、船橋産の野菜を中心に販売する店が少なかったのです。そのニーズに答えることで船橋の農家支援につながると考えており、現在は60軒くらいの生産者と取引をしています。

スマレジ・アプリマーケットを知ったきっかけは?

実は「スマレジ」と「アグリーン」を導入したのは同じタイミングなんです。

野菜直売所の多くは委託販売形式です。野菜が売れた分だけ当店に手数料が入るという運営です。その前提でPOSレジの検討を始め「スマレジ」が候補にあがり、担当者に相談しながら進めました。相談の中で、野菜直売所に特化したアプリ「アグリーン」の紹介受けたことをきっかけに本格的にスマレジに決めました。つまり「アグリーン」があったからこそ、スマレジに決めたということです。

実は、私が経営を引き継ぐまでは別のレジシステムを利用していました。システム的に問題なく運営はできていたのですが、契約期間が終わることが決まっており、更新リニューアルには莫大な費用がかかることが解っていました。その点から、レジシステムを入れ替えることを前提にクラウドPOSレジを探していました。「スマレジ」だと導入コストを低く抑えることができるのと、月額費用で利用できるということで「スマレジ」×「アグリーン」を導入することを決めました。

生産者ご自身で「商品バーコード発行」と「貼り付け」を行えています。

当店の仕入れには大きく2通りオペレーションがあります。
生産者の皆さんが直接店に持ってくる場合は、生産者自身でラベル印刷と貼り付けを行っていただいてます。契約農家さんの分でトラックで搬入される野菜については、従業員がラベル印刷と貼り付けを行っています。

バーコードシール

アグリーンを導入した当初は、若干難しさを感じた生産者もいたようですが、今では問題なく生産者ご自身で「商品バーコード発行」と「貼り付け」を行えています。

当店では月締めで生産者の皆さんに支払いをしているのですが、売上情報に基づく販売手数料の計算月次清算書の作成などの機能が役立っています。

「アグリーン」アプリにおける全体フロー

アグリーンの導入で助かった点があったとお伺いしましたが?

導入当初は、開発事業者の「大幸パートナーズの五十嵐さん」と頻繁にやり取りをしました。操作性のところなど、要望に対して迅速に動いていただいたのは非常に助かりました。今でも時々やり取りしていますが、対応が早いという点でとても助かっています。

スマレジは操作性が良く、教育コスト削減に効果

スマレジの操作性の良さですね。
解りやすく、覚えるのにあまり時間がかからなかったです。つまりレジ操作の教育に時間がかからないという面で、教育コストを削減できていると思います。
 
当店のスタッフは19歳~50代まで年齢に幅がありますが、みなさん普段からスマートフォンを使っている方々なので、タブレットPOSレジである「スマレジ」の操作を覚えることに抵抗なく、スムーズに覚えていただけています。

LINEミニアプリ活用で新規客を常連客に

LINEミニアプリ連携の活用を始めており、効果を実感し始めています。
今現在は始めて一か月くらいで、友達は「500名弱」です。最低でも3,000名を目標にしています。

当店では、会員登録する際に「本名」や「郵便番号」を入れていただいてます。お客様がどのエリアから来店しているか、年齢層、男女比などのデータを取得しマーケティングに活かすためです。

QRコード入りのポストカードで告知したり、インスタグラムやFacebookでも情報発信していますが、レジ横のQRコードから友達になっていただく方が一番多いですね。

インスタでも情報発信をしていますが、LINEミニアプリほど効果は出ていませんでした。LINEミニアプリの場合、明らかにLINEを見て来店してくださっていることが解ります。
 
きっかけは200円クーポンがもらえるということで会員登録する方が大半ですが、登録した日から、毎日のようにフナベジから旬な情報が届くようになることから、喜んでいただけていると感じています。

「オススメのカリフラワー」とか「美味しく食べる料理方法」など、美味しそうな写真を添えて配信しています。LINEを見たお客様が翌日に「カリフラワーをめがけて」「調理法に掲載したドレッシングをめがけて」来店してくださいますので、LINEミニアプリ連携を活用することで、リピート客増加に効果を発揮していると思っています。
 
お客様とスタッフの会話の中にも「昨日LINEで届いたカリフラワーはどれですか?」という、LINEの情報を軸に接客ができています。つまり、LINEミニアプリ連携を活用することで、お客様とのリレーション(関係)が深まっているのです。毎日入荷があり、旬な情報が豊富にある野菜直売所にとっては、すごく相性が良いと思っています。
 
LINEミニアプリの活用を1年くらい継続してやった場合、その効果はどんどん上がっていくだろうと実感しています。

これからの直売所経営に必要なこととは?

もっと、マーケティングやブランディング、広告宣伝の考え方を取り入れる必要を感じていますし、顧客データや販売データを活用するなど、データ活用をもっと取り入れる余地があるとも思っています。

野菜直売所という業界に、マーケティング感覚やデータ活用を取り入れることで、この業界をもっと成長させることができると思っています。

生産者の面では、今いる生産者だけではいずれ高齢化により野菜の生産量や仕入れの数が減ってくわけですから、若い生産者を増やしていく必要があります。言い換えると、野菜直売所の経営には、若い生産者を開拓する能力が必要だと思っています。
 
その点から、当店では若い生産者を増やしていくための動きもしています。

例えばインスタグラムです。
ハッシュタグの活用だとか、近隣の若い生産者のインスタグラムをフォローするなど、インスタグラム内で活動することで、徐々に若い生産者との取引を増やしていきました。若い生産者の中には、影響力があるかたも多く、その影響力のある若い生産者がさらに若い生産者を連れてきてくれるなど好循環が起き始めています。

最後に、このスマレジやアプリの導入を検討しているお店にひと言お願い致します。

野菜直売所には、新しい経営センスが必要だと思っています。具体的に言うと、デジタル化、IT化、データ活用です。その観点からも「スマレジ」や「アグリーン」「LINEミニアプリ連携」などを活用しながら、デジタルを活用した新しい経営を行う必要があると思います。

ひと昔前だと、POSレジやシステムを入れるだけで莫大の投資が必要でしたが、スマレジのような月額制のクラウドPOSレジを選ぶことで、初期投資も運用コストも抑えることができる時代です。

当店もこれからです。
特にLINEミニアプリ連携を活用することで、リピーターやファンを増やすことに注力していこうと思っていてます。


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