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蔵の街でジェラートを

栃木にやってきました。栃木県の県庁所在地は宇都宮市ですが、それとは別に「栃木市」という市町村があります。ややこしい話です。栃木市の主要駅、栃木駅は東武日光線とJR両毛線が交差するターミナルで、東武特急も停車します。

この駅から1km程度離れたところに昔ながらの街並みが保存された地区があるとのことでやってきました。どうやら栃木の小江戸と呼ばれてるとかで。
ただ実際見てみると、小江戸らしい建物のほかに近代的な建築から現代的な建築まで入り混ざっていて、割と独特の雰囲気。小江戸と言えば埼玉県の川越の方が有名ですが、どちらかと言うとそっちの方が小江戸らしさはあります。もっともそちらは蔵の街並みを貫く道路を走るぶーぶーが常に渋滞を作ってて雰囲気ブチ壊してますし、江戸風味と現代が入り混ざった栃木もこれはこれで味があります。あと空いてて圧倒的にストレスフリー。

歩いてたらいい感じのジェラート屋がありました。蔵の街に溶け込んだ建物にらしくない洋のアイス売店がこぢんまりとあるのが最高にギャップなお店。注文は券売機スタイル。
シングルは380円、ダブルだと+70円の450円。味は10種類以上。前日のスカイツリー内のアイス500円と比べると破格の域にあります。

季節限定だと言うキャラメルと、人気の高いらしいいちごみるくのダブルで注文。滑らかふんわりなジェラートにキャラメルの味や苺ミルクの味がして、どちらもびっくりするくらい美味でした。容器は小さめですが、その上にたっぷりジェラートが盛られるため見た目のインパクトは凄く、また結構量があります。蔵の街らしい建物の店内と本格ジェラート、なかなか面白いジェラート屋でございました。

今回行ったのはジェラート屋でしたが、市内にはカフェやそれ以外にもオシャレ系の飲食店もたくさんあります。また市内には多くの和菓子屋洋菓子屋があり、種類も豊富。あんまり宣伝してないけど、こっち方面のPRをしてもいいような……


その後は「岩下の新生姜ミュージアム」へ。ピンクのパッケージとピンク色に漬け込まれた生姜が特徴的なアレの博物館です。入場無料。展示内容は割とツッコミ処ありますが、ヒストリーなど真面目な展示もちゃんとあります。カフェがあり新生姜を使いまくったグルメがいただけるようでしたが腹一杯ゆえ無理でした……

ここを出た頃にはすっかり夕方、昨日から歩き回ったこともあって疲労がピークに達していたので観光を切り上げて帰路に付きました。

街の景観、という点では午後の観光で十分でしたが、グルメ的にはもっと食べてみたいものが山ほどある街でした。また機会があれば行ってみたいところです。

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