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『珪藻美術館』という本

私、この本をTwitterのなかで知りました。

フォローしていた方が紹介していたんです。「クリスマスプレゼントで先着30名、申込条件はかなり低いぜ」というような内容でした。で、飛び付きました(笑)普段は慎重なんですけどね(^_^;)

メールで申込後、その日のうちに作者の奥修さんより返信がありましたが···文章が良いのです!書き方?言葉の使い方?とにかく、ありきたりのテンプレートではなく、ご本人の思いを言葉にしているのがよくわかる内容だったので、つい此方からも返信メール送っちゃいました。勿論、また素敵な言葉でお返事いただきました( ゚∀゚)

この本は子供向けの本らしいのですが、内容も写真も『大人が率先して楽しまなくてどうする⁉️』と言われてる気がするくらいに作者の奥さんの気合いが感じられます。文章は冷静に淡々と綴られていて、子供への説明も噛み砕いてわかりやすくなっています。その言葉の端々に、奥さんの珪藻に対する《本気度と愛》が滲み出ているんですよね、それがまた良い。マニアックな説明も読みやすくて楽しめました(゚∀゚)

マクロ撮影された写真も、どれもが美しく素晴らしい。私たち人間の、肉眼では見ることの出来ないマクロの世界は想像以上に壮大なスケールで拡がっていました。大人も子供も楽しめて、実際に自分でも見ることが出来る世界です。

近年、街の本屋さんがどんどん減ってしまっています。代わりにネット経由で購入することが私も多くなりました。スマホでポチっと押せば速くて翌日、特別なことがなければ数日以内に手元に届きますよね。確かに楽です。
けれどねぇ···(´・ω・)寂しくもあるんですよ。


本好きな方だったらわかると思うんですが、あの、本屋さんの棚と棚の間を歩きながら様々な本の背表紙を眺め、積まれている雑誌の表紙を捲りつつ、今日はこれとこれを買おうか···なんて考えているその幸福感!
ネットでの購入を否定はしません。便利だし、条件が厳しい本でも検索すれば購入できる場合もある、有難い方式だと感謝していますよ。
ただ、ね。『新たな出会い』として考えると、私は本屋が絶対的だと思うのです。自分自身が本屋で偶然出会った作品と今も時間を共に過ごしているから。

そんなことを考えさせられたこの『珪藻美術館』は、Twitterが繋いでくれたご縁です(^-^)本屋ではなかったけれど、これも新たな出会いでした。ここで書いているのも、この本を一人でも多くの人に知って欲しいから。認知されてこそ(本に限らず)作品は存在するのだと思います。

これから世界は大きく変化していきます。今年1年だけでも、予想もしなかった状況になりました。
なかなか本屋へ足を運ぶ事自体、難しいのも事実ですが、自分が興味を持つジャンル含め、色んな情報にアンテナを高くしていきますヽ(゚∀゚)ノ

https://www.amazon.co.jp/dp/4834085643/


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