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今夜は”ハートカクテル”の気分

 Heart Cocktail


 皆さんは”ハートカクテル”に酔った経験があるでしょうか?

 まあ、ホントのお酒ではないんですが、飲むと少し心があったかくなる....それが ”ハートカクテル” なんですよね。


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 『ハートカクテル』は、わたせせいぞうによるマンガ作品。
 1983年から1989年まで、雑誌『モーニング』において、オールカラーで掲載された。


 

 独特な人物と、イラストのような色面構成はもちろんのこと、トレンディーな舞台設定、台詞、そしてハートウォームなエピソードで人気だったマンガなんです。ただ、本格的なブームになったのはアニメ化されてからだと記憶しています。

 自分が高校?大学?の頃、3分ほどの短編アニメとして、夜、ふとした時間に放映されてたりしたんですよね。

 

 30年ほど前になるんで、今、観ると、気恥ずかしい部分もあるんですが、なんかですね、こういう世界観に憧れる年頃だったのです。


 爽やかなエピソードが多いので、イメージは春から初夏なんですが、各季節ごとにエピソードがあって、冬のエピソードもいくつか憶えてたりするんですよね~、これが....


「7頭のトナカイ」


「カシミア80%のコート」


 ”手編みのセーター”や、”カシミアのコート”ってキーワードだけでも、ハートカクテルの世界に誘われたりするんですよね。
 それぞれの季節で、また、紹介できればいいなって思ってます。

 皆さんにも、私の感じている甘酸っぱい気恥ずかしさを共有してもらえればと思います。


わたせせいぞう -SEIZO STATION-



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 『ハートカクテル』の楽しみのひとつは、何と言っても、背景で流れるBGMなんですよね。
 当時のジャズ系フュージョンのミュージシャンの方々が作成していて、サントラ盤?は、まるで短編集のようで、なかなかな素敵だったのです。


 「vol.1」と「vol.2」は、ラテンジャズピアニストの松岡直也さん。

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「vol.3」は、ミュージシャンのTONY'S SHOW。

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 「vol.4」は、ジャズ・ピアニストの島健さん。

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そして「vol.5」と「vol.6」は、作曲家の三枝成彰さんが担当していました。

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 曲名は『ハートカクテル』のエピソードの名前で、作品集的な香りがしてよかったんです。
 あの頃、このサントラはよく聴きましたね~。もともと大好きだった松岡直也さんはもちろんですが、特に聴いたのは三枝成彰さんの「vol.5」と「vol.6」かな.....
 とってもロマンティックな感じで、車の中でもよく流してました。

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 何の演出だったんだ!w


※島健さんが担当した「vol.4」は配信されてないようですが、次のコンピ盤にすべて収録されています。(#13~#22)