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”小さな整体サロン経営”と”神の手”について考える

こんにちは。

小さな整体サロン経営専門!売上アップアドバイザーの高橋です。

埼玉県久喜市鷲宮でスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」というお店を経営しています。

今日のテーマは「”小さな整体サロン経営”と”神の手”について考える」です。
※本noteは毎週金曜日発行となります

今日は夏のような暑さでしたね。。(^-^;

小学生の娘が学校でザリガニ釣りをしてくると言っていましたので、天気が良くて何よりです。

昔はザリガニを食べていたようですが、今はキャッチ&リリースでしょうかね? 明日辺りに聞いてみようと思います。。笑

さて、そんな今回は「神の手」について考えていきたいと思います。

・「神の手」から聞いた仰天エピソードとは!?


整体やリラクゼーションの施術を行う人のなかには、、

「神の手」

と呼ばれる人たちがいます。

雑誌や書籍などで取り上げられている場合が多いのですが、自分で自分のことを「神の手」と思っている施術者で長年活躍している方はほとんどいないのではないかと思います。

これは実際に「神の手」としてある書籍で取り上げられたことのある方に聞いた話なのですが、お客様が「神の手」の施術と「アシスタント」の方の施術を勘違いしてしまったことがあったそうです。

お客様にはアシスタントの方が最初の10分程度を担当する旨を伝えて、施術をスタートしたそうです。

その後、お客様にはなにも言わずにアシスタントの方と神の手が交代したところ、お客様は気が付かないどころか「もっと強くしてくれないか!」と言って起き上がってしまったそうです。

そこではじめて神の手が施術していることがわかり、院内が異様な空気に包まれたとか。。笑

ここで「安心してください!揉んでますよ!」と言えば良かったのかもしれませんが、当時はそんな余裕はなく無言の地獄の時間が流れたとのこと。。

これでわかることは、、

・「なにを」よりも「だれが」施術をするのかが重要

・施術の技術だけで差別化するのは難しい

・「人」の部分で差別化をすることができる

などだと思います。

もちろん施術の技術を磨くことは重要ですが、それ以外の「人」の部分も同じように磨いていく必要があると言うことですね。

あくまでお客様と「人」対「人」で接することで冗談半分で「神の手だね~」と言っていただけるくらいの関係性をいかに作れるかがセンターピンだと思っています。

「技術」×「人」を磨き続けてお客様との関係性を深めていくことが一番重要なポイントですね。

・「痛みの原因」は「○○」にある!?


当店では基本40~60分、お客様と会話をしながら施術やトレーニングをしていきます。

それだけの時間を1対1もしくは1対3で過ごすと普段は見えない原因が見えてきたりします。

原因不明の痛みでお悩みの方は多くいらっしゃり、病院に行っても接骨院へ行ってもわからない、、なんてことは良くある話ですね。

痛みの原因は、突発的な外傷(ケガ)でない限り、多くの場合は「日常」にあります。

なので、痛みの原因を見ていく流れとしましては、、

① 痛みの原因となっている筋肉や関節を特定する

② その筋肉や関節がかたくなる原因となっている日常の動作を特定する

③ 原因となっている日常の動作を改善する

④ 1~2週間、動作の改善を継続した後、かたくなっていた筋肉や関節がどう変化したかをチェックする

⑤ ①~④を繰り返して少しずつ痛みの原因を特定しながら改善していく

という感じです。

このプロセスを見るとわかると思いますが、一回でスパッと痛みの原因が根本から改善することはありません。

いわゆる「神の手」のような手技は基本的に存在しないと考えています。

一次的にそのように見せることはできても、その後すぐに元に戻ってしまったり、同じ痛みを繰り返すケースがほとんどです。

なので、われわれがやるべきことは、

「痛みの原因となっている筋肉・関節等を特定して、その筋肉・関節等がかたくなる原因となっている日常の動作を改善するために必要なアドバイスを運動・栄養・休養の観点から適切に行う」

です。

ここをひたすら磨いていくことが大事だと思いますね。

・「特殊な手技」は無駄!?


「某整体院にいったら足のみを触っただけで、なにも変わりませんでした。足しか触らない整体なんてあるのでしょうか?」

こんなご質問を受けたことがあります。

お答えとしては、「たぶん、あるのだと思います。」と言いましたが、、

「仙腸関節しか触らない」

「皮膚の表面しか触らない」

「むしろ触らない」

などなど、多種多様な手技が存在するので、、

「足しか触らない」

という手技があっても不思議ではないと思います。

問題は「効果があるかどうかはわからない」という点ですね。

プラシーボ効果などに代表される「思い込み」によって身体が改善するケースがあるため、その手技を受けて身体が良くなったという人が”一人”でもいる限り、上記のような特殊な手技は存在し続けます。

私も過去に「神の手めぐり」というのをやっていた時期がありました。

いわゆる「神の手」と呼ばれている先生の手技を受けに行くというものでしたが、感想はご質問者様と似たようなものばかりでした。

なので、効果があるかどうかはその手技を受けてみないとわからないですし、主観的に効果がなかったのであれば「はずれ」だったということだと思います。

ただ、私の知る限り「特殊な手技」で大きな成果をあげているところはほぼないです。

それは根本ではなく、あくまで”枝葉”の部分しかやっておらず、それを大きく誇張して見せているだけだからだと思われます。

身体には「原理原則」がありますので、それに基づいた手技や考え方をして初めて効果を提供できると考えます。

間違ってもよくわからない高額なところは選ばず、「原理原則」の基づいているところを選ぶようにしましょう。

・まとめ


今回は「”小さな整体サロン経営”と”神の手”について考える」という記事を記しました。

整体という受動的なサービスのみでは身体の改善には限界があると思っています。

そうした悩みを解消するべく「スモールジム」という主体的なサービスを導入させて頂いたのですが、これがすべての解というわけではなく一つの選択肢として相当有効だと感じています。

同じように整体やリラクゼーションなどの受け身のサービスに限界を感じている方、もっとお客様の身体の改善に貢献したい方は一度お問い合わせくださいm(__)m

今回の内容が何かの参考になっていれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

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