”小さな整体サロン経営”に”スモールジム”を導入する上での”経営課題”について考える
こんにちは。
小さな整体サロン経営専門!売上アップアドバイザーの高橋です。
埼玉県久喜市鷲宮でスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」というお店を経営しています。
今日のテーマは「”小さな整体サロン経営”に”スモールジム”を導入する上での”経営課題”について考える」です。
※本noteは毎週金曜日発行となります
今日は朝から雪でしたね(>_<)。。
昨日の夜に満を持して大きな雪かき用のスコップを購入したのですが、どうやら今回は出番がなく終わりそうです。
一瞬、雪が積もりそうな場面はあったものの早い段階で雨へと変わりましたのでそこまで雪は積もらずに済みましたね。
明日は最高気温14℃の予報ですので、今日の雪も解けてくれることでしょう。
ここを乗り越えたことでより一層春に近づいていくことを願うばかりです(^^)
さて、そんな今回は「”小さな整体サロン”に”スモールジム”を導入する上での”経営課題”」について考えていきたいと思います。
・スモールジムのサービスをどの時間に設定するか!?
以前に「”一人経営整体院”に”スモールジム”を導入した3つの理由」という記事を記しました。
スモールジムについてはこちらで詳しく記していますので併せてご覧ください⇩⇩⇩
既存のお客様がいる中で、そこに新たなサービスを付加する際に「どうやって融合させるか?」は非常に頭を使いました。
「午前中をスモールジムにして、それ以外を整体の時間にするか」
「午前中を整体にして、それ以外をスモールジムの時間にするか」
「曜日で整体とスモールジムを分けるか」
などなどさまざまな方向性を考えた結果、最終的に落ち着いたのは、、
「スモールジムの時間と整体の時間を交互に取る」
という形でした。
まずは絶対にスモールジムの予約を入れてはいけない時間帯を確認し、それ以外の時間の中で少しずつ予約枠を作っていきます。
この時に大事なのが予約枠の上限を決めることです。
全体で150レッスン&施術が可能だとした場合、70施術は確実に必要となればレッスンの上限は「80レッスン」となります。
これを1週間に直すと「20レッスン(20枠)」となりますので、そこを上限として予約枠を作っていくということですね。
この形で予約枠を設定することで「スモールジム」→「整体」の流れを作ることができるため、既存のお客様がスムーズにスモールジムを利用できるようになります。
導入当初は既存のお客様のみに販促をかけたため「スモールジムはやってみたいけど整体も続けたい」という方が多数いらっしゃいました。
そのため上記の設定が当てはまったということですね。
これが正解ということではありませんが、一つの解として結果を出せた決断だったと思います。
・新規集客の戦略について
新規集客についてはかなり悩みました。。
というよりも今現在も試行錯誤しながら少しずつ良くしているところですね。
今まで整体院だったお店が急に「スモールジム始めます!」といったところで「?」ですので、そこをどのように展開していくかは頭をひねりましたね。
まず、外観から少しずつ変えて、認知度を少しずつ高めながら、既存のお客様からスモールジムの新規集客を始めました。
「既存の常連の整体のお客様」→「既存の常連ではない整体のお客様」→「入会された方の紹介」
という流れで少しずつ時間をかけながら会員数を増やしていき、ちょっとずつ「ジムもやっているお店らしいよ」という印象をつけていきました。
そして、ある程度認知されたタイミング+既存の方の入会が収まったタイミングで外部へ新規集客をかけました。
この時に新規集客をかけた内容は「スモールジムのみ」です。
整体とスモールジムの両方を訴求するのではなく、「スモールジムのみ」を訴求して新たなサービスが始まったことを認知して頂く流れを取りました。
これは整体の集客事態が仕組み化されており、新規集客をほぼほぼ必要としない状態だったため実行できたことと言えるかもしれません。
どちらかのみ集客をかけるのであれば、広告宣伝費も大きくなりすぎずに済みますので、意外と大事な観点だと思いますね。
新規集客の戦略は大きな経営課題と言えると思います。
・「一人運営」における最大のリスクとは!?
小さな整体サロンであれば基本的に「一人運営」になると思います。
ここにスモールジムを導入したわけですから当然スモールジムのレッスンも「一人運営」で行っていきます。
「一人運営」における最大のリスクは、、
「一人が体調を崩した際に売り上げが0になる+お店の維持費がマイナスになる」
という点です。
そうなると「体力面」に配慮した戦略が必須になってきます。
やはり慣れていないことは身体への負担が大きいですし、スモールジムはサブスクリプションではあるものの肉体労働であることは変わりありませんので、そこをどのレベルで許容するかはよ~く考えて実行する必要があると思います。
まず大事だと思ったのは前述した通り「上限を決めること」です。
これは飲食店などで「100食限定」としているお店と似ています。
例えば「月80レッスン限定」だとした場合「1レッスン平均2.5名」で考えると「のべ利用者数は200名」となります。
これを「月4回会員様と月8回会員様の比率」に応じた数字で割って、会員数の上限を決めた上で単価を掛け合わせると売り上げの目安がわかります。
全員が月4回会員ですと「50名」、全員が月8回会員ですと「25名」が会員数の上限となります。
つまり、自分の体力面を考えて上限を決め、それでビジネスモデルが成り立つように構築して集客をしていくということです。
その上でスモールジムの大きな特徴である「スクール制」は上記の体力面を考えた際にかなり有効に作用しますので、そこをうまく組み合わせると「定休日」を週休二日にすることも可能です。
全体の集客が28日(4週間)で完結しますので、月末を休むことも可能ですし、曜日を限定することで集客を集中させることも可能です。
全体のレッスン数の上限を決めながら、休みを適正な日数確保することができるというのがスモールジムのすごいところですね。
・まとめ
今回は「”小さな整体サロン経営”に”スモールジム”を導入する上での”経営課題”」について考えていきました。
どうしても新しいことをやる場合は困難なことにぶち当たります。
それを「無理だ」と思うのではなく、楽しみながら解決していくことができるかが重要なポイントだと思います。
今回記した3つは難しいながらもなんとか解決してくることができたものですので、まだまだ完璧ではありませんがこれからも経営課題と真摯に向き合いながら解決し続けていこうと思います。
今回の内容が何かの参考になっていれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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