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持久性運動におけるセミナー開催のお知らせ

 こんにちは。久保です。突然ですが、皆様は運動生理学や持久力性運動のトレーニング方法についてどのくらいご存知でしょうか。私の勝手なイメージですが、今日では力学や運動学、それに付随するパフォーマンス理論に関するネット記事、セミナーはあっても、なかなか知見に基づいて持久性運動の情報を提供しているものは少ないように感じます。なぜでしょうか。

 一つの要因として運動生理学を専門としている研究者はたくさんいるが、現場に出て実際指導をしている人が少ないことが挙げられると思います。あとは単純にそういう研究者の方は所属の関係もあって記事執筆できないとか。

 そこで今回、私の大学時代の同級生でもある竹井尚也先生に持久力運動についてのセミナーを開催してほしいと依頼しました。彼は非常に優秀な研究者で、査読付き論文をいくつも世に送り出しています。さらに彼は箱根ランナーを実際にコーチングしているコーチという側面も持っており、机上の空論だけではない、数少ない現場を知る研究者でもあります。しかも彼自身関東インカレのリレー優勝メンバーだったりと、競技者としての実績も申し分ないほどに持っています。詳しいプロフィールは↓

彼は快く私の依頼を引き受けてくれ、今回のセミナーが実現しました。題目や対象などは竹井くんから詳細をいただきましたので以下をご覧いただいた上で、フォームよりお申し込みください。

題名:
運動生理学的観点から見た持久力を高めるトレーニング・栄養摂取方法

対象:
持久系運動種目のアスリート・指導者、サッカーなど持久力が求められる球技系種目のアスリート・指導者、運動生理学・エネルギー代謝の基礎を学びたい人


内容:

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アスリートの持久性運動パフォーマンスを高めるためのトレーニング方策や栄養摂取方策について研究論文の紹介を交えながら、解説します。運動生理学・エネルギー代謝の研究論文に触れることが初めての人でも理解できるように、教科書的な内容を事前に説明した後に専門的な内容を紹介し、解説します。運動生理学の基礎的な部分の話と具体的なトレーニング・栄養摂取方法の話が半々程度の割合です。球技系運動種目に関わる人にも役立つ情報を含みますが、あくまで持久性運動種目を主軸となった内容となっています。(上は発表スライドの一部です)

セミナー内容の一部(総スライド80枚程度を予定)
・運動中の疲労の原因
・乳酸は疲労物質?
・乳酸の抗疲労効果
・抗酸化サプリメントは本当に有効?
・エネルギー源としての糖と脂肪のメリット・デメリット
・糖の枯渇を防ぐトレーニング方策(グリコーゲンスペアリング効果)
・脂質利用能力を高めるには?
・球技系アスリートにおすすめの持久性トレーニング
・運動生理学的観点から見る朝練の効果
・グリコーゲンローディングの基礎と応用
・運動中に効果的な糖質補給戦略
・糖質を吸収しやすい体にする方法―小腸を鍛える―
・最新の高糖質スポーツドリンク「モルテン」のメカニズムと効果
・運動後の効果的な糖質補給-ダブルヘッダーや連日の試合に備える

日時:2020年 6月20日 19時〜 
料金:
一般 5000円
学生 3000円
時間:90分(質疑応答込み)
形式:Zoomを用いたオンラインセミナー
申し込み法:フォームより
締め切り:

注意
1. 時間は質疑応答などによって前後する可能性がございます。時間に余裕を持ってご参加ください。

2. 「Zoom」というアプリを利用いたしますのでセミナーの前にDLをお済ませください。通信環境が良好な場所(Wi-Fi等)でのご参加をオススメします。

3. セミナーの録画等、二次転載は御遠慮ください。

4. 不適切な行為などがあった場合、強制退去になる場合がございます。またその場合、返金などは一切受け付けません。

5. 参加者様のご都合で無断キャンセルをした場合には返金致しかねます。やむをえない事情がある際にはその旨をご連絡ください。

6. ご案内のメールが迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうということがございました。申し込み後2日以内にZoomの参加URLを含んだご案内メールが届かない場合にはご連絡お願い致します。






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