「地域一番コンサルタント」になる方法
2015年2月18日初版
著者:水沼 啓幸 中小企業診断士
レコメンド⭐⭐⭐⭐⭐
地域においてこそ、中小企業の経営をサポートするサービスが必要な時代。
コンサルタントとして成功するには「地域一番」を目指すことが近道です。
平成22年に中小企業診断士の資格を取得して、栃木県宇都宮市で開業した著者は、開業前には大学卒業後9年間、地方銀行に勤務していました。著者は融資業務や法人営業を担当し、それなりのスキルを積んできたという自負があり、かつビジネススクールでMBAも取得していました。
ところが、独立直後は、当初の見通しよりも厳しいもので、元銀行員でも資金難に直面してしまいます。そして、地方でのコンサルタントの仕事は、都会のコンサルタントとは仕事のやり方が違うことに気づきます。
独立前に目標にしていた売上1000万円は、遠い夢のようだと思いながらも、「自分のサービスは地域企業に必要とされるものだ、必ず地域一番になってやる」という決意を新たにし、サービス内容のブラッシュアップや情報発信を愚直に実践していきます。
その結果、著者は、4年後に契約先26社、従業員4名の会社に成長させることができました。そして、地方でもコンサルティング事業が成り立つ、むしろ地域密着の方がビジネスの発展性も大きいと確信をいだくようになりました。
本書では、著者が地域一番のコンサルタントになるための法則や心構え、お客様を獲得するための営業術、さらに情報の発信方法やサービスの構築方法など、自らの経験にもとづいた事例が紹介されています。
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