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アンゴラの首都ルアンダ近郊の絶景、「ミラドウロ・ダ・ルア」

個人的には
「アンゴラのミニ・グランドキャニオン」
と呼んでいるのですが、
(これでは「ミニ」なのか「グランド」なのか分からないですが… 笑)

この風化・浸食帯は
風化&浸食のスピードが速いと言われていることもあり、

手遅れになる前に(笑)
是非ともご紹介したいと思います。

🌳🌳🌳🌳🌳

                                                                                                 https://mapio.net/pic/p-42983621/
          https://prazerdeconhecer.wordpress.com/2016/10/01/miradouro-da-lua/
                        https://www.travelbook.co.jp/spot/951401
                                   https://prazerdeconhecer.wordpress.com/2016/10/01/miradouro-da-lua/

この断崖地帯は、
アンゴラ共和国の海岸沿いに位置する

「Miradouro da Lua」

葡語:【ミラウル・ダ・ーア】
カタカナ表記:「ミラドウロ・ダ・ルア」
(=月の展望台)

と呼ばれるもので、
永くアンゴラの七景にも数えられていました。
(現行の正式な「七景」には組み込まれていないようですが、
「アンオフィシャル」には今も昔も「七景」の一つです。

ちなみにアンゴラの海岸線といえば、
このような ↓ 断崖絶壁になっている個所が多く、

    https://twitter.com/leittedaniel/status/1083391463176749058

如何に突然大きな天変地異が起きて
大陸が移動したのだろうかと
想像が膨らんでしまうような様相をしているので、

「ミラドウロ・ダ・ルア」のような
地形は極めて珍しいのです。

🌳🌳🌳🌳🌳

「ミラドウロ・ダ・ルア」は
ルアンダ市内から
南へおよそ 40 km 地点に位置します。

アンゴラ&ルアンダの位置図↓

                  https://culthistoria.wordpress.com/2015/06/26/luanda/

「ミラドウロ・ダ・ルア」の位置図

                                                                                               https://mapcarta.com/pt/N4263719035

では、
「ミラドウロ・ダ・ルア」の全貌を
ドローン動画でどうぞ。


日本でも少しは知られるようになってきたのかな?


ちなみに、まだ内戦時代の1993年には
ポルトガルの映画監督 Jorge António氏 による、
タイトルもそのまんま「Miradouro da Lua」という
作品がここで撮影されたそうです。

が、これについては
Youtube に予告編があるでもなんでもなく、
まだまだ「未知度」が高いので、
今後もっと知られる存在になってくれればと
願うばかりです。>苦笑

🌳🌳🌳🌳🌳

ところで「ミラドウロ・ダ・ルア」に行くには
舗装された良好な道路(ルアンダ→ベンゲラ街道)をひた走り、
全体では1時間強、
ルアンダ市内の混みあった町並みから出てしまえば
30分~40分程度の快適なドライブで到着するのですが、

                    ドライブ中にはバオバブの木も見ることができます。

「ミラドウロ・ダ・ルア」自体には
このような ↓ パーキングエリアがあるだけで、
土産物店があるわけでなし、
飲食店があるわけでなし… なのですが、

ルアンダからここに至る途中には、
「国立奴隷博物館」
(MUSEU NACIONAL DA ESCRAVATURA
【ムウ・ナスィオール・ダ・エスクラヴァトゥーラ】)
があったり、

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Museu_da_Escravatura_(Luanda,_Angola)_(cropped).jpg

そのすぐ先の船着き場から
ボートで渡ることができる
リゾートアイランドの「ムスロ島
「Ilha de Mussulo」
葡語:【ーリャ・ドゥ・ムール】
もありますので

                                       https://welcometoangola.co.ao/directorio/descobrir-a-ilha-do-mussulo/

ルアンダからの
日帰りツアーにも向いていますし、

                                 ここまでの位置関係図 

そうでなければ
「ミラドウロ・ダ・ルア」の景色を楽しんだあと、
そのまま先に進み、

もう2時間程度走れば
クワンザ・スール州(Província de Cuanza Sul) の
小さな港町、
ポルト・アンボイン市(Porto Amboim)です。

                                                                              https://www.youtube.com/watch?v=8Ps-y1c9tE0

この町でランチをして
更に30分程度のドライブで
Cuvo-Queve【クーヴ・ケーヴェ】川の
「ビンダの滝 (Cachoeira do Binda)
【カシュイラ・ドゥ・ンダ】」 を見て、
(注:英語では Binga Falls。)

ここから更に1時間程度で
クワンザ・スール州 の
州都スンベ市(Sumbe)に到着します。

                    https://www.youtube.com/watch?v=PWkuAeKxOes

スンベなら
良いホテルも数多くあるので、

このスンベの町で一泊して、
翌日更に3~4時間程度車を走らせれば

この街道の終点で、
かのベンゲラ鉄道で有名な
ベンゲラ州 (Província de Benguela)の
州都ベンゲラ市(Benguela)に到着です。

https://www.istockphoto.com/jp/%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%A9-gm1161719383-318387343
https://pontofinalmacau.wordpress.com/2015/11/11/especial-angola-40-anos-de-independencia-4/

いつかアフリカへ行ったならば、
こんな旅は如何でしょう?😊

                                   全体の位置関係図

いつぞや別の記事で
モザンビークは田舎の方が危険だと書きましたが、

アンゴラはその逆で、
田舎は実にのどかで比較的安全なので、
首都ルアンダの喧騒しか知らないで
初めて地方へ行ったときは、
いい意味で非常に驚いたものです。笑

永きにわたる内戦や腐敗した政治など、
悪いイメージが定着している
アンゴラではありますが、

実際行ってみると、
国民の大多数がクリスチャンであることもあり、
良い意味でアフリカ臭くないとでもいうか、

西洋文化に慣れ親しんだ人にとって、
意外と違和感がない国だと
(最低限私は >笑)信じて疑いません。

政府も観光に力を入れたいとしている上、
これ以外にも美しいスポットが
多くありますので、

人生に一度は行っても
良いところだと思います。✌

本日もお読み頂き、誠にありがとうございました!


※ 「そうだ、アンゴラ行こう!」、否、
「その3電球」はこたつぶとんさんの作品です。


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