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これぞブラジリアン無頓着の極致かも♪


ここのところ、
ブラジル人の無頓着さの良さなどについて
記して参りましたが、

今日は、その締め括りとして
無頓着の極致かもしれないと思うことについて綴りたいと思います。

と、
あたかも以前から
この話で締め括ろうと「企んで」いたかのような
言いぶりですが、

実は先週末から、以前から五月雨式に入っていた
単純作業系の翻訳のお仕事が、普段の7倍ほどの量手元にあり、
何気に目下ピークを迎えていることもあり、

単純に

頭の切り替えができな~い! >爆!

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その割に朝から晩まで note にへばり付いているように見えると? >笑

...だって、エクセルで単純作業していると、
あっという間にゲシュタルトが崩壊しちゃうので、
すんごい小刻みに休み休みやっているんですもの...。

それに単純作業とはいえ、時々確認のためネットにも頼ることがあるので、
ブラウザーを開いたら、ついでに note を覗いてしまう...。>爆!
(↑ これは明らかなサボりですが… 笑)

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さて、本題です。

いくら無頓着だとはいっても、
普段ブラジル人だと豪語している私でも
よい意味で呆れてしまうのが、

ブラジル人がいとも簡単に子供をもらって育ててしまうことです。

そう、
養子を貰うことに何の抵抗も躊躇もなく、

貰われた方も、「私は貰われっ子なの」と
平気で言うし、そのせいでグレている子も見たことがないのです。

ᎻᎪᏢᏢᎽ✲(ˊᗜˋ*)✲ღƪ(ˆ◡ˆ)ʃ♡ƪ(ˆ◡ˆ)ʃ♪るんるん♪

最初に遭遇したケースは、
小学校の頃のある日、仲良しの友達の家に遊びに行くと、

それまでいなかった赤ちゃんが、友達のお母さんに抱かれて
哺乳瓶でミルクを飲んでいました。

2~3週間前にその家を訪れたときには
お母さんのお腹が大きかったようなこともありませんでしたから、

どこの赤ちゃんかしらと思っていると、
すぐにお母さんが私を手招きで呼び、

「うちの新しい赤ちゃんよ。見においで」と…。

子供ながらに「親戚か知り合いの子供かな」と思って近づくと、

「うちの女中さんの○○ちゃんのこと覚えているでしょ?
彼女がね、この子を置いて出て行っちゃったの」

と…。

すると、それに次いで友達が、

「だから、うちのママが育てることにしたのよ♪ 😊

と…。

お母さんも友達もニコニコ満面の笑顔で、
子を置き去りにした母親への怒りも、
今後の行く末に関する不安なども全くない様子で、
ひたすらいいことが起きたような顔をしています。

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当時の Shiominは9歳か10歳。

日本の本やマンガを読む子供でしたし、
当時は「お涙頂戴系」の作品がブームでしたので、

「貰いっ子」といえば、
やれ、いじめの対象になったり、
やれ、それが原因でいじけて不良になったり...

といった筋書きが、
日本人らしくきちんと(?)摺り込まれていましたから、

友達とお母さんには
「そうなんだぁ~…」とか言いながらも、
正直唖然としていました。

その後、その赤ちゃんがよちよち歩きをして、
お姉ちゃん(友達)やお兄ちゃん(友達の弟)を追いかけて
庭で遊ぶくらいになるまでしか
見届けてはいませんが*、
きっとりっぱに育ったと信じています。

* 以前、初恋の男の子についての余談をしてしまった記事がありましたが、
その当時住んでいた地区 (Perdizes)での出来事です。

👶👶🏻👶🏼👶🏽👶🏾


そのときは、子供ながら

「でも大きくなったら、あの子もグレちゃったりするのかも」
などと思っていたのですが、

その後、そういったケースに多く遭遇し、
私の「ブラジル人化」も進んでいくにつれ、

「愛さえあれば誰が産んだとか関係ないよね💕」

と思えるようにもなっていきました。

💟💖💟💖💟💖💟

そういえば、
なんだかのパーティーで
元夫の妹の旦那さんの実家に行った時にも、

「うちの母さんが、子供が皆大人になっちゃて淋しいからと
貰ってきた子なんだよ~」

という、5歳くらいの女の子がいました。

👧👧🏼👧🏻👧🏽👧🏾


ま、そんなことができるのも、
食費が安く、一人や二人増えたからと
目くじら立てる必要はないからですし、

学校も頑張れば小学校から大学まで無料で行けるし、

そもそも皆と横並びでいる必要なんてないですから
勉強なんてしたくなってからしてもいいんだし、

なんてったって、周りを気にすることがないから、
その家のお母さんが、
そろそろまたぷにぷにの赤ちゃんを抱く
幸せを感じたいわ~っ♪
と感じたならば、

そりゃ、もらっちゃうっしょ♪

てなもんで…。 >笑

でもって、

貰われた子だって、
「貰われっ子は不幸だ」なんて
「変な常識」を植え付ける人はいないから、

「んっ?不幸?私が?なんで?!
家族大好きだし、ママのことは一番大好きだし♪」


てなもんで…。

これ以上、何がいるというのだ?!

✨いいじゃないの、幸せならば♪✨


そう思いません?!

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本日もお読み頂き、誠にありがとうございました!

3匹の子ねこちゃん

※ 「僕たち、色柄は違うけど兄弟なんだよ♪ 」、否、
「3匹の子ねこちゃん」はこたつぶとんさんの作品です。



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