ポルトガル語圏が本質的に良いと思う点
※ トップ画像:Capri23autoによるPixabayからの画像
高校の時、「裏話」をするのが好きな面白い歴史の先生がいました。
その先生がある時、
「みんな、ブラジルの旧家の一人目のお母さんは
全員娼婦だったと言われているの知ってる?」
と、
なんともショッキングな発言を冒頭に、
話してくれたのは次のような内容でした。
・ブラジルが発見されてから、ポルトガルは多くの探検隊を送り込んだ。
・その団員等は節操が無く、原住民のインディオに多くの子を産ませた。
・この事態がヨーロッパ諸国にも知られるようになると、
「これでは対外的にもよろしくない」
と考えたポルトガル王国は、
直ちに「娼婦狩り」を行い、ブラジルに送り込んだ。
・その結果、婚姻関係が結ばれた者達が、
自ら開拓した土地の地主となり、
旧家・名家を成していった。
というものでした。
*****
「節操の無さ」
というか、
よく言えば「無頓着さ」は
実はポルトガル語圏共通だといえる特徴で、
モザンビークなどは、
キリスト教信者とイスラム教信者が
半々くらいで、
北に行けばいくほど
イスラム教徒が多いという
人口分布になっているのですが、
ある年のラマダーンの「入り」の日、
働いていた事務所の秘書の女性が
マキシ寸で長袖の黒いドレスで働きに来ていたので、
「あれっ、あなたクリスチャンじゃなかったけ?」
と訊ねると、
「そうよ。でもウチはイスラム教の親族が多いんで、この時期は
敬意を表してこういった格好で過ごすことにしているの。
お昼ごはんは、食べに行くけどね♪」
と。
(な~んだ、食べには行くんだぁ~! >笑)
また、
ホテルのプールで仲良く遊ぶ女の子達が、
一人はブラジル風の小さなビキニ、
もう一人は真っ黒なブルカを纏った姿なのを
見たりすると、
「ああ、平和だなぁ~」
と、
つくづく思います。
*****
以前、ここ ↓ にも「節操のなさが平和の秘訣なのかもと思った」
てなことを書きましたが、
人種差別や宗教の違いを発端とした
物騒な事件や紛争が頻発する世界の情勢を見ていると、
つくづく
「ポルトガル語圏っていいナ♪」
と思ってしまいます。
*****
そんなこんなで、
「宗教戦争が起き得ないのは日本とポルトガル語圏。
日本は、誰もが大勢の神様がいて当然だと思っているから。
ポルトガル語圏は、誰もがあまりにも無頓着だから」
と、本気で思っております。>笑
ちなみに「無頓着」だということは、目の前の物事に
疑問を持たないということですから、
世界的に有名な科学者とか発明家とかが
ポルトガル語圏から出にくいのも
「きっとこのせいなんだろうなぁ~…」
とも思っているんですけどね…。>爆!
何はともあれ、平和が一番!
ということで♪
※ 「ネコのピクニック」はこたつぶとんさんの作品です。
本日もお読み頂き、誠にありがとうございました!
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