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正解が欲しいんじゃない、否定をされたくないだけ


 大学院の講義で分からないことがあり、
教授に相談をしに行った際、
「自分はこう考えたんですけど、
 合っていますか?」と話した。
すると教授は、
「そういう考え面白いね!でも私は
 違う捉え方で考えていて、〜」
と返してくださった。

 大学の頃の話では、ゼミの時間で
研究したいテーマを伝える場面があり、
「こういうことすれば面白いと思うんですけどどうですか?」
と教授に伝えた。すると教授に
「それやるの難しいだろ。ダメだ。」
と言われた。

同じようなくだりだが、この2つを比べると
受け取った時の気持ちには
大きな違いがあった。

先生からの助言を頂きたいという気持ちも
あったが、
自分で考えたことをまず認めてほしい
という願いの方が、強かったのではないか
と今思い返すと感じる。

 ずいぶんと昔、何かの本か動画で
「女の子は共感してほしい生き物
 話にアドバイスなんか求めてない」

というセリフを聞いたことがある。
当時の僕は
「何を言っているんだ?意味がわからない」
と感じていたのだが、大きくなった今では
その言葉の意味がわかる気がする。また、
「女の子は」ではなく、

「人間は誰しも、
共感してほしい生き物」

なんじゃないかなと思っています。

老若男女問わず、誰に対しても共感の姿勢を保てる人間でありたいものです。

追記)
TikTok、Instagram等人気の投稿には
必ずと言っていいくらい否定的なコメントが
あるなという印象があります。
対面で否定されることも辛いですが、
大勢の人から否定的な声を浴びることの方が
辛いんじゃないかなと感じます。
もっと良さを認めたり、共感したりするような
肯定的なコメントが多くなればいいなと思っています。

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