給付型奨学金に通らないかもしれない
給付型奨学金に通らないかもしれない。
ここでの給付型奨学金は、日本学生支援機構(JASSO)の給付型奨学金のことだ。
民間の給付型奨学金にも複数申請しているが、そちらは最初からダメ元で申請している。成績も悪く、わかりやすい困難さもない私が採用されるとはあまり思っていない。
でも、JASSOの給付型奨学金だけは通ってくれないと本当に困る。
これに通らないと、学費が満額、つまり年間約54万かかることになる。
私は令和4年の給与の関係上、少なくとも前期は第Ⅱ区分なので、学費と支給額を合わせて毎月9万ほどの差が出る。貧困学生としてはあまりに大きな額だ。
でも、採用されない可能性、さらに言えば申請できない可能性が高くなってきた。貸与型奨学金を申請しても、採用される可能性はかなり低そうだ。
詳細については、別でまとめようと思う。
学費がかかるなら、奨学金ももらえないなら、復学は諦めた方がいいのだろうか。
家賃と学費だけで、毎月11万ほどかかることになる。
そこに食費や水道光熱費を加えて、学期初には教科書代も少なからずかかる。PCローンも支払わなくてはならないし、通信費もかかる。復学して社会保険から抜けたら、国民保険料もかかる。精神科にも通院しないといけない。大学に通う服もない。
月20万弱稼ぎながら、単位を落とさず取って卒業することは可能なのだろうか。
結局退学する羽目になるなら、最初から復学しない方がいいのだろうか。
この2年間、復学するために色々なことを頑張ってきた。そもそも休学自体、ほぼ奨学金に申請するためのようなものだった。
なのに、その奨学金に通らないかもしれない。
「今の制度はこうだから」「そのようなケースは想定していないから」
そんなくだらない理由で将来を阻害され、選択肢を減らされてばかりだ。
これまでの人生で数えきれないほどこんなことがあって、その度にどんどん心が冷えてきた。穴のような空虚感がずっと消えなくて、喉がつかえている感じがする。
誰にも尊重されない。守られない。私の訴えは聞いてもらえない。何を言っても、何もしても意味がない。
私には、価値がない。
そんなことはわかりきっていたが、それでもと思ってあがいてきた結果がこれだ。もはや笑えてくる。
こんなことなら最初から頑張ったりしなければよかった。下手に頑張ってしまったからこんなに辛い。期待なんかしない方がずっと楽だって知っていたはずなのに、私は何も学ばない。
今ここで諦めて、すっぱりと何もかもやめてしまいたい。
でも私は臆病なまま23歳まで死に損なってしまったから、それも出来ないのだろう。
だから、今ここで諦めるべきではない。ちゃんと頑張れる。報われないかもしれないし、今諦めても結果は同じかもしれないが、やらないよりは絶対にいい。そう信じて進むしかない。
これを書き終えたら、民間の給付奨学金申請のために作文を書かないと。私はちゃんと頑張れる、大丈夫だ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?