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歳を重ねてケガしてからがはじまり

若いときは表現も浅い

若い頃はラクに動けるので痛めるまでは使い方の大切さになかなか気づけません。

使い方がおかしいかもしれないけど追いついていくためには仕方ないとか、この方が動きやすいとか言い訳しながら使い続けます。

今は使い方よりも動けて周りについていくことが最優先で手に入れたいモノがたくさんあるのが若さなのです。

価値あるものに気づくとき


けがをしたり歳を重ねて痛くなってから、動けなくなってから、なんとかしたいと思い始めます。

それでようやく関係ないと思っていたものが、一番欲しいものと関係あることに気づきます。


ケガしたり年を重ねるのは終わりではなくてはじまりです。上手くなるとか表現力が増す、よりよく生きるというのはそこからです。

表現の深みが増す=精度の高い動き

正しい使い方をした動きはシンプルな美しさにつながります。呼吸と動きの連動はしなやかで美しい。ケガをしたからこそ、歳を重ねていくからこそできることや見えてくる表現があります。


そこが踊りのおもしろいところです。つまるところ、生きることのおもしろさです。



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