司法書士の勤務形態
司法書士となり一番変わったことと言えば、やはり、新しく知り合った方から「お仕事は何をしているんですか?」と聞かれたときに、
「あ、司法書士をやってます。」と、まずはさらっと一言で言えるようになったこと、です。
私のこれまでの人生の中では、三人息子の子育てが間違いなく一番大変で、かつ一番達成感のある仕事だったのですが、一般的に人様からみると、「子育て」は「仕事」ではないわけで・・・
そこんとこ、いつもモヤモヤしつつも、「あ、今は子育て専念中で、社会でお金を稼いでおりません・・」とか返事してた頃もあったなあ。(と、遠い目)
私の第一印象として、あまり専業主婦のイメージがないらしく、(と言われることが多かった・・)この会話は何度したかわかりません。
と、ここまでは前置き。
一言で「司法書士やってます」と言っても、本当にいろいろな勤務形態があると思います。
大手の法人に勤務して、専門性を極めつつ、それに特化した働き方をしている人もいると聞きますし、オールマイティー型で勤務司法書士として経験を積んでいる人もいるようです。
いわゆる「勤務司法書士」の良いところは、仕事は取ってくるのではなく与えられるのが原則だろうし、オンとオフの切り替えもしやすいのではないかな、と推測。(もちろん例外もあると思いますが)
ただ、雇う側、つまり経営サイドとしては、雇用契約を結ぶわけだから、社会保険の加入義務は発生するし、なかなかの負担となるだろうな・・・
私のように、すぐに独立してしまうと、自分の時間を有効活用できる反面、仕事は天から降ってこないから、そこは自分の努力が必要になってきます。
その中間みたいなやり方をしておられる先生の話も、地元で少し耳にしたけれど、具体的にどのような形態なのか良く知りません。
勤務形態は、ひとそれぞれ向き不向きがあると思うので、どれが一番、なんてのはないと思います。
でも、開業して5か月目の私の今の素直な思いとしては・・
仕事の入り口から出口まで、全部自分でできる、今の働き方は、とても性に合っているというか、楽しいというか、、
満足しております。
ご依頼があって、ご相談の後、下調べをして取り組んだり、
または、先を見越して知識を仕入れるために書籍を購入して空き時間に学んだり・・・
そういう一つ一つのことが、自分をパワーアップさせている、そんな実感を日々感じることができて、とても幸せです。
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