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日本橋川と鎧橋

スローリー余話
川と橋と美味しいもの#25

作家・谷崎潤一郎が「鎧橋」について書いたエピソードが記された碑

日本橋川に架かる「鎧橋」は1872(明治5)年に「鎧の渡し」があった場所に架橋されたといいます。その名前は平安時代に源義家がこの辺りで嵐に会い鎧を奉納した「鎧が淵」に由来すると言われています。また記念碑には作家・谷崎潤一郎が綴った「鎧橋」に関するエピソードが記されています。

鎧橋を渡ると兜町

小網町から「鎧橋」を渡ると兜町の東京証券取引所です。昔から株式市場関係者は縁起を担ぐといいますが新大橋通り・蛎殻町には『カツサンド』が名物の『日本ばし 宇田川』があります。
(以下、『東京Slowly² vol.3』最新号より)

名物『カツサンド』

笑顔が生まれる“旨み溢れる肉”

日本ばし 宇田川

日本橋本町で1967(昭和42)年から多くの顧客に愛されてきた「とんかつ」。その甘みのある茨城県産梅里豚の美味しさを愉しめるボリュームたっぷりのカツサンドとお弁当のテイクアウト店として日本橋蛎殻町で新たなスタートをきったのが2022年9月。そして待ちわびていた長年の常連客にとって待望のお食事処がその翌年の6月には隣に開業し『日本ばし 宇田川』の新時代がはじまった。

良質な脂が生みだす旨みを存分に愉しめる『トンテキ』

そしてその安定の美味しさは変わらず。さまざまな銘柄豚や品種を食べ比べてきたご主人が自信をもってすすめる梅里豚は、脂は軽く、しっとりときめ細かな肉質から溢れる旨みは極上。カツでいただくのも良いがお肉の美味しさをもっと愉しむには『トンテキ』がおすすめ。週末には近隣のマンションに住む家族連れの多いという。このお肉は誰もが笑顔になる美味しさだ。

日本ばし 宇田川
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-17-2ライオンズマンション日本橋 106 107
イートイン03-5801-9860 テイクアウト03-6661-2960
営業時間:イートイン月-金11:30-14:30(L.O.13:30) 17:00-21:30(L.O.20:30) 土11:30-14:30(L.O.13:30) 第1・3土曜は昼のみ営業
テイクアウト 月-土11:00-19:00 日・祝11:00-16:00 第1・3土曜は15:30まで
定休日:日・祝(イートイン)不定休(テイクアウト)