東京Slowly²

2023年7月、東京を「ゆっくり(slowly)」「じっくり(slowy)」あじわい、愉しむための雑誌… もっとみる

東京Slowly²

2023年7月、東京を「ゆっくり(slowly)」「じっくり(slowy)」あじわい、愉しむための雑誌 「東京Slowly²」(トーキョー・スローリー・スローリー)を創刊しました。

マガジン

  • EDITOR'S NOTE

    雑誌「東京Slowly²」の編集こぼれ話的なことをまとめています。

最近の記事

クリームソーダ

editor's note 次号のご案内③ 東京も9月下旬になってやっと猛暑も収まってきた感じです。第2号の発売に向けて取材活動を行っていたのが7月下旬から約1ヶ月。 「暑い」という言葉さえ発することが面倒になるような猛暑の最中でありました。そんな時に出会った珠玉の「クリームソーダ」。もちろん、10月6日発売の「東京Slowly²」第2号でもご紹介しております。 アマゾンでは先行予約販売も開始しております。https://onl.la/vakZjh2

    • 銀座

      editor's note 次号のご案内② 西洋の舶来品を積極的に受け入れ独自の文化として昇華してきた街・銀座。この街は寿司をはじめとする伝統的な和食から海外の有名レストランなど多くの星付きレストランが居並ぶ日本を代表する「美味しいものに出会える街」です。そんな沢山の美味しいものの中から「東京Slowly²」第2号 (10月6日発売)では、みんな大好きな洋食とスイーツを約40pに渡って紹介します。 アマゾンでは先行予約販売も開始しております。https://onl.la/

      • 洋食

        editor's note 次号のご案内① 突然ですが「洋食」というと、皆さんどんな料理を想像されますか? 「オムライス」や「ハンバーグ」「グラタン」など子供から大人まで多分嫌いな人は少ない料理が洋食ではないでしょうか。明治の時代、フランス料理にはじまり「日本人の口に合う」つまり「ごはんに合う」料理として進化して100年以上、子供から大人まで幅広く愛されている「洋食」。 10月6日発売の「東京Slowly²」第2号は、みんなが大好きな洋食の老舗を中心に紹介します。 アマゾ

        • 馬肉

          editor's note さくら鍋 みの家 猛暑が続く東京。屋外でじっくり・ゆっくりしていると熱中症になってしまうのでご注意ください。これだけ暑いと食事はどうしても冷たいものになりがちですがこんな時こそ、冷房の効いたお部屋で冷たいビール、そして栄養満点の『さくら鍋』はいかがでしょうか。馬肉は、高たんぱく、低脂肪、低カロリーな食材で、体内ですぐにエネルギーとなるグリコーゲンを多く含みます。そのため、夏バテ防止に効果があると言われています。 「東京の江戸の味」でご紹介した

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • EDITOR'S NOTE
          東京Slowly²

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          うなぎ

          editor's note ゆしま小福 湯島天神下の鰻の名店「ゆしま小福」。こちらの三代目ご主人・小暮貴生さんは、毎朝、活鰻の割き~串うち~蒸し~焼きまで一人で手掛けるプロフェッショナル。中学時代から白焼きを手伝い、当時からお店を継ごうと考えていたという”鰻を愛する探究者”です。「『小福の鰻じゃなくっちゃ』という多くお客様に支えられてきました」とご主人は言います。 贔屓のお店がある幸せ。猛暑のなか迎える、今年の土用の丑の日は7月30日です。貴方はどちらで鰻を召し上がりま

          冷やしみたらし

          editor's note 赤坂青野 赤坂青野は、あのスティーブ・ジョブスが愛好した和菓子店。 「最初は国際電話で注文がありまして」と語る、店長の武田さん。 「カリフォルニアに送ってもらえないかという問い合わせをお断りしました。当初はハリウッドスターから注文じゃないかなどと冗談を言っていたもんです」 場所柄、芸能関係者など著名人の顧客も多いが海外へ送って欲しいという要望は初めての事だったそう。 その後、年配の男性が2週に一度、定期的に買って国際宅配便で送っていた相手先はあ

          冷やしみたらし

          切腹

          editor's note 物騒なタイトルで恐縮です。 「港区・和菓子今昔」で紹介した 新橋の『新正堂』の名物『切腹最中』は 忠臣蔵の浅野内匠頭が切腹した屋敷跡 に同店があったことが名前の由来だそうですが このビジュアルが生まれた理由があるのです。 「餡子が美味しい」と評判だった当店。 「餡子をたっぷり食べてもらいたい」という 想いでこの最中が誕生しました。 最中に求肥を挟むことによって食感の 美味しさが加わるとともに、 この「餡子がはみ出した」状態を維持 しているのです

          猛暑

          editor's note 暑い日が続く東京ですが、こんな時には冷房の効いた店内で 涼しげなお庭を眺めながらいただく『じゅんさいそば』など いかがでしょうか。 『かんだやぶそば』五代目のご主人考案の美味しいお蕎麦です。

          洋食

          editor's note 次号の編集企画のテーマは「洋食」です。 「そもそも洋食って?」という素朴な疑問。 広辞苑(第5版)によると 「欧米の料理を日本人向けに整えた料理。西洋風の食物。 西洋料理。」とあります。 明治維新以降の”文明開化”によって流入してきた ”西洋料理”。肉食でありバターやパンなどそれまで日本には なかった食材をナイフとフォークで食べる料理を日本の大衆向け に白飯と箸でも食べれるようにアレンジし大衆化したのが、 どうも「洋食」のようです。「カツレツ」

          お座敷

          editor's note 海外からの観光客には座敷での食事が人気だと 特集「東京の江戸の味」で取材させていただいたお店の方 たちは皆さん同じように話されていました。 歴史あるお店の「お座敷」は「お料理」とともに そのお店の顧客体験を提供するものです。 「お座敷で美味しい食事をいただく」 慌ただしい日常の中で大切にしていきたい時間です。 ちんやのお座敷 新しい花川戸のお店でも、従来通り玄関で靴を脱ぎ 2階のお座敷でお食事をいただきます。全て椅子と テーブル席なので海外か

          おひとりさま

          editor's note ぽん多本家 今回取材でいろいろなお店に伺いましたが 多かったのがover50の女性同士のお客様。 同世代の男性同士は安価な昼呑みできる店 (ホッピーが呑めるような)には多いが、 きちんとした食事をするようなお店で見かける ことはありませんでした。 そんな中、 上野広小路の『ぽん多本家』のカウンターで 見かけた先輩(多分年齢的に)は素晴らしく スマートに、しかも男らしく食事をされていたので noteとして記録します。 桜も散りかけた4月の平日、1

          おひとりさま

          希少品

          editor's note 弁天山美家古寿司 電気冷蔵庫が家庭に普及するおよそ100年前、 1866年創業の弁天山美家古寿司。 冷凍どころか冷蔵も難しかった時代から営まれている当店は、 今も昔ながらのお魚に調理を施すお寿司を提供されている。 新鮮なお魚に施される技は伝承の技術。 まさに希少な技術であると言えるでしょう。 そんなお店にはいくつかの希少なお写真や色紙が。 誌面でもご紹介した「すばらしき仲間」というテレビ番組で 放映されたシーン。 カウンターの中、手前が俳優

          毎日百個

          editor's note 岡埜栄泉 かつて虎ノ門に勤務していたことがあり (『虎ノ門ヒルズ』がまだなかった時代) 当時の社長秘書から 「悪いけど、今すぐ岡埜栄泉で大福8個を2折お願い!」 といった指示が何度かあり 桜田通りを午前10時頃走った記憶がございまして 「売り切れ御免」の銘品を知った20代。 その”お駄賃”の『豆大福』の美味しさを知ったあの日から 数十年後に取材させていただくことになりました。 いろいろなお店の歴史を伺ったなかで 最も興味深かったのが 「毎日百

          エレベーター

          editor's note かんだやぶそば 2014年に建て替え新装となった『かんだやぶそば』。 かつての風情を極力残し建て替えに伴ってバリアフリー になっていることは多くのメディアにも報じられています。 そして新たに設けられた二階のお座敷。 かつては、常連のお客様から宴会の申し入れがあっても限られた席で しか対応できなかったのが、多くのお客様にもご利用いただけるよう になりました。 さらに2階にも関わらず設置されたエレベーター。 五代目のご主人・堀田康太郎さんは 「長

          エレベーター

          はじめまして「東京Slowly²」です。

          私達、「東京Slowly²」(トーキョー・スローリー・スローリー)は、楽しい食卓を囲む時間を大切にしています。 美味しい食事と愉快な話題は、人生に夢を生みだしてくれると信じているからです。 その場が切っ掛けになって「好きだったこと、楽しそうだと想像していたこと、やり忘れていたこと」そんな記憶が蘇がえり、仲間との話題も相まって、機会到来好機到来!やり残した夢の実現に向けて大きくふくらむのだと考えています。 美味しい食事から始まる、人それぞれの楽しい時間の過ごし方、これから

          はじめまして「東京Slowly²」です。

          「東京Slowly²」(トーキョー・スローリー・スローリー)7/7発売

          愉快な毎日のスマイルライフマガジン 「東京Slowly²」(トーキョー・スローリー・スローリー)が7月7日に発売されます。 第一特集は「元気です!東京の江戸の味-浅草・上野・神田・森下-」。 この間、なかなか行くことが出来なかった「気取らぬ美味しさ」 天麩羅・すき焼き・蕎麦・鰻に洋食など下町老舗の〝美味しいもん〞を特集。 甘辛の東京の郷土料理「江戸料理」の今そして”元気”をお伝えします。 第ニ特集は愛され続ける”餡”と”餅”と題し港区の和菓子今昔を。 センター企画ではお

          「東京Slowly²」(トーキョー・スローリー・スローリー)7/7発売