働きたくない。学びたくない。遊びたい。
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働きたくない。学びたくない。遊びたい。

先日、NHK「クローズアップ現代」で自分も所属するニューホライズンコレクティブのことが取り上げられていた。いくらでも誤解曲解できるしくみではあるが、おおむね正しく、そして好意的に描かれていたと思う。さすがNHK。思えばNHKよく見てるなあ。ドキュメント72時間、カネオくん、ファミリーヒストリー、、、ぶっ壊せ!という人もいるがそれは困る。壊さないで。

それはさておき、ゲストがあの「LIFE SHIFT」のリンダ・グラットン先生だった。おおお。豪華。4年ほど前に読んだ時、わりと影響された。というか「あ、俺、だいじょうぶだ」と背中を押された感じがした。見えない資産を大事にする(人とのつながりや知識、健康)とか、前向きに変わり続ける大事さとか、意識的にも無意識的にもこの数年やってきたことだったから(と言いつつ分厚い本だったからほとんど忘れた)。

番組の中でリンダ先生がおっしゃったことで気になったのが、

「人生100年時代では70歳でも80歳でも働きつづけよう」
「何歳になっても学び続けることが大事」

というおことば(うろ覚え)。

これは、、、と思ってちらっとSNSを見てみると、「そんなんつらいわ」「俺は65歳までがいい」「学ぶより遊びたい」等々の感想がわりとあった。

わかる!完全に同意である。

働くより遊びたい!学ぶより遊びたい!

人間だもの。


僕の場合、正確に言うとこうだ。

働かなければならないと思って働くのは、つらい。
学ばなければならないと思って学ぶのは、つらい。
でも面白かったら仕事も学びも、遊びとおんなじ。

つらいことは長続きしない。身につかない。すごい労力を注いでも、結果が伴わない。しかも自分は人一倍飽きっぽくて根性無しだ。すぐへこたれる。

だから、仕事でも何でも面白くないといけない。面白ければ自然と努力する。もっとうまくなりたいから創意工夫もする。調べたり人に聞いたりする。実際にうまくなったらうれしい。すごい快感だ。そしてまた努力する。

この面白スパイラルに突入すると人間強い。僕も強い。もはや仕事も学びも遊びと同じになる。働こう学ぼうなんて思わなくてもどんどんやりたくなるので、その流れにただ任せればいい。

そのために「面白い仕事を探す」以上に「仕事を面白くする」のが大事になる。ある事象の中に隠れている面白を見つける面白発見力。そして見つけた面白をさらに面白くする面白育成力。これこそが本当のクリエイティビティだと思っている。どんなことでも面白くできたら、この世は天国、人生はバラ色だから。

あと、どんなにやっても面白くならなかったらたぶん向いてないので撤退する。逃げる勇気も大事。逆にそこそこできるけど面白くならなかったら、あまり伸びない可能性が高いのでそれも機を見てほかへ乗り換える。

もちろん世の中には努力、根性、勤勉、このあたりが得意な人もいる。そういう方はまっすぐに働き、学ぶのだろう。でも自分は飽きっぽい根性無しだ。努力ができる人の真似をしてもダメだと子供時代に悟った。ほんとに努力が苦手だ。そんな自分でも25年間広告クリエイティブの世界で仕事ができて、徹夜で企画できたのは、努力したからでなく単に面白かったからだと思う(正確に言うと「面白く仕事をした」)広告はひとことで言うと「いいところを見つける仕事」。そのスキルが「仕事の中の面白いところ」を見つけるのにとても役立った。ありがとう、広告。

僕の将来は働いてないし学習もしていない。でもきっと自分が面白いと思うことに熱中している。それによって知識やスキルを得ているかもしれないし、お金が生まれているかもしれない。人から見ると働いたり学んでいるように見えるかもしれない。でもそういう感覚はない。ただ遊んでいる。

これが理想であり目標だ。いまもわりといいところまで来ているがもっと行けると思う。いつだって働きたくない。学びたくない。遊びたい。

ちなみに敬愛する双葉杏師匠を一生懸命描いてみたが、こんな48歳やばいという自覚はある。


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クリエイティブディレクター。コンセプトを考えたりコピーを書いたりしています。パンダ音楽祭プロデューサーも。1995年〜株式会社電通→2021年〜株式会社スロウリー。