見出し画像

6/30 早朝読書会 新約聖書 マタイ福音書 第20章 ぶどう畑の労働者 レポ

読書会をやってみて

新約聖書 マタイ福音書 第20章 ぶどう畑の労働者の読書会を6名でやりました。

この話は、天国というものはこういう場所だよ、というイエスのした例え話の一つです。
ぶどう畑の持主が朝早くと午前9時頃と午後2時と3時と5時に町で労働者を一日一デナリ(お金の単位です)雇います。
夕方になって持主はぶどう畑の現場監督に「みんなを呼んで日当を払ってやりなさい。ただし、最後に来た者からはじめて、最初に来た者へと順番に支払っていくのだ。」と命令します。
なので、現場監督はまず、午後5時に雇った者たちに一デナリの日当を渡しました。
そして、朝早く来た者は遅く来た者より当然たくさんもらえると思っていましたが、結局同じ一デナリの日当しかもらえませんでした。
そこで、朝早く来た者は抗議をします。「なんで遅く来た者と同じ日当しかもらえないんだ!」と。
ぶどう畑持主は次のように答えます。「一日一デナリの約束だったじゃないか。自分のお金を好きなように使って何が問題なのだ。あなたはヤキモチをやいているだけだ」と。ここで例え話は終わります。
常識から言うと納得いかない話です。自分は長く働いて苦しんだのに、短く働いた人と同じ給料なんて。文句を言う人の気持もわかります。

主催者の感想はここに載せました。

ご参加いただいた方の感想

Mimiさん
新約聖書のマタイ福音書「第20章 ぶどう畑の労働者」の話は現代社会の価値観とは異なっているように見えます。私自身、理解するのに時間がかかりました。今日、参加者の方々の意見を聞いてさらに考え、理解が深まったように思いました。実り深い時間を有難うございました。

次回

7/7 書く会

7/13 レベッカ・ブラウン『体の贈り物』から「汗の贈り物」

よろしければ、サポートいただけると助かります!