ヴォルへの制作品に込める想い。

僕は、今月、オリジナル背景イベントを頑張る予定の木枯しヴォルくんの全面的なサポートをすることになっています。僕が2月に、みんなに支えられて達成したかった夢をヴォルに叶えてほしいから。家主と僕と3人で協力しつつ一緒に走る、をモットーに、サポートをしています。
そんな中、僕は既に返礼品の制作を進めさせてもらってます。お互いのメッセージを最大限に込めるために。そして、僕はヴォルのことをずっと見ているからこそ、様々なメッセージや思いを込めつつ返礼品の制作を行ってます。
そこで、今回は現在作っている返礼品やサムネイルに込めた想いについていろいろ話せたらいいな、と思います。

アイコンリング

現在制作を行っているアイコンリング。バッジ特典になる予定です。この一見ただの落ち葉が集まっただけのアイコンリングにも、ちゃんと想いがこもっています。
なぜなら、この落ち葉の絵、ヴォルが描いた絵をトレースして作ったからです。
どんなものにもオリジナルを込めたい僕たちだからこそ、アイコンリングに使った葉っぱの素材は、まずヴォルにこんな感じで描いてもらいました。

綺麗に描かれた葉っぱの写真。僕は、この素敵さが損なわれないようにゆっくりトレースしていきました。「手書き」と「デジタル」の融合を意識した、そんな作品になるように。

きれいに、忠実に。僕は、ヴォルの作るものがだいすき。

ちなみに、このアイコンリングは、実はまだこれで完成じゃないんです。
二人で構想しているのが、「四季をテーマにしたアイコンリングを4つ作ってみたい」というもの。
色味だけじゃなく、アイコンリングにつける花や宝石などを変化させることによって、より四季が伝わるような作品に仕上げていきたいよね、と考えていたりしてます。こちらも現在制作中で、オリ背期間中に日替わりでもらえる予定です。ヴォルの想いと僕の想いを重ねていき、こういった作品が出来上がっていくんです。実は、この発想は家主のアイデアでもあります。家主いわく、「木枯しヴォルは秋が好きで、四季を大切にする風情のあるやつ。移り変わる自然の景色を見るのが好き。」だかららしいです。ヴォルは、もともと3DCGでも、四季をテーマとした作品を作ろうとしていました。時間がなくて実現しなかったけど、それほど、ヴォルは四季を大切にする人なんです。
そして、ヴォルはそのアイコンリングを春のものから配り始めようと考えてます。なぜ春から配りたいかというと、オリ背に出るのが春で、すべてのスタートだから。みんなにとって新しくもあり、スタートでもあるから、春から配り始めていきたい。だから、春からなんです。

推しヘッダー

こちら、推しヘッダーです。「ほかの人と全く違う、自分だけにしか作れない作品を作ってみたい」ということから、様々な工夫をしていきました。
まず、背景。これは、ヴォルにとってとっても素敵な思い出が詰まった写真を加工したもの。

これが、もともとの写真。
これは、僕が2月のオリ背で、ヴォルのところに行ってサポートしてもらったときに帰路で僕を送ってった帰り道でヴォルが撮影したもの。
様々な苦労を乗り越えて、最後に見た素敵な夕焼け。陰でサポートしていた、縛られた中でも一緒に頑張れた、一緒に楽しくお寿司を食べに行けた、そして、僕が守りたい存在の一人でもある、ヴォルが守りたい存在の一人でもある、家主がヴォルと一緒に見た夕焼け。
帰らないといけない時間まで、ぎりぎりまで一緒にいて、最後、駅前で3人で話し、その後に、ヴォルが撮った景色。
ヴォルにとって、この景色は大切な宝物。だからこそ、ヴォルはこの景色を背景に使ってほしいと言ってくれました。
それに、僕がいろいろなフィルター加工を行い、実写なのに絵みたいで、ヴォルらしいような写真に仕上げました。

中央の円形部分の囲いはアイコンリングと同じ配置にしました。一緒に使うことでアイコンの丸い部分では見切れてしまう部分もちゃんと表示されるというギミックが…!僕なりのこだわりも込めてます。これは僕が提案したギミックだったけど、これをヴォルに共有したところ、「やっぱりすろたんらしいこだわりもある。すろたんに頼んでよかった」と改めていってくれました。本当にこういわれるのが制作の楽しみなんだよな…

そして、ヘッダー側にはアレキサンドライトの宝石をイメージした図形も入れてみました。アレキサンドライトはあの立ち絵では表現されてないけど、青緑色にも変わるという変色効果があります。2つの色を配置することによって二面性も込めたという話。

そして、ヘッダーの中にあるこんな感じの図形。

これは、実はなんでもない図形に見えて、ヴォルと僕の思い出を表してるものなんです。
これ、もともとは僕とヴォルで兄弟の石(ヴォルは原石を集めるのが好きで、その時ヴォルが行っていた石のお店で、一番ぐっときたもので、採れた場所が同じだったものを2つ買っていた)を持っている「蛍石」なんです。
これは僕の持っている蛍石。

そして、ヴォルの持っている蛍石。
これは、僕がいつもヴォルとチャットや通話をしているときに使っているパソコンの上で撮った写真。

ヴォルはこう僕に話した。
(僕のメモを敢えてそのまま載せておきます。「僕」はすろうのこと。)

蛍石は色によって意味合いが違う。僕に渡されたのは薄いグリーンの色。そして、特性も多い石。品質がいいものはブラックライトで光る。
「フローライト」の名前の由来。英語名だと溶けて流れるというラテン語が由来となっている。僕はダブルミーニングでもトリプルミーニングでも、いろんな意味で溶ける。そして、流れる(ラテン語の意味)。
和名では、火に近づけると蛍のように弾ける、という意味が込められている。僕には「溶ける」という一面もある。そして、流れで行っているところもある。流れに身を任せるのも好き。
そして、蛍のような存在だとヴォルは考えている。はかないけれど強く輝く。そして、希少な存在になってしまった。蛍は人間の環境の関係で絶滅しかけている。美しい川でしか生きられない。蛍は幼虫の時は美しい川でしか生きられない。美しくてきれいな川で幼少期を過ごし、成虫になると、あっという間の命。しかし、強く光り輝く。
火に近づけると蛍のように弾けるとあるが、この火という存在はヴォルのことかもしれない。自然がもたらす幾何学の美しさにも惹かれる。それを手に取って見てみてほしかったというのもある。
フローライト全体がもつパワーストーンとしての意味は、色にとらわれずに言うと、『心と体、アイデアと行動、周囲と自分、そういった矛盾的なものにバランスを生み出す』とされている。僕は音楽について語った。米津さんの曲の中にフローライトというものがある。歌詞を読んで、引用してみるのもいいんじゃないかな。
『才能開花、精神安定、愛と平和』CaF²、つまりカルシウムが入ってる。つまり、ヴォルの言った骨という要素。蛍石は摩擦で光るという性質もある。
蛍石はカメラの高級レンズにも使われている。緑、紅色、紫、青、黄色、褐色などの色の蛍石がヴォルの行っていた石のお店にあった。(純粋なものは無色透明)以前ヴォルは、僕のことを透明と言った。何色にも染まることができる、透明と言う色。でも、カラフル。色鮮やか。(冬服立ち絵の構想を練る時や課題を一緒にやっているときに言っていた)
もう一つ言うなら、一つの袋に複数個入ってるものだった。ヴォルは、蛍石いくつか入ってるものを大切な人に分けていった。そのうちの分けれるものの最後の1つが、僕に渡したものだった。
米津玄師のフローライトTシャツというグッズが以前あった。
そして、フローライトは代表的ないわれとして、「天才の石」と呼ばれる。発想力や思考力を高めるには固定概念を持たない方がいいとされる。こういったもののパワーストーンともよばれる。
君のこれからの活動や学業を応援しているという意味合いもあった。

お互いの思い出もこの中に取り入れたい、ということからこの蛍石の画像をきれいに切り抜いて、加工して取り入れました。
綺麗な蛍石は、今も僕とヴォルのもとでつないでくれてます。
そして僕は、ヴォルからみたら、すでに光り輝いている原石だと言われている。これからどう輝くのだろうか。

壊そうと思えば瞬く間に 壊せてしまうものを
僕はまだ壊れそうなほど 大事に握りしめている

フローライト/米津玄師

今、この記事を書いている間に、ヴォルにおすすめされて、この曲を聴いて思ったこと。

フローライトの歌詞を見て。
フローライトは旅人のお守りとしても用いられてきた存在。フローライトが離れ離れでもお互いの心をつないでくれるから、さみしくない。僕も、そういうふうになってるのかな。

これを聞いて、ヴォルは、「まんま同じこと考えてた」と言ってくれた。ヴォルもどうやら数年ぶりにフローライトの歌詞を見たらしい。やっぱり、僕たちの心は、いろんなところでつながっている。

僕は、こういったことを聞いて、ヴォルがこの兄弟の石を渡したのにも、すごい意味があると考えていて。たとえ、袋に詰め込まれた量がどれだけ多かったとしても、ヴォルは蛍石を大事な人にしか渡さないんだろうなって思う。様々な面で僕のことをしっかり見守ってくれるこの石。多くの伝えたいメッセージがあったからこそこれを渡した。僕は、これを受け取れて、非常に光栄だと思った。僕はやっぱり幸せ者で、見守られてるな、と思った。ヴォルに見守ってもらえたら、これから何でもできそうな気がしてくる。これからも、この蛍石に込められた様々な思いを大切にしつつ、いろんなことができたらいいな、と考えた。

他にもヘッダーには様々な装飾があります。これは、ヴォルの過去に作った作品に含まれている宝石の3DCGのテクスチャだったりします。実は、機材を渡した3/22、僕に絶対に手放さないと思っていた「アロエ」の作品の原画を渡されました。ヴォルは、友達が健康体で生まれたのにもかかわらず現実から逃げたり自分の体を大切にしなかった。それを憂いて遠い昔の学生時代に暗い部屋で一人で細々と描いた絵。

アロエ(残り香)
アロエ(残り香)の原画

これについてヴォルはこう言う。

3D『残り香』という作品タイトルは家主が考えたもの。
このアナログ原画はヴォルは絶対に手放さないと思っていた原画。
これを3月22日に、機材と共にマネージャーをバトンタッチしたその日に、すろうに渡した。
アロエの花言葉は『万能』と『健康』。
才ある学友が自分の身体を大切にせず、健康的な生活を送らずに壊れていくことを憂いながら、暗い部屋で1人で描いた原画だった。
3D作品のアロエはそのリメイクで、右にいくにつれて消えてしまった、淡く儚い命と消えてしまう健康、デジタル(3DCGとして)と2DCGの融合を念頭に置いて制作したもの。
ただ唯一、瞳の部分だけは古いペンタブで、テクスチャを使わずにフリーハンドで描き込んでいる。
瞳には魂が宿るという考え方からだ。
これら全ての意味を含めた上で、2月のオリ背ですろうの才能と健康状態を目の当たりにしたヴォルは、この原画にすろうを守ってほしいと考え、託したのだ。

ヴォルの過去も映し出す存在として、今回このアロエの要素も取り入れました。
こんな感じの、過去作品の要素を取り込んだグッズや返礼品も作れたらいいな。いや、作る。


こんなに様々な要素を取り入れ、ごっちゃになるかと思ったら、これもきれいなアートとして成り立ってて、僕にとってはちょっと面白かったりする。
僕の作るものは様々なメッセージを一度に伝えていけるという素敵な特徴があるのかなって。僕はこういう制作がだいすきだ。

ここからはじまる。ぼくらのせいさく。

さて、現在僕たちの制作にあたって、返礼品の準備も実は少しずつ進んでます。すでに色々考えているのは、サムネアクキーのこと。
もともと僕がオリ背で用意していた返礼品だったんだけど、それをヴォルもしてみたい、ということから現在それに向けた準備を進めてます。僕の作ったサムネだからこそ、僕が配置したサムネだからこそ、これをそのままアクキーにしてみたい、ということ。これから様々なサムネができていくかと思いますし、これからもアクキーになるであろうサムネは増えていくと思います…!
せっかくなので、これまでに使ったサムネで作った見本をおすそわけ…!

さぁ、これから果たしてどんな作品が生まれていくのだろうか。
僕らが組めば、きっと素敵なものが出来上がっていくに違いない。

僕がこれからサポートしていくヴォルのオリ背。どうなるかは本当にわからない。だからこそ、僕はヴォルとこの何が起こるかわからない楽しみを見ていきたい。みんなと一緒に盛り上がりたいから。僕も頑張ります。応援しててね。

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