Long Island iced tea

 部屋の中に自分以外の気配を感じるようになってくると、夏が来たなと思う。
 その気配というのは無論、虫のことなのだけれど、出掛けるときはもちろん窓を閉めているし、帰って来て窓を開けても必ず網戸にしているし、一体彼らはどこからこの家に入って来ているのだろうと不思議に思う。それはきっと、僕がこうしてベッドに仰向けに横たわったまま静かに天井を無感情に眺めているうちは、誰からも何からも答えの与えられない謎だろう。やがてこの体が頭からつま先まで夏に浸かり、冷房を入れることで逆に部屋中のすべてを閉め切ってしまうまでの短い間だけの、天井をさまよい続ける僕の問い。
 本当に、そんなことはどうでもいい。
 一度だけ寝返りを打って、枕元に置いた携帯で時間を確認した。午前6時。普段よりもずいぶん早く、しかも4時間しか眠っていない。「酒は睡眠を誘発するけど、深い眠りにはならないから結局質も悪いし、長くは眠れなくなるんだよ」彼の声で頭に響く。時折挟み込まれるのは何かが弾けるようなライターの音、一瞬の沈黙のあとの深く長い彩色された呼吸。
 足下に押しやられている羽毛布団と、どうにか上半身までを覆っているタオルケットと毛布。どちらかを片付けなければならないと思いつつ、冬の間に着ていたスウェットをやめて高校時代のジャージとTシャツに衣替えするくらいしかできていない。僕はゆっくりと体を起こす。胸のあたりの不快感と頭痛はいつでも重力に負けたことがない。それに体を起こすと何故かそれまで引いていた眠気までもが頭にしがみついて来て、僕は一度ベッドの上にぺたんと座り込んだような体勢になったあと、今度はそのまま足下の羽毛布団の方にうつぶせに倒れるのだった。体温が乗り移っていない布団の感触は心地いい。
 僕は目を閉じる。それまで見ていた夢の続きがそのまま一時停止を解除するかのように瞼に映り込んでくるような気がしたけれど、何も見えないまま今朝の夢そのものを忘れてしまった。それからほんのしばらくだけ僕は浅く淡く眠り、二度目に体を起こしてもなお胸の不快感も頭痛も僕にすり寄って来たので、愛しいベッドから立ち上がり、二錠の頭痛薬をポカリスエットで飲み下した。水でもお茶でもなくポカリスエット。喉を通った甘い不安がきっと胃へと落行く前に、以前風邪薬を三ツ矢サイダーで飲み下したと笑っていた椎名よりは、と思う。案外、どっちもどっち。きっと。清き薬に対する悪徳、冒涜、自由意志の美徳。
 甘い不安。部屋に漂ういくつもの気配はきっと僕がいなくても生きていくだろう。相互不干渉を貫く気が向こうにあってくれれば、僕は風呂場にいた小さな虫をシャワーで撃ち落としたり、床を彷徨う虫たちを掃除機で吸い取ったり、しなくていいのに。命を奪っても僕には何の足しにもならない。命そのものは食べることができない。
 できたとしても、きっと不味いような気がする。だから、要らない。

 昨日大学の同期と酒を飲んで、帰って来てからの記憶が連続しない。一人、僕以上に酔っている奴がいて、ずっとそいつについてやっていて、駅で彼を同期たちに預けて一人歩き出してから、とたんに僕の記憶は曖昧になっている。きちんと帰って来たのだから、切符もきちんと改札に通したのだろう、ちゃんと正しい電車に乗って正しい駅で降りたのだろう、まっすぐ家まで歩いたのだろう。強烈な吐き気を抑えながら玄関に立ったところは何故か覚えている。そこから先はまるで夢と幻覚の世界。次に目を覚ましたとき、僕は床に座り込んでデスクチェアに突っ伏している状態の自分自身を発見した。チェアの上にはTシャツ、床には眼鏡とネックレス、そして裸足。順番に見つけていきながら、酔ったとしてもこんなものかと思った。初めて酒に記憶を飛ばされた。幼い頃の、たとえば「こんなことを言ったところまでは覚えている」と二日酔いに顔をしかめながら苦々しく言っていた父の姿を僕はようやく理解した気がした。だけど、こんなものだ。大人? 子供? お好きなように。
 今にも破裂しそうだった強烈な吐き気はピークを過ぎて下火になり、代わりに焼けるような胃の痛みへと変わっている。少し眠ったことで、正気の量は余るほどだったけれど、僕はそこからほんの一握りだけを使う。
 脱いだ服を洗濯機へと投げ飛ばし、ジャージに着替えてベッドに倒れ込む。たぶん、帰って来たときにベッドに投げ飛ばしていた(これは素面の僕の癖だ)携帯を手探りで拾いあて、画面を確認する。
 新着メッセージ1通。
『今帰ってきたよ。智尋はまだ飲んでる?』
 受信時刻およそ1時間前。どっちだろう。僕は右手をだるく動かす。『部屋で倒れてたわ、飲み過ぎた』送信ボタンを押してから僕が寝入るまでの小さなギャンブル。一度画面を落とし、手に持ったまま真っ暗な部屋で目を閉じる。1分も経たないうちに右手は震え、画面が光る。
『何それ。大丈夫?』
 僕は勝った。

 シャワーを浴びた。いつも十分に拭かないうちにバスタオルを洗濯機に放り込んであとから少し後悔している。僕は半裸のままポカリスエットの残りを飲み干し、雫を肩に落としながらベッドへと戻る。少し癖の強い僕の髪は水の重さでしか真っ直ぐにならない。湿気ではだめだ。ちゃんとした、液体の形でなければ。
 携帯を見る。新着メッセージ、ゼロ。
 まあ、当たり前かとも思う。僕はゆっくりと画面に向かって目を細めた、まるで体の内側から何かが縮こまっていくように。体じゅうの血液がゆっくり心臓に逆戻りしていって、入りきらない分が外側から心臓を押して。血液は帰路の途中で細い細い伸縮性の糸をまるで碇を下ろすように残しながら、もちろん目尻にも。心臓に近づくにつれてその糸は伸び、僕の末端を引っぱり、こうして、僕はすうっと目を細める。
 なんて。
 肩に雨が降り続けている。僕は細めた両目のまましばらく空っぽの頭で画面を眺め、ゆっくりとメールの作成画面を右手で呼び出した。
『昨日はあんな遅くにごめん、二日酔いはやばいけどもう大丈夫だから』
 このメールに返事を期待するのなら、きっと僕は夜までずっと待たされることになるのだろう。あるいは、日付が変わってしまうまで、次に目が覚めるまで。
 こんなとき、女性だったら、それこそ律子だったら、メールの返信を待って心がどんどんぐちゃぐちゃになっていくまでの依存のプロセスを、例えばボディークリームを塗ってみたりマニキュアを塗ってみたり、髪を綺麗に梳かしてみたり、そうやっていくらでも紛らわせて楽しんで、結局自分が綺麗になれたりするのだろう。いいことづくめだ。僕は素直に女性という生き物が羨ましい。肩の雨はもう止んでいる。僕の短い髪など放っておいても勝手に乾いてしまう、ドライヤーなんてものの数分で終わってしまう。その先には別に、何も無いのだから。

 もしもし? 倒れてたって、どういうこと。
 いやほんとにそのままの意味で。かなり酔ってたらしくて。気づいたらイスに突っ伏して寝てたっぽい。なんか服とか眼鏡とか周りに置いてあって、でも全然覚えてねえの。ちょっとびっくりした。
 そりゃびっくりするよ……大丈夫?
 いや、まあ気持ち悪いけど。でもちょっと寝てるし、無駄に正気っていうか。
 ふーん……でもあんまり、そういう羽目外すようなことするなよ。こっちの身にもなって欲しいんだけど。
 ……なに、どういうこと。
 心配してるんだよ。当たり前だろ。
 へえ。嬉しいこと言ってくれるじゃんか。どうしたんだよいきなり。
 茶化すなよ。わかるだろ。
 ……わからねえよ。そんなん、急に言われたって。別に、大丈夫だよもう22なんだし。大人じゃんか。こっちの身とか、何それ。
 だから。
 何だよ。言えよ。
 智尋、お前まだ酔ってるよ。気持ち悪いんだろ? 寝た方がいいよ、明日に響く。
 話すり替えてんじゃねえよ。お前だって今日は律子とデートだったんだろ? 同じことじゃん。そりゃお前はここまで派手に酔ってないかもしれないけど。
 それこそ、違う話になってるよ。智尋。
 ……悪かったよ。ごめん。
 いいよ。
 ごめん。
 智尋、愛してる。
 ……いいって、そういうの。律子に言ってやれよ。じゃあ、おやすみ。

 愛してるって、なに。
 僕は再びベッドに仰向けに横たわっている。ドライヤーの熱風で少しだけ温まった髪と、引っ張り出してきたTシャツと、ジーンズ。裸足。寝るとき以外は、僕はいつも足を枕に向けて寝転んでしまう。背中の位置にある羽毛布団が枕の代わりになって、これはこれで心地いい。
 気づけば瞼が落ちていたり、全く何も考えていない目で真っ白な天井を眺めていたりを繰り返す。そんなサイクルを数回繰り返して、一度だけ窓側に寝返りを打った。
 茶色の髪の束が額を滑り落ちていく。目だけを動かしてカーテンの隙間から空を見る。快晴。近くの大きな道路から耳にうるさくない程度に車が走り抜けていく音がする。頬に布団が当たると、また途端に眠くなる。
 ……律子は、元気かな。
 瞼を落として視界を閉じるとき、ある一定の周期を持って律子がそこに訪れることがある。軽く梳いた明るい茶髪は耳を通り過ぎたところで首に優しく寄り添っている。何の連絡も無しにこの部屋を訪れるときは決まって不機嫌。何層も重ねられた分厚く冷たい氷の中に青く燃える炎を埋め込んでいるような、両目。あまり肉感のない痩せた体。爪先はいつも真っ赤なネイル、そしてハイヒール。
 最後に彼女がここに来たのは、まだ暖房も入れていたし、そういえば熱い紅茶を出した覚えもあるし、ニットを着ていたような気もするから、きっと冬だったのだろう。思ったよりも時間が経っている。あれから何回自分はこのシーツを洗濯しただろう。何回部屋を掃除しただろう。痕跡は、気配は、香りは、綺麗さっぱり殺してしまった。
(そっか、あのときは)
 律子が陸以外の別の男と勢いでやってしまって、それで何かいろいろ、当たり散らしに来たのだった。そんなこと知るかよ、とあのときの自分はきっと舌打ちだって隠さなかっただろう。最初は大人しかった律子はそのうちぽつぽつと語り出し、記憶と、そこから生み出された破壊衝動が彼女の体を動かしはじめ、僕は彼女と寝て、ようやく感情が追いついた彼女は目の覚めるような声で泣いた。泣いた。そして全てを放出した体はこのベッドで眠った。
 忘れていた。
 律子がこの部屋を訪ねるようになった経緯も、過去に何回訪ねて来たかも、そのうち何回セックスまで至ったかも、何回彼女が泊まっていったかも、すべて。
 だけど、どうでもいい。何がどうなろうが、すべて窓の外のような出来事に思える。結局自分は、何にも、どこにも関係がない。
 戯れに、最後に律子と寝た夜のことを思い返してみる。だけどよく思い出せない部分は、過去の何回目かの記憶を雑に引きちぎるようにして持ってくる。あのときはこうした。それからああした。これをやったら彼女はこんな反応をして、逆にこうすると思ったような反応はなかった。案外、思い返すためのストックは揃っている。もしかすると、陸と同じくらい自分は律子を上手に抱けるのかもしれない。
 だけど、別に興味がない。きわどい記憶たち。指先の感触。彼女の嬌声。別に体は熱くならない。前屈みになるわけでもない。興味がない。全く関心がない。睡眠欲の方がよっぽど美しく甘い。僕はゆっくりと目を開ける。夢は覚める。空の青さ、布団についた小さな埃たち、目の端に映るやわらかな茶髪。さようなら、律子。
 どうでもいい。誰のことも欲しくない。何にも心を開ける気がしない。僕はもう一度目を閉じてまた少し眠ろうと思う。
 ねえ、愛してるって、なに。

 がちゃんという音の直後に洗濯機が仕事は終わったとけたたましく鳴る。僕は体を包んでいた眠りがゆっくりと指先、爪先から引き揚げていくのを感じる。たぶん、眠りの起点はこの両瞼。ここから、まるで捕らえようとする網のごとく全身を覆う。目が覚めるとき、その網はゆっくりと手繰り寄せられていき、瞼の奥にある小さな戸棚にきれいに畳んで仕舞われる。ぱたんとその扉が閉まるとき、代わりに僕の目はゆっくりと開く。
 さっきポカリスエットが胃に運び入れた頭痛薬のおかげで痛みそのものはやわらかく、どこか甘いものに変わっている。
 何も思わないまま腕だけを動かして身をかがめ、洗濯機からぐるぐるにもつれ合った衣服たちをひとつひとつ助け出す。ほとんど機械のようにそれをこなし、寝起きのぼんやりした頭でベランダまで歩く。ベランダへと出るサッシの前で一度洗濯かごを置き、ふと部屋に佇む卓上テーブルの上に目が移る。学校で使う資料、ノート、読みかけの本、乱雑に積み上げられている。その、物と物の隙間にひっそりと息を潜めるように隠れているのはフィリップモリス。
 手に取って中身を覗いてみると、最後の1本がななめになって横たわっているだけだった。丁寧なことにライターまで一緒に入っている。いつだったか、先週、いやもっと前に彼が残り少ない小箱に興味を失ってそのまま置き去りにしていったものだろうと思う。
 僕は、シャワーのあとに携帯を確認したときのようにすうっと目を細めてそこに立つ。
 その最後の一本を銜えて、ライターを手のひらに落とした。それをジーンズのポケットに突っ込み、空き箱はゴミ箱に投げ捨てた。そんなシルエットで僕は再び洗濯かごを手に取り、裸足のままでベランダに立つ。
 朝の空気は冷たくもやわらかく暖かい。小さな物干にひとつひとつ服を掛けていく。洗濯かごから服たちが消えたとき、僕はジーンズのポケットから携帯を取り出す。ネットに繋ぎ、天気予報を確認する。
 今日の天気、晴れ。降水確率0%。最高気温、26度。
 5月も終わりに差し掛かった梅雨前の最後の輝きの日々。あと1週間もすれば、この輝きは灰色の曇天に負けてしまうのだろう。しばらく、まだ朝の空気にわずかに白んでいる空を見ていた。梅雨が明けて、同じ時間にここに立つとき、この霧のような細かな粒子の白はいなくなっているのだろう。あるのははじめから、真夏という季節が整えた何の遮蔽物のない青。この空気の冷たさもいなくなっているのだろう。やがてこの体が頭からつま先まで夏に浸かり、冷房を入れることで逆に部屋中のすべてを閉め切ってしまうまでの短い間、この、短い間。
 いなくなってしまうものが、あまりに多すぎる。
 部屋に漂ういくつもの気配だって、僕がいなくてもきっと生き抜いていく。

(愛してる。いいって、そういうの)

 銜えたままのフィリップモリスにようやく火を点ける。お遊びでしか手が伸びない僕は彼のように慣れた手つきで、片手だけでスマートに点火することができない。わずかに漂う風から逃げるようにその場にしゃがみ込み、左手で火元を覆う。これでも、煙草を吸うという行為そのものはだいぶ上手くなったのだ。咳き込むこともなくなった。煙が目にかかって涙ぐむこともなくなった。ずっと自然に、様になるようになった。
 それを見てほしかった。
 風が流れていく。シャワーを浴びてからいくらも経っていない、まだ柔らかいままの髪がふわふわと額の上で揺れている。銜えたまま煙を吐き出した。朝霧よりも荒い粒子の煙が一瞬でいなくなっていく。少し遅れて肺のあたりがぐうっと締め付けられていくようで、僕は煙草を口から離すことなく顔をしかめた。気づけばまた目を細めている。体じゅうの血液がゆっくり心臓に逆戻りしていって、入りきらない分が外側から心臓を押して。血液は帰路の途中で細い細い伸縮性の糸をまるで碇を下ろすように残しながら、もちろん目尻にも。心臓に近づくにつれてその糸は伸び、僕の末端を引っぱり、こうして。
 それは、絶望とよばれる現象だ。

 気が済んだので、ベランダの縁で火を消した。陸は高校時代からの癖で吸い殻をそのまま外に思い切り投げてしまう。あれは、目の前が海だったから許されていたようなものだ。そのうちに僕は携帯灰皿を彼の代わりに買った。最初こそ陸は癖が抜けきらずに吸い殻を空に見送ったあとでしまったというような顔をしたけれど、そんな姿は今ではもう見ることがない。
 部屋に戻る。片手に吸い殻を持ったまま洗濯かごを洗濯機まで戻しにいく。
 戻って来て、棚から目当ての小さな容器を取り出す。何の気なしに蓋を開けて、そこにはもう先客とも言うべき、いつ入れられたかも思い出せないような吸い殻が一本転がっていた。
 ああ、と思う。気づいたときにはもう遅くて、ふうっと目の奥で風船が膨らむようなわずかな圧迫感のあと、ぱしゃっと水音が聞こえるような感じで、静かに両目が濡れた。流れ落ちはしなかった、ただ、濡れた。
 僕は踵を返す。さっき空き箱を放り投げたゴミ箱に、自分の吸い殻を捨てた。
 ゆっくりと携帯灰皿の蓋を閉じ、棚に戻した。煙で血の巡りを邪魔された体は少しだけふらつき、よろよろと僕は再びベッドに倒れ込む。今度は、ちゃんと枕の上に頭を置いた。
 何も考えていない。何も欲しくない。誰のことを思っても体は動かない。陸、律子、そして自分。何もしたくない。何にも頭に浮かばない。甘い不安。絶望と安心はどこかで似ている。行き着く先がどちらも死のように安らかな眠り。
 
(愛してるって、もうわからない。信じられない。愛してるって、何? 本当に本当に俺のことを愛してるなら今すぐ律子を捨ててくれよ。今すぐ、今、すぐ。俺にメールする時間があったら、その手で、電話しろよ律子に。別れてって、言ってくれよ。なあ、言ってよ。律子と別れてよ。だから俺は、吸い殻ひとつ捨てられない、何もできない、虫を殺しても何の足しにもならない、苦しい、つらい、なあ、陸。愛してるって、なに? それは、どういう意味? 愛してるって、一体なに? 俺とお前は、どうなっていくの? 陸、愛してるって なに?)

 携帯が鳴らない。心が痛い。もう目を閉じることもできない。眠りたい。心が痛い。

Long island iced tea / 20130530

▼BGM
センチメンタル / syrup16g

#小説 #短編

読んでくださってありがとうございます。いただいたお気持ちは生きるための材料に充てて大事に使います。