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【ジビエレザー】狩猟(ワナの見回り)に同行してきました!【狩猟同行1日目】

こんにちは!ともこです。
ハンターの父がワナの見回りをするというので、同行してきました!

くくりワナ猟に同行・見学する

父の狩猟に同行するのは初めて。夫も誘って、3人で山へ入りました。

お洒落なベストを着た父をみて「ハンターやん」と思ったので、
記事内では敬意を持って「ハンター」と呼ぶことにします。

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今回の狩りは、くくりワナ。
動物がワナを踏むと、
バネの力でワイヤーが締まり、足をくくる仕組みです。

ハンターは、あらかじめワナを仕掛け、
定期的に見回ります。

仕掛けたワナに動物がかかっていたら、
刃物や銃で仕留めます。

猟友会のお仲間は犬もちですが、父には犬がいません。
今回は単独猟なのでくくりワナ。

犬の狩りはまたいずれ見学したいです!

電波のこない山小屋で泊まり込み

今回は、3日間泊まり込みで見回り同行します。
ハンターはこの地でリモートワークをしているため、私が同行しない日も毎日見回っているようです。

拠点となるのは、ハンターの生家である山小屋。
日本で唯一、スマホに電波が入らない住宅です。

リモートワーク中のハンターは、電波が入らなくても気にしていない様子。朝から夕方まで山仕事をして、日が沈んだら酒飲んで寝る。

メール来てないかな・・・とかソワソワする様子もなく、なんだか羨ましくなります。

定年までに自給自足をはじめるつもりのようですが、今のところは勤め人。web会議の時間だけは、電波を拾いにひと山向こうまで行くそうな。

道路脇からけもの道をすすむ

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見回り初日。

車で林道を走り、山の入り口を目指します。
雨のせいか、動物が蹴飛ばしたのか、小岩がゴロンゴロン枯れ葉がわっさわっさと転がっています。

それらを道路脇によけつつ、先へ進みます。

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山の入り口は林道の端にある細い坂。軟弱な私から見れば十分けもの道です。春先とはいえ、木々はほとんど裸で寒々しい。足もとには、枯れ枝や枯れ葉がワサワサと積もっています。運動不足の体にムチ打って坂をのぼると、車と林道がグングン遠ざかっていきます。

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そのままゼエゼエ言いながら坂をのぼり、肺から血の匂いがし始めた頃。遥か下に見えていた林道がとうとう見えなくなりました。ハンターが「あのへん」と指をさします。

ワナ設置ポイントの一か所目に到着しました。
しかし「あのへん」と指された方を向いても、葉のない木々が何本かたたずんでいるだけ。動物の姿もありません。

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動物がワナにかかったら、暴れる姿が見えるはず。このポイントには、動物がかかっていなかったようです。

ちなみに、鹿はワナにかかっても鳴き声をあげたりしないそうです。
それは、身動きが取れない状態で居場所を知らせると、逆にキケンが迫るから。

その後も先へ進むと、ワナ設置ポイントがポツポツ出てきました。

どうやってワナ設置ポイントを見つけているのかというと、こちら。

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ワナの設置ポイントには、木の幹に白い標識が巻きつけてあります。
白い標識は、ワナの設置許可証。

真っ白い標識は遠くからでも目立つため、見通しの良いポイントなら山に入らずにチェックできます。

皆さんも、ハイキング中にこの標識を見つけたら、間違ってワナにかからないように気をつけてくださいね!

標識を探すのに慣れてくると、動物もさすがにわかるんじゃないのかな・・・と心配になるくらい目につきます。

とはいえ、罠そのものはかなり巧妙に隠してあります。

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ワイヤーが見えると警戒されるため、踏板と一緒に土に埋めて、枯れ葉をかぶせて。見た目には、まさかここにワナがあるなんて全くわかりません。

その後も、山の生き物のあしあとや、キツツキがほじくった穴を観察しながら、ワナ設置ポイントを見回りました。

初日の見回り、全ポイント終了!結果は・・・

残念!
どのポイントにも動物はいませんでした。

見回り自体にかかった時間は、1時間半ほど。ワナは、半径1km以内に3〜4か所ずつ、3つの山に仕掛けてありました。何度か車で移動しつつ、11カ所をチェックしました。

動物こそ獲れませんでしたが、猟銃を持ったハンターと一緒に山に入っただけでかなり新鮮でした。もちろん体はバキバキ。分かってはいたものの、簡単じゃないですね。

ハンターが言うには、「動物がかかってたら1日仕事になるよ」とのこと。
動物を山から下ろし、皮をはぎ、肉を切り分ける作業は重労働です。

動物がかかっていないのは残念だけど、ちょっとホッとする瞬間のようです。この日は早めに山小屋に帰り、アツアツのお風呂に入って、20時には全員就寝しました。

夕食の前から強い酒を飲まされてた夫。
朝から偏頭痛が起きないか心配です。

翌日に続く!!


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