6月_ 梅雨の合間の深山の気配[フライフィッシング歳時記]
兄から「お前、フライフィッシングをやってみたら」と勧められたて始めたこの趣味。しばらくしてたまたま会社の後輩のK君が釣りキチだと知った。
彼は海釣りがメインだったが、半ば強引に渓流に誘い込んだ。
彼は餌釣り、僕はフライ。互いの釣法に向いたポイント(狙いどころ)を攻めながらあちこちの渓流をさまよった。
しかし彼とて川は素人。二人合わせてもつ抜けできない(一桁の意味)釣行だった。
そんな釣れない僕たちの事は職場でも知られる所となり、そのおかげでとんでもない渓流釣りのエキスパート