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欲がない≠良い人

「欲」と聞くと、どんな言葉が浮かんでくるでしょうか?

「強欲」「食欲」「性欲」「出世欲」「愛情欲」「承認欲」「名誉欲」・・上げるとたくさん出てきますが、これらの言葉は、ネガティブなイメージで表現される事が多いですね。そして、これらの「欲」を抑えること、控えることが「良い」という印象を持たれますよね。私自身も「欲」に対しては「捨てた方が良い。持たない方が良い。」と思っていました。

ですが、例えばボランティアに参加して「人を助けたい!」と思うこの気持ちも「承認欲」に該当される事もあります。それから、世の中を良くしたい!改革したい!という社会貢献の想いも「欲」があるからこそ、突き進めるのでしょう。

「人生をもっとより良いものにしたい!」というのも「欲」ですし「スタイルが良くなりたい」という事から、ダイエットしたりトレーニングしたりするのも「欲」。これらの「欲」によって、スタイルが良くなったり、健康的になったり生活習慣が変わるという事もありますよね。        今、所属している会社をもっと発展させたい!そう思って頑張る事も「欲」になると思います。ですので「欲」が強い人が、必ずしも「悪い人」ではないのです。

人は、実は「欲」が原動力となっているわけで、自己実現の原動力は「欲」でもある。「欲」がないと、出世もしづらいですし、信念や大義を説く事も、貫いていく事も出来ない。ですので、経営者の多くは「欲」が、普通の人より強いという事になるかもしれないですね。

また「欲がない」となりますと、自己実現も遠いですし、物事が形になりにくく、人生を諦めてしまったり、人生に消極的になってしまったり・・・。

こうして、書きながら気付いたのですが、スタートは「欲」でも、その志如何では「良くしたい」へと変化させることが出来るという事ですね。

今、自分が持っているのは、単に「欲」ですか? 

それとも、

これから「良くしたい」に変わる「欲」ですか?






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