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【統合失調症】で体験した、ありえない!妄想・幻覚7選

こんにちは。
統合失調症ブロガーの、ナマケモノ🦥です。

今回は、わたしが実際に体験した、統合失調症のありえない!妄想・幻覚7選をお話しします。

意識が飛んでいたり時系列がうろ覚えなことも多く、体験した事を細切れでお伝えします。

1.自分の前世や未来がみえた!

ひとつめは、寝室で寝ようと横になった時の話です。

天井に加湿器のランプが反射して、青い光が見えました。

その光を見つめていると、だんだんと光の輪が広がっていき、その中心に地獄の門と階段、そしてそこを通る人々の映像が見えてきました。

その階段が上へ上へと伸びていき、地獄から現世へ、現世から天国へとどんどんと映像が切り替わっていきました。
最後にはとても美しい自然の風景が広がり、それを見つめるじぶんの後ろ姿が映し出されました。

それを見終えたわたしはなぜか、
「あぁ、わたしは地獄から何度も何度も転生を繰り返して来たんだ。そして最後にはあの美しい風景が見える場所に行き着けるんだ…!」と、大感動!
すっかりその映像のトリコになり、「これでこれからの人生は安泰だな。」と、とても安心しました。

今となってはすべて幻覚だったとわかるのですが、その時、情緒が不安定だったわたしは、「これでやっと安心できる!」と本気で思い込んでいました…。

2.芸能人達がテレパシーを使って語りかけて来た!

ふたつめは、好きな芸能人たちがテレパシーを使って語りかけて来た話です。

わたしは星野源さんとKing Gnuの井口さん、お片付けコンサルタントのこんまりさんが好きなのですが、ベッドで横になっていると突如その3人とテレパシーを使って交信出来るようになりました(笑)

声は聞こえないのですが、リモートワークの様にそれぞれがパソコンに向かっているようなアングルの幻覚が目の前にあらわれ、コミニュケーションをとることができました。

あこがれの芸能人たちと、友達になれた気がしてとてもしあわせな妄想でした。

数日間の間、この妄想・幻覚を見ることになるのですが、その中で毎晩投票が行われていました。

この投票というのが、「優しさランキング」というもので、世界の中でいま一番優しい人に投票し、一番になった人がその日の王様になるというものでした。

後になって気が付いたのですが、その当時観ていた「王様ランキング」というアニメの影響をもろに受けた内容の妄想でした(笑)

その投票でなぜかわたしは、星野源さんをはじめとした沢山の人達の票を集め、めでたく王様になるのでした…。

しかし、その王様の座を狙う人は多くいて、毎日の投票をヒヤヒヤしながら迎えていました。
さいごにどうなったのかは、もうあまり記憶にありません!(笑)

3.友達や知り合いが盗聴、盗撮している!

みっつめは、友達や知り合いが盗聴、盗撮しているという被害妄想です。

玄関のドアスコープや、テレビの画面、旦那さんの瞳などを介して、みんなが自分の家の中を観察して笑い物にしていると思い込むようになりました。

先ほどの、芸能人とのテレパシーのときとはうってかわって、誰も信用することができず、不安な気持ちに押しつぶされそうになったのを覚えています。

急性期ピークを迎える頃には、
盗撮を止める為に、旦那さんの顔を押さえながら瞳を見つめて大声で念仏を延々と唱えたりしていました。

いま思い返すと恐ろしい光景です…。

4.お風呂場の文字がタヒねと訴えかけてきた!

よっつめは、天からのメッセージを受けた話です。

お風呂場で湯船に浸かっていると、目に入ったのは給湯器の文字盤に映った『42℃』という文字。

よんじゅうに、よんにー、しにー、、。
「「タヒね」ということか!」と、謎に解釈し、

天からのメッセージでタヒねと言われていると思い込みました。

慌ててお風呂場を出て、他にもメッセージがあらわれて来ないか、怯えながら生活していました。

5.車やヘリコプターから撮影されている!

いつつめは、野外で撮影されているという妄想です。

外を散歩しているとき、道ゆく車やヘリコプターが私のことを撮影して、テレビで実況中継しているのではないかと、疑うようになりました。

最初は周囲の目線を怖がっていたものの、
次第に「全国民がわたしのことに注目してくれているんだ!」となぜか良いように納得し、
皇后さまのごとく、やさしい笑みを浮かべながら
ヘリコプターにゆっくりと手を振る
などしていました…。

6.世の中の人間は「監視する者」と「監視される者」に別けられている!

むっつめは、世の中の人間は全員、監視する者がキツネ組、監視される者がウサギ組として別れているという思い込みです。

私は監視されるウサギ組側で、友達や知り合いから、テレビや換気口、旦那さんの瞳などを介して、盗聴・盗撮されていると確信していました。

テレビに友達の顔が映ったり、ゲームのコントローラーを使って操つられる幻覚もみて、恐怖を感じ、テレビに布を掛けたりして過ごしていました。

7.廃棄物を食べさせられている!

さいごは、廃棄物を食べさせられているという妄想・幻臭です。

普段食べている肉や野菜などは、実はすべて廃棄物!ウサギ組はキツネ組に幻覚を掛けられて、騙されて食べているんだ!
凄いことに気が付いてしまったゾ…!と、思い込むようになりました。

それからと言うもの、何を食べるにも廃棄物の幻臭に悩まされて、食べることが困難になりました。

幻臭は、呼吸ができなくなるような、ほんとうに強烈な臭いでした。

ただ、母が焼いてくれた「ジャガイモの塩焼き」は幻臭が一切せず、なぜか食べられました(笑)


いかがだったでしょうか?
今振り返ると、どれもありえない!そして訳の分からない設定の話ばかりです…。

この他にもほんとうにたくさんの妄想や幻覚などを体験し、ひとつひとつ思い出すのがたいへんなのですが、また改めてお話しできたらと思っています。

さいごまで読んでくださって、ほんとうにありがとうございました。


それではまた次回お会いしましょう。

ばいばい!


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