スノーボードカルチャーとローカリズム
ちょっと大阪に用事があったので色々スケジュールをめちゃくちゃ調整し、高山に行ってきました。
会いたい人に会うエネルギーがいつまで続くかもわからんので会うべき時に会いに行くのです(笑)
zenのテリエリミテッドのオーダーも順調?
そんな話もなくただお酒を飲みに行きたかったのでフラッと高山に立ち寄る感じです。
オープンから35年のパイルドライバー….地に足をつけて商売をするって、ただ場所を変えないとかそう言う次元ではないってのを本気で考える2日間の滞在でした。
インバウンドで短期、短絡的にお金を稼ぐなら色々やりようはあるんですよね。
(苦笑)
高山もニセコのメインストリートも酷いもんです、歴史もないアイテムを看板のフォントと作りだけでそれっぽく見せればお客さんは並びますからね。
お金が高かろうが、不味かろうが、一見さん、二度目はほぼないからそれでいいってスタンス。
そんな中、パイルの店長の同級生のお店でご馳走になりました。
喧騒からは縁遠い、インバウンドさんお断り、静かなお店と最高の料理…教えないけど。
ネットに「晒す」行為が僕は店の利益の最大化を産むとは思わないので…「札幌行くんですが、美味しいカレーの店おしえてください」なんてスレッズは全部ミュートです(笑)
ローカルで回る店は接客で疲弊するだけなんで公開しないほうがいいんです。
閑話休題…
さて、話は本編に。
そこのお店の二代目が「そのTシャツやばいっすね」
ってなるのが凄いところ(笑)
これに食いつくのは90年代初頭からボードやってる人か、KM4Kでシグネーチャーボード出してる人レベルです(笑)
片品も一時期「片品ビアン」とかありましたが…続いてるのかな。
まぁいい文化は下に残したいですよね。排他的ローカリズムは大嫌いですが。
で、店を出て次の店に向かう途中もこれ….
「いさむさーん❤️」
どないなっとんねん!って話ですよ関西弁で言うと。
バーのマスターも言っていましたが35年前に高山でいけてる若い奴が服を買う店がパイルドライバーしかなかった…そしてこの写真の皆さんも昔お店に行っていたり、今も現役だったり息子さん、娘さんも通って親子二代でお店のお客さんだったりです….
人のつながりが希薄になってECでなんでも買える時代ですが、こういう関係性だったりエリアのカルチャーが本当のローカリズムだと思います。
本当インバウンドが来て色々劇的に変化する高山…日本ですが、めちゃくちゃ思うことや考えることがありました。
僕は安易な「サポートローカル」って言葉が大嫌いですし、自分から思えない「地産地消」も大嫌いです。
サポートして欲しい以前に愛させてくれよ、愛してもらえるような行動を地元でしてくれよと(笑)
都合のいい時だけその言葉を使うなよと思います。
環境保護も一緒です…ガソリンガンガン燃やして毎年板かってウェア着替えて…罪深いんです。
罪深い中でできることをやっていかなきゃいけないし、先人が残した「素敵な文化」は残したいと思います。
そんなかっこいいエリアでかっこいい人が売っているZENのテリエリミテッド…かっこいい人に買っていただけたら最高です。
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