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嘘のような本当の話...ボードブームを振り返る。

90年代スノーボードが爆発的に流行った頃の話はご存知でしょうか?
YOUTUBEなどでビデオを見ている方は断片的なイメージはできると思います。
ただ、ゲレンデじゃなく街の様子をイメージするのは多分難しいのではないかと思うのでその辺のお話を...

90年代中盤、俗にいう「ニュースクルールムーブメント」の時代。

誰もがビデオスターに憧れてバギーパンツにネルシャツで溝みたいなパイプで遊んでいた頃ですね。

そこから一気に知名度が上がり誰もが「スノーボード」が気になっていた90年後半...
最近国民的ブームというのがないので例えにくいのですが...

・よくTVで流れていた渋谷109の初売りの行列と同じレベルの行列がStormy
(原宿のアクションスポーツショップ)に出来た。
※表参道のジョナサンの脇から今のノースフェイスの裏まで並んでたと思ってください...ありえないでしょ!
もしくはキディランドから今のバートンまで行列が出来ていた感じです。

これは現在パンケーキ屋さんの行列ですが90年代は全部スノーボーダーだったんです(笑)

明治神宮の初詣並みの混雑が12月のスノーボードショップの日常でした。
(盛ってませんよ!)

タイトルの交差点…スノーボードを買いに行った方なら馴染み深いと思います。
そこが信号が変わるたびにこうでした。

冗談抜きで山手線以上の店内の混雑(笑)

ピークの時はキャッシャーにお金が入らず、レジの下に段ボールを置いて、当時の店長が足でお金を押さえながら営業をしていました(笑)
僕らは8時間労働で休憩20分…今は訴えられますね….昔も訴えたかったけど。

信号が変わるたびになだれ込んでくる人で店ではほとんど身動き取れなかったです。

そんな時代のオッサンが海外では昔の板に乗ってゲレンデに戻ってきています。
やっぱりその辺アメリカ人ってうまいんですよね。
ヴィンテージバイクやクラシックカーからの流れなのか…ヴィンテージアイテムを大事にもするけど乗って楽しんでる(笑)

ヴィンテージボードのスワップミートやガーデンバーベキューと交換会をミックスしたイベントもやっていたり....

ビンテージボードセッションは楽しいですよ。


昔日本でもその機運が少しだけ盛り上がったんですが、またあんなイベントが始まってもいい時期だと思います。
なんでかわからないんですがそういう機運っていうか流れって世界中で同時期にぽこっと始まるんですよね。
スノーサーフブームとか、ノーボード、バックカントリーの流れもそうでしたが。

春先どこかのゲレンデで下手なから続けていたおっさん同士飲みながら遊びたいですね(笑)
そして、日本でも盛り上がっているんだぞと世界に発信できたら最高です。

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