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ロードスターパーティレースに初参加してきた話 1/2

こんにちは、カイカイデス。
表題の通り、今年の第2戦 ロードスターパーティレース北日本シリーズに
参戦してきました。
参加するまでにやったことと、参加した感想を長々と綴っていきます。

今年は新しいことずくめでチャレンジの年。
1つは今年から東北660選手権の
新しい参加カテゴリとして開催される
「東北660 36CUP」への参戦。
もちろん目指すは、初年度シリーズチャンピオン。

そしてもう1つは
元々はお手伝いに言っていた友人から
乗ってみない?
と声をかけていただいたおかげで
いきなり参戦が決まった、
「ロードスターパーティレース」です。

こんな感じでガヤガヤとお手伝いをしてました。

ロードスターパーティレースはJAF公式レースカテゴリの1つで参加するにはJAF Aライセンス以上が必要です。
自分は、持ってても使うタイミングがまだないと思っていたので4月当初はまだ持っていませんでした。。。

前々からそれっぽい話は貰っていたのですが、ちゃんと決まったのは4月。
パーティレースの第2戦は5/5。
どうやっても間に合わなくね???
てな感じで、後先考えず勢いで決める。
いつも通り。
Aライを取るには走行証明が必要です。
東北660選手権でSUGOはいっぱい走ってたので電話してみると、
SSCM会員でなおかつ4C枠走ってないと出せないよって言われました。。。
とほほ。。。

焦る僕。まあそりゃそうだ。
と思いつつも、各方面にレース実績等兼ねて話を聞いてみると
Aライセンス取得の推薦をいただくことに成功しました。
こればっかりは、本当に頭が上がりません。
レースやってて良かったなと思えた一瞬でした。
皆さん本当に熱い人ばかりで、
直ぐに協力して頂けました。
本当にありがとうございました。

さて、参加するための準備はひと段落。

といっても、実車で練習する時間が無い。。。。
って感じで今度は群馬に飛びます。

カイカイ群馬へ飛ぶ。

ということで、場所は群馬。
「D'station Racers」
これも友人の紹介。ありがてえ。

D'stationがもつレーシングシム筐体。ORIDOさんちのやつでした。

そんな感じで群馬に来た僕。
なんで来たかというと、ここでは2021 ロードスターパーティレース北日本シリーズチャンピオンの野島選手が勤務しております。
そんな今やS耐ドライバーの彼にアドバイス貰うために来ました。
みっちり、練習とアドバイスを頂き感覚を掴む。野島選手は褒め方が上手なので、
僕は終始ニッコニコでした。
だって表彰台乗れるっすよってずっと言ってくるんだもん。。。(?)

って感じで、群馬の旅終了。
初の群馬はレーシングシム屋の屋内で終えました。充実。
あとはおうち環境シムでみっちり練習。
車載動画でイメトレ。

そんなこんながあり時が経ち..…

ここで本番''前日練習日''を迎える。
ここまで実車練習無し。
ノーマル脚のFRなんて乗ったことない。
S2000あるけど殆ど乗ってない
あれ....?ヤバくね....?

僕、ここでいきなりビビる。
やっぱりサーキットに来ていざ自分が乗る車両を目の前にするとビビる。
ひよってちゃいけないと、走行時間まで..…
と思うまもなく直ぐに練習走行1本目...…


路面濡れてるんですけど。


おい、なんで濡れてんだSUGO。
俺まだ乗ったことねえんだぞこの車。
いきなりウェットはやめてくれ。

半泣きになりながら練習1本目コースイン。


もちろんトラコンは入れっぱなし。
(入れろって言われた)(?)

まずは車と友達になることが目標。
アクセルを踏む僕。
そして感動する。

「現行車のトラコンすげえ」

そこじゃない。
そこじゃないんだけど、絶対リアが飛んでく気がしなかった。これはちょっと感動。
そんな感じで、ラップを重ねていく。
トップとの差は10秒。
まあそんなもんだ。。

段々路面は乾いてくる。
セミウェット。
僕、遂にトラコンを切る。

あれ、結構いけるじゃん

と思って4コーナーに突っ込んでいく。
ケツが出る。ビビる。
人の車という恐怖が自分を襲う。
(最近人の車しか乗ってない気がするけど.…)
そんな感じで、ビビり散らかしの初走行枠が終了。
トップからこれでも5秒落ち位だった気がする。
あんま覚えてない。車が無事だっただけでいいのだ。

心配そうに僕の走行を見つめる、お手伝いに遠くから来てくれた友人達
来てくれてありがとう。

そんな感じで、車載動画を見ながら反省会。
車両オーナーの田中選手からアドバイスを貰う。

次の走行は晴れそう。路面もドライだ。
と思いつつやっと全開での練習

そして練習2本目。

自分がしてたイメージと車の動きが合致。
「あれ、割といけんじゃね?」
僕、調子に乗る。

ラップを重ね、エアを調整。
ここで全体2番手タイム。僕ビックリ。
そして、調子に乗る。
ここまで来れば、車の動きに慣れるのと細かいところを詰めるだけ...…
と思いきや、ここでまた壁に当たる。

タイヤの熱ダレか......??

そう、あの高橋涼介も藤原拓海とのバトルで口にしたタイヤの熱ダレである。
ロードスターパーティレースの指定タイヤは
「ブリジストン ポテンザ アドレナリンRE004」
ハイグリップと言うよりはセカンドラジアルタイヤ。しかも今回新品のおろしたて。
周回を重ねると、車が言うことを効かなくくなる。ラップタイムもガクッと落ちる。
軽自動車ではそこまで感じ取れなかったタイヤのタレ具合。
今乗っているのは普通車だということをここで痛感しました。
本当に予選は1発で決めなくちゃいけないんだ...…ってやっとここで気づく。アホ。

練習2本目はこうして終了。
練習走行1周1周が物凄く勉強になる。

目が笑ってない。

2本目の走行動画、ロガーを見て、また反省会。まだ全然詰められる。気合いが入る。

そして、前日ラスト練習3本目。

路面も気温も完璧。
ここで自信をつけなきゃ明日に繋がらない。

だが、全ては気合いの空回り。
確実に力が入りすぎた走り。
積もる焦り。重なる周回。縮まないタイム。
タイヤは熱ダレ。高橋涼介。

そんな感じで1本も決まることなく、2本目のタイムを越えられず。
3本目は終了。萎え。

気合入れすぎ。

でも、タイヤがタレるタイミングと走らせ方はそれぞれ掴むことが出来ただけでも収穫。
珍しくポジティブ。
あとは車載動画を見返して反省。

3本目はやっぱり力が入りすぎていた気がしました。
全体的に動きが硬いし、操作が雑。

ここで僕は

「ゆるふわドライビング」


をすることを心に誓うのだった。




次回、決勝当日編につづく。



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