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日記(6月4日〜6月10日)

6月4日(日)

南町田グランベリーパークはアウトレット、映画館、スヌーピーミュージアム、馬鹿でかい公園などを含む、笑ってしまうくらい広い土地だった。
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を観た。おもろかった。木村文乃さんが綺麗すぎる。原作は知らなかったけど、露伴先生の実写ドラマは観たことがあるし、脚本はジョジョシリーズではお馴染み、安心と信頼の小林靖子さんなので間違いなかった。きっと映画用にアレンジされた表現があるんだろうと気になったので原作を買って帰る。


6月5日(月)

覚えてない。


6月6日(火)

新宿に着いてタイムスでファイヤーダンスさんと合流。会うのは二回目だけど、Apexで喋っていたから久しぶりな気がしない。一人で抱え込んでいたことを全部話す。俺らみたいな考えすぎちゃう人間が「考えたくないこと」に対してすべきことは「考えないようにすること」じゃなくて「他に考えることを増やすこと」なんだよ、ということを言われて勇気をもらう。一対一の関係をいくつも作ってみたらいいということも言ってくれて、ぶいすぽメンバー全員と友達だとしたらと例えていたのが最高だった。
タイムスを出ると雨が降っていた。「俺、傘引退したからさ」と言われ「傘って引退とかあるんだ」と笑う。台風の日も傘を持たずに出てずぶ濡れになっていたらしい。紀伊國屋に入ってうろうろ。
西武に移動して飯を食いながらTWICEの素晴らしさを語ってくれて、今まで日本のアイドルしか興味を持ったことのない自分には新鮮だった。人が好きなものを熱く語っている姿が大好きだ。
閉店間際の東急ハンズに入る。ファイヤーダンスさんがノートを買う。東南口の地獄みたいな喫煙所で煙草を吸う。帰る雰囲気になった途端に一人になるのが怖くなって、思い切って「家寄ってもいい?」と聞くと快くOKしてくれた。
黙って丸の内線に揺られる二人。昔からこういう時に何を喋ればいいのかわからない。電車の中って一番むずい。そのまま最寄りに着いて家にお邪魔する。物で溢れていてその生活感に安心する。二十人くらいの集合写真がジャケットになっているレコードが気になって聞くと、ロイル・カーナーというラッパーでジャケットに映っているのは親族一同だと教えられる。そのアルバムから『Stars & Shards』という曲をかけてくれた。格好良い。その後はiMacの大画面でひたすらTWICEの映像を観せてもらった。こっちも格好良い。
終電で帰路、新宿で乗り換えると小田急線がこれでもかというくらい遅延しているが、今日を振り返って満足感に浸ったりTWICEの映像を観たりしていたらあっという間に時間は過ぎた。ようやく最寄りに着いて時計を見ると二時半を回っていた。改札を抜け雨の中を歩き出す。イヤホンからはロイル・カーナー『Yesterday’s Gone』が流れていた。


6月7日(水)

Huluの無料期間が終わりそうなので、『だが、情熱はある』を観始める。オードリーが大好きだからこそ観るのを躊躇していたが、YouTubeで流れてきた予告映像の高橋海人さん演じる若林さんがあまりにも自然だったので気になっていた。事実をベースにしていて、しかもそれをある程度知っているので、あの話をこう脚色したんだなぁという面白がり方になる。おそらく安島さんのポジションであろうプロデューサーを女性という設定にしているのが良かった。

夜、ファイヤーダンスさんと落合さんとApex。カジュアルで好き放題やる。やっぱり友達とやるApexは最高。

「考えることを増やす」という考えが生まれてから、何でもできる気がしてきていて、やりたいことがあれこれ出てきて時間が足りない。寝るのもったいない。


6月8日(木)

『だが、情熱はある』、四話から八話まで。南海キャンディーズはM-1で準優勝して、ナイスミドルはオードリーに改名した。2008年のM-1が近づいてきてそわそわする。
若林さんに対してずっと「面白いです」と言い続けてくれる橋本さんという女の子がいて、その明るさと素直さは観ていて嬉しくもあり苦しくもある。あとシンプルに滅茶苦茶可愛い。調べると中田青渚さんという方だった。

夜、ファイヤーダンスさんと早ちりとりニキとApex。


6月9日(金)

起き上がれない日だった、ただ、『だが、情熱はある』九話が最高だった。
いよいよ2008年のM-1敗者復活戦。高橋さんと戸塚さんが四分フル尺で漫才をしていた。ドラマということを忘れて普通に笑っていた。本が面白いだけでこうはならないはずで、二人の間や視線など言葉以外の部分のなぞり方が完璧だった。
しかし本当に喰らったのはこの後だった。決勝進出が決まりスタジオに向かうタクシーに乗り込む二人。ここから映像はスローになる。走り出したタクシーの中から、オードリーコールで沸く客席を見る若林さん。徐々に客席が視界から途切れる。するとその奥で建物の中から、野外の客席に繋がるドアに向かって駆けてくる人がいた。橋本さんだった。車内で身を乗り出す若林さん。ドアの向こうで橋本さんが泣きながら何かを叫ぶ。その声は音にはならないが、口の動きで「面白かったです」と言っているのがわかる。見方によってはちょっと過剰な演出かもしれないが、これまでの橋本さんの立ち振る舞いがあるから成立しているように思えた。俺は「それはダメだって〜〜〜」と言いながら泣いていた。

それとこのドラマは、若林さんのおばあちゃんにいろんな役割を持たせている。
二人で黒ひげ危機一発で遊んでいる時におばあちゃんが、「飛ばなかったってことは、次に飛ぶ確率が上がったってことだね」と言う。これはたしか若林さんが脳科学かなんかの先生に、「ネタ書こうとしても全然書けなくて、そこから離れて歯磨きしてる時とかにふと思いついたりする」みたいな話をした時に先生が「いくつも回路をショートさせて正解の回路を探そうとするのが脳みそです」とかなんとか言ったのを、黒ひげに例えてエッセイに書いた話だった気がする。
おばあちゃんから「大丈夫よ、あなたは面白いから」と言われてエクレアをもらい、それを壁に投げつけて泣きながらぐちゃぐちゃになったエクレアを食べるシーンがあるけど、これは実際は一人暮らしをしている家の大家さんだったはずだ。
事実そのままでは扱いづらかったりエグくなりすぎる部分を、ひょうきんなおばあちゃんに言わせることでエンターテイメントにしているのが良い。


6月10日(土)

星野源『Stranger』を聴きながら掃除。このアルバムが一番好きかもしれない。
Apexを起動して射撃訓練場に籠っていると湯船さんが入ってきた。VCを繋いで1vs1をやる。やっぱり強い。このゲームを始めたばかりの頃にも撃ち合ったことがあって、その時はわけがわからず何がダメなのかも理解できなかったが、今はある程度のことは説明できる。五十回くらいやって三回くらいしか勝てなかったが、意味のある四十七回の負けだった。
しばらくすると、しぐまさんという湯船さんの知り合いが入ってきて、順番に1vs1。この人がまた滅茶苦茶強い。
宮越屋に行ってコーヒーを飲みながら文字を書く。帰って米を炊いて今週のあちこちオードリーを観ながら食べる。
シャワーを浴びて久しぶりにannkwをリアルタイムで聴いていると、ちりニキがPCサーバーでデュオランを回していたので混ぜてもらう。今シーズン初めてのフルパランク。楽しすぎる。光のApex。三時間で1000LP近く盛って朝五時に解散。余韻でなかなか眠れない。


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