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クスリの服用、ちょっと待った!

キッカケ

自分でも、オカシイことには気が付いていたが、精神科には偏見があって行くことは出来なかった。

オカシイことに気付いていたのは、周囲の者も同じ。

上司、「一度診てもらえ」

上司に連れて行かれたのが、雑居ビルの中にあるメンタルクリニック。

上司が予約してくれていたため、待つこと無く診察を受けられた。

ジックリ話を聞いてくれて良いドクターであることは分かるのだが、受けた診察は問診だけ。

問診だけでクスリが処方された。

翌日

上司、「クスリは飲んだか?」

私、「まだ、飲んでません」

上司、「飲まないとダメだよ。良く効くクスリなんだから」

そう言われても、他の診療科ならレントゲン等で患部を検査してクスリが処方されるのに、利用したメンタルクリニックでは問診だけでクスリが処方された。

上司は良く効くと言うが、何処に効くのだろう?

他の診療科がレントゲン等で患部を検査するのは、何処に患部があるのか分かっているから。

メンタルクリニックの場合はどうだろう?

本当に自分に合った薬を出してくれているのか・・・

他の方法

処方されたクスリの服用に躊躇していることをSNSに書き込むと、「その気持ちメッチャ分かる」とコメントを頂いた。

たまたま、インターネットで表示された広告にアロマオイルがあった。

アロマもオイルも悪いイメージはなく、生活の一部になっている。

アロマオイルについてネット検索していると、不安を抱えている貴方にオススメなのがラベンダーと広告が入った。

ラベンダーなら、トイレの芳香剤やコロンなど昔から使っており親しみがある。

買ってみた、使ってみた

普段利用しているネット通販でラベンダーのオイルが売っているため、貯まっていたポイントを使って買ってみた。

送られて来たラベンダーは、昔から親しみがある香り。

クリニックで処方されたクスリには躊躇した私だが、昔から親しみがあるラベンダーオイルは躊躇することなくお湯の入ったバスタブに入れられた。

お湯に入れても違和感がないのは、ラベンダーは浴室にあるシャンプーやコンディショナーの香りに似ているから。

違和感が無いと、ラベンダーオイルを使い続けることが出来た。

妹、「お風呂が良い香りするけど、お兄ちゃん何か入れた?」
私、「うん」
妹、「何を入れたの?」
私、「ラベンダーオイル」
妹、「ラベンダーオイルって、リラックス効果があるんでしょ?」
私、「知ってるの?」
妹、「女子なら知ってるわよ」

お風呂にラベンダーオイルを入れるようになると、家族全員の入浴時間が長くなった。

入浴時間に比例して長くなったのが睡眠時間。

ラベンダーオイルを常用するようになってからは、香りに敏感になった。

通勤のバスの中なのでイヤな匂いを嗅いでも、家に帰ってラベンダーオイルの入った風呂に浸かるとリラックス出来る。

お風呂に入らなくてもリラックス出来ないか、妹に聞いてみると

妹、「ラベンダーオイルを持ち歩けば良いじゃない」
私、「そっか!」

それ以来、ハンカチにラベンダーオイルの香りを付けて、いつでも香りを楽しめるようにしている。

不安を抱えても、ラベンダーオイルを嗅ぐことで、家のお風呂に入っているようなリラックスが出来るようになった。


30代男性の体験談









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