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【導入事例】トヨタ系列の自動車販売店

概要

トヨタ系列の自動車販売店 (売上高140億円、従業員数300名以上)にて、全社経営改革プロジェクトの一環として、 KPIマネジメントを基軸とした基幹人事制度の抜本的な改定に取り組んだケース。

従来は、経営効率を重視してきた経営スタイルによって全国販売店の中でも優秀ディーラーとして度々受賞歴あり。

一方で従業員待遇改善、労務管理、コンプライアンス強化など、人事の守りの要素が色濃く反映された背景によって経営者が人事制度改定を意思決定された。

導入背景

✔︎ 直近で労務問題が生じていたため、全社としてコンプライアンスの意識を
 高めたいとの要望があり、ただし生産性の向上も同時に図りたいとの要望
 があり。
✔︎ 日々追うべき重点項目が多すぎて、成果に繋がる活動の絞り込み・拠点内
 での人材教育も属人的なマネジメント手法でなされている状況。また評
 価項目と実務でのパフォーマンスが一致していない状態。

改定の狙い

✔︎ エンジニアを中心とした長時間労働の是正、法令遵守意識の強化、優秀エ
 ンジニアへの待遇改善やベースアップなど、営業職偏重ではなく、積極的
 に他職種への待遇改善を推し進めること。
✔︎ 経営戦略から落とし込んだ拠点別採算に基づく、経営計画の策定および労
 働分配率や工賃稼働率などのKPIマネジメントでKGI達成を目指してもらう
 ようにマネージャー教育を進めること。

人事制度の概要

新たな課題

✔︎ 非正規社員の人事制度の検討や役職定年延長を踏まえた、中高年者の役
 割・職務・報酬テーブル設計、評価をどのように取り扱うのか、団塊ジュ
 ニア世代への対応を検討する。
✔︎ 本社間接部門、営業部門、サービス部門など部門間を超えた責任者同士の 
 横連携強化を促進する。
✔︎ 労務問題による風評被害から採用競争力の低下、社員定着率の低さを是正
 する。

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