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🎬『からかい上手の高木さん』

先日OAを終えたテレビドラマ版と…

この映画版の…

どちらを先に制作・撮影したのかは分からないのですが、
見事なまでに、高橋文哉/黒川想矢、永野芽郁/月島琉衣の(敬称・略)両キャスティングの佇まい、台詞のテンポ、表情のつくり方の擦り合わせが完璧で、綺麗にシンクロしていました。

両作とも今泉力哉監督が手掛けたということも大きいのでしょうが、ホント合わせてひとつの作品ですね。

さすがに“西片”の天然・鈍感が過ぎるだろうと思わなくもないのですが、そこはあえてのデフォルメと受け止めて観るのが正解なんだろうな。
(おそらくは、観た皆がリアクションしている“長回し”の場面も…)
本編とは関係ないですが…今泉監督の“長回し”だと、なんとなく🎬『街の上で』の若葉竜也さんと中田青渚さんのシーンを思い出したり。

“西片”の“高木さん”を好きなのに好きとは言ってはいけないような関係性は(設定は別として)構図だけなら、なかなかに刺さるものがあって…途中からはその目線で観るようにしていました。

いずれにしても、ここで描かれるような場面は…きっと死ぬまで、ボクに訪れることはないのだろうな、と笑

エンドロールの最後に出てくる「製作委員会」クレジットには…個人的に、なんだか“時の流れ”を感じる箇所があり、違った意味で感傷的にも。

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