パラノマサイト FILE23 本所七不思議　#7

どうも、しゅのです。
パラノマサイト#7です。

3人の語り手を選べるようになったので、まずは炎のマダムの話から始めたいと思います。

開始早々、特に理由もなく呪いを使えるようになりました。「送り拍子木」の力は火、もしくは発火器具を持っている者を呪い殺せるというもの。だから、やはり興家くんのライターがトリガーになっていたんですね。

ここで初めて名前が判明しました。相変わらずアンニュイな表情です。

目の前に座るのは例の探偵。マダムは昨年、息子が誘拐され捜査の不手際で殺害されてしまい、事件は未解決のままになっているとのこと。このまま諦めるわけにはいかず、探偵に再調査を依頼していたらしい。

調査の報告を受けていた矢先、突然「送り拍子木」の呪影が出現して「蘇りの秘術」を使う方法と、そのための呪いの力を得たとのこと。マダムの手にはしっかり呪詛珠も握られていました。これには目の前で一部始終を見ていた探偵もびっくり。

話は調査の報告に戻ります。探偵は、通学路付近で事件当日の目撃情報を求めて聞き込みをしていたらしいのですが、ひとり、情報を持っているという男がいたそうです。

マダム「誘拐現場の目撃者がいたの！？」

探偵「まだ確信はないがね。その男は、僕に頼みがあるというので場所を変えて話すことになった」

初っ端から穏やかではない言葉が飛び出してきました。この城之内という男、「白石美智代」という女子生徒に命を狙われているらしいです。

城之内「あいつは殺人鬼なんだ！あの誘拐事件のあった日に白石美智代が志岐間修一(マダムの息子)を連れ去っていくところをボクだけは見たんだ！」

城之内は、修一少年を誘拐して殺したのに白石という生徒が関わっているのに違いない！と、かなりの剣幕で捲し立てています。このことを話したら殺すと脅されていたので今まで黙っていたとのこと。それをバラしてしまったので命を狙われているようです。

探偵「いい大人のあんたが女子生徒をそこまで恐れる理由は何なんだ」

城之内「あいつはボクを呪い殺せるんだ！」

探偵「呪い…？急に何を言ってるんだあんた…」

城之内「本当なんだ！だってあいつの家は！あああっ！くそっ！なんでわからない！胡散臭いあんたならと思ったがやっぱり通じないのかよ！もういい！なんでもない！別のヤツを頼る！忘れてくれ！」

感嘆符が多すぎ。城之内は言いたいことだけ言うと去ってしまいました。急に呪いと言われて訳が分からない探偵でしたが、今ならなんとなくその恐ろしさが分かりますね。その女生徒を探せば何かしら事件について知っている可能性が高いと思われます。

探偵の調べた情報によると、城之内は駒形高校の教員でした。女生徒もその高校に通っているのかも。

話は変わり、話題は「蘇りの秘術」について。我が子が生き返る可能性があるならばマダムは何人殺しても厭わないという考えです。そのために他の呪主の情報も探ってほしいと依頼をしますが…

探偵「悪いが依頼人のためとはいえ、人の命を奪う行為に協力はできない」

マダム「……」

探偵「ただ…マダムの気持ちもわからなくはない。直接命を奪うことをしないならば、手を貸せることはあるかもしれない。」

探偵「そのための情報収集や作戦提案ならば…まあ協力してもいい。」

マダムは探偵に入れ知恵されてたわけですね。興家くんのライターを確認したのもこれが理由。あのあと、マダムに報告してたんでしょう。

探偵は、今から夜にかけては蘇りの秘術のための呪主探しを、朝になって聞き込みができるようになったら白石美智代の捜索を進めるとのこと。見た目のわりに有能そうです。

探偵は調査に繰り出しました。何かあれば電話をかけてくれるそうです。手持ち無沙汰なマダムは新聞を読んで時間を潰すことに。

物騒ですねえ。近くで学生の投身自殺があったみたいです。その子の名前も載っていました。

マダム「駒形高校の白石美智代…！？」

城之内の話で出ていた生徒です！すでに死んでいただと…早く探偵に伝えないと。と、思ったところでタイミングよく電話がかかってきました。探偵からです。

駒形橋というところに呼び出されました。探偵は本所七不思議のゆかりの地を探索して、何人か気になる人物を見つけたとのこと。

弓岡

「消えずの行灯」の呪主

並垣1%と…女の子？

刑事2人組

こちらも知ってる顔ぶれがいます。興家くんにはまだ会ってないのかな。短時間でよく調べてますね。

「プロの探偵…略してプロタン…」

ここで、マダムからも先ほど新聞から仕入れた情報を伝えます。

探偵は、自殺した学生がいたことは知っていたらしいですが名前までは把握していなかったそう。驚くと同時に悔やんでいます。

マダム「その子に話を聞けないとなると、話がふりだしに戻っちゃった？」

探偵「いや、あの教師…何か知っていて隠している。」

城之内のことも気になりますが、まだ見つけていない呪主の動向も気になるところです。探偵は少し情報を整理したいと申し出ました。

と、ここで「今はこの先に進むことができません」というメッセージが表示されました。何か状況が変われば、マダムの話の続きを見ることができるようです。

この話は一旦中断して、新たなストーリーへと進みたいと思います。

余談

マダムの家の応接間に貼ってあったシール。ヤンキーなニワトリ。なんだろうこれ…。

#8につづく