沖縄のスーパーでみられる袋詰めレジの利用有料化はありか?なしか?

ここ最近、沖縄は変貌を遂げている。
というと、ここ5年で沖縄にようやくセブンイレブンが進出して、
未だ宮古島や石垣島、久米島、伊江島といった離島に進出していないとはいえ、先日には150店舗達成と本当であればあちこちでセブンイレブンを見かけるようになった。その一方で、北谷にあった観覧車は撤去され、以前の思い出スポットがなくなることに寂しさを覚えた人もいるのではないだろうか。

そうした沖縄で、いくつか変わらないものといえるものの1つに沖縄にあるスーパーでは袋詰めをしてくれるレジがあることが挙げられる。
スーパーで袋詰めが始まったのは、この琉球新報の記事(http://www.lequio.co.jp/pc/show2.php?c1=03shi&c2=2011&vol=1393

)によれば、おおよそ1990年頃とされている。そうなると、30年以上こうした光景が沖縄のスーパーでみられるわけだが、昭和からではなく平成からの慣習だということに、何だか、にちにいましは驚きを隠せない。なぜ、その頃から始まったのかといえば、上記の記事中にあるが、POSレジという購買情報を管理する現在の仕組みが登場する前は、レジ担当の方が商品につけられた値札を一つひとつ手打ちする仕組みで、ちょうどPOSレジに移行しレジ業務がスムーズになったことから、袋詰めが始まったそうだ。

*の琉球新報の記事:


とはいえ、ここ10年くらいで袋詰めをお願いするセルフパックレジや、
お客で精算から袋詰めをするセルフレジの登場、またマックスバリュの一部店舗で導入されているショッピングカートで精算から決済ができる仕様*まで、沖縄のスーパーを利用したからといって必ずや袋詰めをスーパーの方がしてくれるという訳ではなくなった。

だが、妊婦や子連れの方、高齢の方、大量に購入する方、袋詰め方が苦手な方からすれば、袋詰めサービスは大変ありがたいものといえるに違いない。特に、沖縄にあるスーパーの一つであるサンエーは時間を問わず、どの店舗でも複数台あるレジの中で必ず一つのレジは袋詰めサービスを実施している。というので、サンエーの店舗の来店状況にもよるが、袋詰めサービスのレジに列をなしている光景を目にするのかもしれない。そういうサービスをするサンエーを含む沖縄のスーパーではあるが、ここ最近のエネルギー資源や原料の高騰のあおりを受けているのは事実であり、それと連動して起こっているのが賃上げだ。次の記事(https://news.yahoo.co.jp/articles/e3cb7bedfea5799cddef97c05e08415ca22c535c?page=1

)によると、今度賃上げの取り組むイオンの小売事業における人件費のうち3割はレジを担う従業員のものだという。この記事内では、レジをDX化(にちにいましのイメージとしてはセルフ化)させ売り場に従業員を投入させる、という訳だが、にちにいましは売り場の人材不足を補うにはいいと思うが、ネットで口コミを参考にする時代に、商品案内担当の人が売り場に出てきてもなぁ、とつい思ってしまう。まだ、売り場に何かに詳しいスペシャリストの人と遠隔でお話ができるモニターがあった方がいいんじゃないか、とついつい思ってしまう、というのはさておき、まぁ沖縄県外だとその方法は功を奏するのかもしれないが、長年スーパーで袋詰めサービスが定着してきた沖縄ではどうなのだろう、と思ってしまう。だとしたら、長年の文化をそのままにこの物価高騰、賃上げの状況に照らしわせた時に、これだ!と思ったのが「袋詰めサービスの有料化」だ! 有料化とはいえ、ビニール袋のように一律ではなく、例えば、平日の16時から20時や土日の9時から20時の混雑する時間には1回の袋詰めが100円、その他の時間は50円のように時間に応じて価格を設定したり、仮にサンエーで導入するとなると、サンエーアプリもしくはサンエーカードの会員は月に1回袋詰めのサービスというのがあってもいい。というのもいい。またDXが進み、ユニクロのようにレジ横にカゴを置くだけで合計金額がわかるという仕組みがスーパーにも浸透すれば、袋詰めサービスの時間がこれまた今よりも早くなるのかもしれない。話は戻って、有料化によって得た収益は、袋詰めサービスをされる店員の方に手当として振ってもいいと思うし、(にちにいましは袋詰めは店員さんの技であると考えている)、前述したDXの仕組みを構築するのに投資してもいい。

沖縄にあるスーパーのレジ部門の責任者の方
袋詰めサービスの有料化いかがでしょうか?

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