STARS展
11月某日、六本木ヒルズへ行って来ました。
目当ては森美術館で開催中の「STARS展 現代美術のスターたち」。国際的に高い評価を得るアーティスト6名の初期作品と最新作などの展示です。
その前に・・・
予定より早く着いたので(チケットは日時指定)、六本木ヒルズをぶらぶら。
やがて時間になったので入館。
ここからは・・・
1アーティスト1フォト、ざっくりとした感想で参ります。(奈良美智以外)
アートファンでも何でもない普通の人の感想であることをご了承ください。
アーティスト詳細は展覧会HPをご確認ください。
村上隆
すごいなあ、と思うけれど、薄くて軽い印象。薄くて軽いから芸術じゃない、という意味ではなく、言葉通りの薄くて軽い印象。
李禹煥
あまりに抽象的だったので、さら~っと通り過ぎてしまったけれど、改めてこの写真で見たら「ちょっとかっこいいかも」と思ったり。
草間彌生
「彼女の目には世界が彼女の作品のように見えている」というようなことを聞いたことがあり、彼女の目になったつもりで作品を眺める。
「細胞が見えているのかな・・・」とか思う。
宮島達男
点滅するLEDの数字。そのカウントスピードの設定は、ひとつひとつ人の意思が入っているとのこと。(時の海-東北プロジェクト)
そのこと踏まえてあらためて眺めると、デジタルが生き物のように見える。
杉本博司
「江之浦測候所の人だよね」くらいの知識しかなく、どんなジャンルのアーティストかも知らず、「あ、写真家だったんだ」とここで初めて知る。
研ぎ澄まされた哲学的な写真。
そして、奈良美智
2012年に横浜美術館で見た個展の時もそうだったけれど、奈良美智の展示を見ると、どうにも創作意欲が刺激されます。色もフォルムも魅力的で、悲しみがあって、かわいくて・・・。
たぶんきっと、ハンドメイド作家の多くは、「奈良美智的なもの」と「皆川明的なもの」から逃れられないのではないかな・・・などと思ったり。
こんなふうに内側から発光する作品を作りたい。
鑑賞の後は・・・
美術館を出て、どこかでお茶でも飲もうかと思ったけれど、どうにもヒルズ界隈は落ち着かないので、あきらめて次なる場所へ。
六本木に来ると立ち寄りたくなるのが、インテリアショップのリビングモティーフ。クリスマスムードと美しいあれこれを堪能。
最後にライトが灯った東京タワーを撮影していたら、ほろ酔いの外国人に「オレモトッテ~。イケメンダヨ~♪」と陽気に声を掛けられる。
六本木の夜は始まったばかりでしたが、早々に退散したのでした。
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