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京都旅行記2022 DAY2-2

前回の続きです。

京都駅から徒歩1時間。
京都市京セラ美術館に到着。



重厚な空間に心躍ります。


幸運なことに

1933年に開館した京セラ美術館(旧・大礼記念京都美術館)がリニューアルオープンしたのは2020年5月のこと。そのニュースが話題になった時に「次の京都旅行の際は必ず行こう」と決めておりました。

その後しばらくは世の状況的になかなか実行できずでしたが、ようやく落ち着く兆しが見え、旅の諸々について動き出したのが9月のこと。当初は美術館自体を目的としていて、展示内容は二の次にしておりました。日にちが迫って来てようやく「そういえば、企画展は何だろう」と思い調べたところ、それが…

アンディ・ウォーホル・キョウト」だったのでした。ぜひ見たいと思う展示にタイミング良く当たったことがびっくり&嬉しい。2年待った甲斐があるというもの。


鑑賞スタート

現代アートブームということもあり、かなり混雑するかと思いきや、平日のせいか程良い人の入り具合。スマホのみ撮影OKということで、とりあえずひと通りカメラに収めてから再度じっくり鑑賞。






初期のドローイングに始まり、お馴染みのポップアートや映像インスタレーションなどなど。かつて何度か京都を訪れていたとのことで、日本をテーマにした作品も多数。

とにかく何をやっても、どこを切り取ってもオシャレでカッコ良く、未だ古さを感じさせない。随分前に自身が書いた本を読んだことがあるけれど(内容は何も覚えていない)、背景やら精神性やらはどうあれ、ただただ「センスがいいってすごいことだなあ」と実感する。今でこそ目新しくはないけれど、60年代に日用品のパッケージからアート性を見出し昇華したところなど、どこまでが純粋でどこからが作為的なのかはわからないけれど本当にすごい。美術館展示というかたちで見られて良かったなと思う。


もう1つの展示へ

ひとしきり堪能したのち、もう1つの展示へと移動。その展示とは…

サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」。
ウォーホルの「カッコいい」から打って変わって、今度は「カワイイ」へ頭を切り替える。




お馴染みのキャラクターや懐かしのファンシーグッズなどなどがずらり。親子連れが多いかと思いきや、最も盛り上がっていたのは4 、50代の女性グループで、「なるほどな」と思う。

かわいさと懐かしさに心動かされつつも、徒歩1時間とウォーホル展で体力を消耗していたので、こちらはさらっと通り過ぎる。


読み物もかなり多めの展示でしたが、中でも印象的だったのがこちら↑。キャラクター的作品を作る者として大変参考になりました。


展示の楽しみ

最後はお楽しみのミュージアムショップへ。(写真↑は美術館のミュージアムショップ。ウォーホル展グッズのショップではありません)


デザインの良いグッズが多い中、さんざん迷いつつ購入したのはこちら↑。中でも嬉しかったのは、村上開新堂とのコラボクッキー缶で、通常こちらのクッキーセットをお店で買う時は予約が要るところ、easyに買えたことに驚く。京都開催ならではのコラボといった感じ。


そんなこんなで、大満足の京セラ美術館でした。

ちなみにアンディ・ウォーホルについて興味を持たれた方は「Casa BLUTUS特別編集『アンディ・ウォーホルの基礎知識』」を読んでみるのがおすすめです。今回の展示の様子についてもかなり掲載されています。

次週、DAY2-3に続きます。


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