京都旅行記2019 DAY1
一昨年、昨年に続いて、今秋も2泊3日で京都へ行って参りました。写真を挟みつつ、旅の記録をお届けします。(たぶん全3回)
京都駅に到着したのは13時半過ぎ。ホテルに荷物を預け、いざ観光スタート。前回、前々回と同様、「バスは使わない・やや距離がある移動のみ鉄道利用可・基本歩く」という謎のマイルールに則りつつ、まずは京都駅北エリアから宿泊先近くの五条界隈を巡ることに。
最初に訪れたのは、roastery DAUGHTER/gallery SON。焙煎所併設のコーヒー豆とアンティークのお店です。てっきり店内でコーヒーが飲めるのかと思いきや、豆の販売のみ。お店の方によると、やはり外壁の「COFFEE」の文字を見て、喫茶店と思って入店するお客さんが多いとのこと。確かに期待させる店構えに「さもありなん」と思いつつ、2階のアンティークをさらりと見たのちコーヒー豆を購入。
気分はすっかりコーヒーモードだったので、このタイミングで改めてカフェタイム投入。明治8年創業の老舗茶筒店開化堂が手掛けるkaikado cafeへ。
お腹が空いていたわけでもないけれど、せっかくなので何か食べようと思い、軽めに(?)コーヒーともなかのセットを頂く。このもなかが想像以上に美味しくて、京の和菓子文化の奥深さに感じ入る。
カフェで使われていたシュガーポットやミルクピッチャーが素敵だったので、開化堂にも立ち寄り。茶筒の醸し出す佇まいと質感に「ほお」となる。
京都1日目の夜
夕方になり、いったんホテルに戻ってチェックイン。実はこの日は朝から少し風邪気味で、何とか薬でごまかしていたものの、一度ベッドにに横たわると、ぐったりして起き上がれず。予定では「蕎麦とおばんざいのお店で日本酒など少々頂きつつまったりと過ごす」つもりでしたが、とてもそんな気にはなれず、タイマーを1時間にセットしてとりあえず仮眠を取る。
このまま朝まで寝てしまおうかとも思いつつ、改めてGoogleマップに登録しておいた「行きたいお店」を眺めていたら、ふと「ぎょうざ」の文字に目が止まる。ここで「餃子なら食べたいかも…」と、謎の意欲が湧いて来て、ホテルから歩いて15分ほどの場所にあるぎょうざ処亮昌へ行くことにする。
外に出てみたら思いのほか身体は軽く、いつも通りのハイペースでぐいぐい歩いて目的地到着。程よく賑わっていたものの、並ぶこともなくカウンター席に通される。レモンサワーと本日のおばんざいの中からポテサラを注文して待つこと数分。熱々の餃子にありつく。いわゆる中華の餃子ではなく、京都産の食材を使って、かつおだしや味噌で味付けした「和ぎょうざ」とのこと。特製ダレと黒七味でさっぱりと頂く。
餃子ですっかり元気を取り戻し、Googleマップを頼りに、もうしばらく四条界隈をぶらぶら。
身体と相談しつつ、予定していたフランソア喫茶室にも行くことにする。
19時過ぎの店内はお客さんもまばら。ゆったりとした気持ちでカフェ・オ・レ(「ラテ=泡立てミルク」でなく「オレ=泡なしミルク」なのが嬉しい)とレアチーズケーキを頂く。レトロな雰囲気が心地よく、味も好みな感じで、辿り着いた喜びと達成感をしみじみと味わう。
最後に夜の鴨川を眺めてからホテルに戻ったのでした。
薬で抑えつつも、夜の時点でおそらく37℃くらいの微熱はあったかと。とはいえ、過去の経験から鑑みるに、これより酷くはならないだろうと感じたので、翌日も予定通り観光することを心に決めて床に着く。
続きは次回。(12/15ごろ更新予定)
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