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子どもが不登校でも大丈夫な私になれたのは、、、 / マイストーリー#2

子どもが学校に行かない。
っていうか、行ってくれない( ;∀;)。
行ってくれなきゃいろいろ困る。

「学校に行けよ!」
↑ ↑ ↑
(こころの中で叫ぶ)


毎日朝から私のこころの中が
台風のごとく、かき乱されました。

学校に行ってほしい!!という思いが強く強くあるから、
子どもの様子をチェックしてしまうのです。
登校の時間に間に合うように起きてくるかな?
起きたとしても、服を着替えて準備を始めるのかな?
子どもの表情は明るいか暗いかな?
すんなり行くのか?行かんのか?
行かんと思ったら行くんかーい!!とか、

私にも、一日の段取りがある。
洗濯して、ゴミ出しをして、身支度をして、
朝ごはん食べて、片付けて、パートに行かなきゃ!!

でも、子どもがグズグズしていると、
少しづつ時間がとられて
私の出社時間がせまってくる。

焦る焦る。

学校に行かないとなると、

仕事休んだ方がいいかな?
学校の先生へはなんて言えばいいのかな?
お昼ご飯はどうする?
今日、家で何をして過ごすの??


子どもが学校に行くか行かないかで、
私の段取りが大きく変わってしまう。

それなのに、子どもはどうするつもりなのかをはっきり言ってくれない。

いらいらいらいらいらいらっ!!

イライラします。



また、私のこころをかき乱すのが、
周りの人から「お気の毒に、、、」と思われること。

学校の先生やママ友、ご近所さんなどからの
ビミョーな空気感の違いを感じては、
ズドーンと落ち込みました。


「学校へ行く」という事が出来ない。
いわゆる普通が出来ないという事が
いけない事だと感じて、
情けないやら恥ずかしいやら、みっともないとか、
いろんなネガティブな思いがわきました。


そして、身内からの遠慮のない指摘。
たぶん、心配をして言ってくれているのだろうけど、
「母親のしつけが悪い」
と言われている様に思って、
ひどく落ち込みました。


そしてそして私自身が、
「こんなことになったのは私のせいだ」
と自分の事を責めました。

私は、子どもに対して「学校に行けよ!」と責めるけど、
私は周りの人からも、自分でも自分の事を責める。


誰よりもダメなのは私やん( ;∀;)


私のせいで、、、、
私がこんなにダメだから、、、
申し訳ない、、、、

罪悪感いっぱいで、くらいくらい顔をして過ごしていました。


が、

なんにも変わりません。


私が自分の事をどんなに責めても、
子どもが前向きに学校へ行こう!となる事はありませんでした。
むしろ親も子もズドーンと落ち込み、
家の中がどんよりと暗くなってしまいました。


自分を責める事ではなんにも解決しない。
むしろ、悪くなる。


やめやめ!自分を責めるのやめ!


自分の考え方を変えようと思った瞬間でした。



そもそも私は、そんなにダメな人かしら?
母親のせいで子どもが不登校になるの?
私は「お気の毒」な人なの?

自分を責めるネタにしていたことを、
見つめてみる事にしました。

この時に役に立ったのが、
「こころの声を聴くこと」でした。

頭の声ではない、こころの声。
自分の内側から湧いてくる声。


それまで聞いてこなかったこころの声なので、
はじめはなかなか聞こえませんでした。

けれど、あきらめず、日常の小さな出来事から
どう思ってるのかな?
何を感じているのかな?と自分に質問をしていきました。


朝、起きてこない時、何を思ってるの?

また今日も学校に行かないのかな、、、
学校に行って欲しいなぁ。
元気に「行ってきます!」って聞けたら、
私、安心するんだけどなぁ~、、、、


あぁ~、私は子どもが学校に行ってくれたら安心するんだ。


その安心感があるから、
私は自分の仕事やしたい事に集中できるんだ。


という事はですよ、

「子どもが学校に行く」という事があるかないかで、
私の安心感が変ってくる。

これって、子どもに振り回されてるってことじゃないの???

オーマイガッ!!


信じたくはないけれど、

私、子どもに依存してるのかしら???

子どもとのこころの境界線がないんじゃないの??

自分のこころが空っぽなんじゃないの???

ひぃぃぃぃぃ~


「学校にいかない」

この出来事で、実際に動いて学校に行くのは子どもがする事。


で、この出来事からいろんな思いがわきてくるのは、
私が取り扱う事。



子どもがする事と、
私がすることがこんがらがってぐちゃぐちゃになっていたんだ、、、。

子どもの事と、私の事を分けてみると、
こころの混乱が少し収まりました。

嵐の風がやんだ。



「学校に行けよ!」って
気持ちがかき乱されるのは、
私の問題。

子どもは、「学校に行きたくない」と
言っているだけ???


この、「学校に行きたくない」という子どもの事を
いろんな思いをごちゃ混ぜにして、
難しくしているのは、ワタシかも、、、、。



私の事をクリアにすることで、
子どもの不登校に絡んだ問題は、
解決するかもしれない。


明るい光が私に差し込むような感覚になりました。


ここから、せっせと私の事を知るために、
こころの声を聴くことをはじめました。


こころの声を聴いての変化は、
次の「マイストーリー#3」に続きます。





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