力が漲ってた頃のストレス解消法
昨日、今日とめっちゃフラフラしてしまい、朝から寝っ転がっておりました。
横になっていたら、昔やってたあることを思い出した。
まだ事務の仕事をしていた頃。
約3年半の勤務で最も大きな課題だったのが通勤だった。
家から職場まで電車で約1時間。
人混みが苦手で、パニックになりやすい自分にとってかなりキツい。外出時はウォークマンが欠かせない。
また、自分はいわゆる白黒思考をしがちで、無駄に人間に厳しい。
電車の中。
カエルの標本の如く大股開いて座ってる人もイラつくし、プテラノドンのくちばしくらいデカデカと足を組んでる人も苦手。
電車の外だと、バイクの排気音の代わりに自転車のベルでリズムを刻む爺さん、歩きながら動画を視聴する者達……後者に関しては、器用だなぁとも感じる。
これはオマケだが、仕事でのストレスもあった。主に自分の失敗だったり、お客様のメール内容だったり……。
とにかく、色々と小さいことがすぐに目につく。
別に気にしなくても良いことでいつまでもイライラしていた。我ながら気力の無駄遣いである。
……さて、ここから本題なのだが、まだ体がしっかり動かせた頃。
この通勤時のストレスに対抗すべく、自分はあることを始めた。
それが……
「変身……」
そう、人間としての年齢をガン無視して、仮面ライダーのベルトを装着、変身を遂げるのだ。
人生で数少ない自慢だが、自分は子供用のサイズのベルト帯でも腰に巻ける。
変身し、前日に溜まったストレスを押し出し、必殺技を穿つ。
これこそ、自分が編み出したストレス解消法だった。
変身するのは主人公ではなく、どっちかと言うと悪役やそれに近いライダーに変身することが多い。
自分は「怪人になりたい」と思い立ち、特撮番組にハマった身だからだ(それに関してはまた何処かで)。
単純に趣味の一貫で変身する時は主人公の日もあった。
必殺技はライダーによりけりだが、「やっぱキックが良い」ということで、頑張って不恰好なライダーキックを繰り出していた。パンチの日もある。
予め足を上げ、その上で音を鳴らす反則があったのは内緒だ。
体力があった時はこれが出来ていたのだが、体調を崩して以降は変身出来ていない。
立ったまま姿勢を保つのもちょいと難しく、ベルトを巻くまでに貧血みたいになってしまう。
そんなわけで、最近は仮初の姿で生活している。
取り敢えず、変身が出来るまでは回復させたい。
そんな今日この頃です。
こちらのストレス解消法、機会があったらお試しください……。
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