GIGA・BITE　第10話怪人イメージ＋作者の独り言

【超獣GIGA《Fungus Initiate》】
仮面ライダーで言うところの「中間フォーム」にあたる形態です。唯一の動物以外のモチーフ。ゾンビがテーマ、微生物が取り憑く設定上、流石にキノコは強すぎるということで、「感染してもゾンビに出来ない」制約と共に、1人のキャラクターにその能力を託しました。

「キノコ→胞子→幻覚→忍者」という謎の公式に基づき、忍者もモチーフに含めました。両手首の棘や赤い指はカエンタケが元になっています。

第４話の展開が思いついた頃に、今回の場面も一緒に出てきたのですが、いざ形にしてみると、ちょっと悲しい……。その意思を受け継いだのが、この主人公で良かったなぁ、と、しみじみ感じております。

【超人AGGULUSアギュラス】
７話から登場したキャラクター「アダム」の変身後。敵キャラは漏れなく人間を「猿」呼ばわりするのですが、宿敵のモチーフがまさにその猿。

名前は“Aggressive”と“Regulus”を足したもの。前者と組み合わせて格好良い単語を探して、最終的にこのペアに落ち着きました。読みは「レグルス」ではなく英語読みの「レギュラス」と合わせています。

主人公がペストマスクなので、こちらはガスマスク。両手で口を押さえた形状になっており、三猿の「言わざる」もモチーフに含めています。

変身時に鳴る機会音声は《PRISON BREAK》。変身の際は腕輪のダイヤルを「左に２、右に８」に回してボタンを押す。
「28日後…」という映画から着想を得たもの……なのですが、ゾンビが本当に苦手で、自分は冒頭数分で「あっ！　ヤバいかもしれない」と本能的に感じ、視聴をストップしました。本当にごめんなさい。
（ちなみに、子供の頃、続編「28週後…」のCMを偶然見た筆者は、1人でお手洗いに行けなくなりました）

腕輪のギミックですが、変身すると格子状のホログラムが変化して模様が浮かび上がる設定です。とあるアイテムのように扉が開く設定を考えていましたが、「戦ってる間に折れる」と悟り、却下しました。

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