ひらがなけやきにハマるきっかけ②-アイドルの話その2-

今日はけやき坂46(以下ひらがなけやき)が結成されて丸5年。というわけで今は日向坂46と呼ばれているひらがなけやきについて、それも個人的にひらがなけやきに見事にハマった2017年夏頃から2018年初頭までのあたりについて振り返ってみようと思い、この記事を書いております。書いている最中に長くなってしまったので記事を3つに分けて投稿したいと思います。あくまでも主観(もっと言うと当時についての本人たちの発言は抜けがちになる)なのであしからず。

初の連続ドラマ主演

KEYABINGO!3でがむしゃらになる彼女達の姿を見た後に始まったのがひらがなけやき初の連続ドラマ主演作Re:Mind。

欅坂46の2017年に行われた初のツアーにて発表された連続ドラマです。当時はほぼ初の演技経験(※4)となったひらがなけやきの主演作ということでしたが、当時は正直あまり期待が持てませんでした。なぜかというとその年の春〜夏にかけて放送されていた欅坂46主演の連続ドラマ「残酷な観客達」という作品とあらすじの初めがどことなく似ていたのとこの作品が欅坂46ファンの間でも「かなり」賛否が分かれる(というよりもメンバーの可愛さ諸々以外で褒めてる人いたのか)内容だったことも記憶に新しかったからです。自分も正直…(以下略)

そんな期待値の低い中始まったRe:Mindでしたが、蓋を開けてみれば面白いではありませんか。「ファンなら何でもかんでも褒めるでしょ…」と思う方も多いと思いますが、本当に面白いのです。

1期生が演じる生徒11人が密室に閉じ込められた状態で始まり、毎話その密室から生徒が減っていく…というこれだけ聞いたら「レンタル店に1枚ぐらいしか入荷してなくていつ行っても借りられてない映画みたいだな」と思われてもおかしくないような設定です(失礼)。しかし毎話メンバーの会話劇がメインで話が進んでいき(回を重ねると回想や宮川一朗太さんも出てくるのですが)、彼女達に共通しているとある人物との関係が明らかになっていくのがまあまあありそうなストーリーですが、メンバーだけでやりとりが進められるという緊迫感や地上波深夜に流れているとは思えない美術の美しさ、そしてメンバーの持ち味を最大限活かす無駄なものは削ぎ落としつつ作品の世界観を損なわない演出など惹きつけられるものがあるのです。

と言ったように作品そのものにも恵まれたと思いますが(オチは賛否あれど)、ひらがなけやきメンバーの当時持っていた演技力を活かせる場であったこともあり、アイドルドラマとしてはかなり満足度の高い作品だったかと思います(余談ですがネトフリ資本ってすごいとこの時に思いました)。

作品のクオリティに惹かれたのと同時にメンバーの演技力について新しい発見があったりとひらがなけやきのこれまで知らなかった魅力を知ることにも繋がりました。特に影山優佳さん(以下影ちゃん)は物語において非常に重要な役どころを担っており、その役柄に負けない演技力で魅せられたのは昨日のことのように思い出します。勿論演技が光るメンバーは他にもいましたが、全話通して見た人の方からは印象に残った人物として必ず影ちゃんの名前が挙がるかと思います。密室から消えたメンバーにも過去の回想などで演技を見ることができ、密室のシーンとは違う表情が見れたりと様々な角度から楽しむことができ、ひらがなけやきがより好きになれるそんな作品であったと思います(終盤10話あたりからの密室シーンでの応酬は印象深い)。


次の投稿に続きます。

ここまでお読みいただいた皆様、ありがとうございました。

※4:MVや個人PVはカウントせず。残酷な観客達にも一応出演していたが、台詞はないに等しい(なんなら変顔してた覚えしかない)。

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